第85回 僕の好きな両国|Re:VISITED|隅田川テラスギャラリーを歩く㉙|都市は視線によって階層化される
隅田川テラスを歩いていると、
同じ風景でも、
見え方が変わることに気づく。
それは場所ではなく、
視線の違いによるものだ。。
歌川貞秀による
《墨堤奥女中花見之図》。
見る側の違い
この作品では、
花見の風景が
特定の立場から描かれている。
奥女中という存在。
それは、
都市の中でも限られた位置にいる人々だ。
同じ桜でも、
誰が見るかによって
意味は変わる。
都市の階層構造
都市は均一ではない。
そこには、
見えない境界がある。
立場。
身分。
役割。
それぞれが、
異なる都市を見ている。
この作品は、
その違いを静かに示している。
視線が都市を作る
都市は、
客観的に存在するものではない。
誰がどう見るかによって、
形が変わる。
同じ場所でも、
違う都市になる。
この認識は、
都市理解を一段深くする。

都市は一つではない
隅田川の桜は一つだ。
しかし、
その見え方は無数にある。
都市は、
複数の視線によって成立している。
そして、
次の一枚へ。
終わりは近づいているが、
都市の層はまだ残っている。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!
とても励みになります!
いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!