【自己紹介】まるさん🌸「作業療法士って、何をする人ですか?」🌱
こんにちは、まるさんです🌱
「作業療法士って、何をする人なんですか?」
こんな質問を受けることがあります。
作業療法士と言われても、リハビリの人よね?ぼんやりとしか分からない。
「理学療法士なら聞いたことあるけど…」
という方も少なくありません。
今日は、作業療法士について
出来るだけ分かりやすくお話ししてみます
作業療法士と理学療法士の違い🌱
まず、一番よく聞かれる質問です。
理学療法士も作業療法士も、どちらも同じリハビリの国家資格です。
病院では、
理学療法士(PT)は、腰や足など下半身。
起き上がる、座る、立つ、歩くなどの基本的な動作のリハビリ。
作業療法士(OT)は、肩や腕など上半身。
食べる、着替える、料理をするなどの生活のリハビリ。
このように役割を分けている病院が多くあります。
もちろん病院によって違いはありますが、私が病院で働いていた頃は、このような役割でした。
私は頚椎損傷や脳卒中で上肢に麻痺がある方や、肩・肘・手首の骨折の方をたくさん担当していました。
手の骨折をした方のために、一人ひとりの手の形に合わせたスプリント(手の装具)を作ることもよくありました。
プラスチックの板を温めて、切って、曲げて、その人だけの装具を作ります。

手首の骨折の患者さんを多く担当していたので、その経験をまとめてハンドセラピー学会で発表したこともあります…💦
「動くようにする」だけじゃない🌱
例えば脳梗塞で右手が動かなくなった方。
もちろん腕や手が動くようになるリハビリもします。
でも、それだけではありません。
・服を着る
・お箸を持つ
・字を書く
・歯を磨く
・料理をする
そんな「生活そのもの」の練習も、作業療法士の大切な仕事です。
必要であれば、
スプーンの持ち手を太く加工したり、
ボタンを留めやすくする「ボタンエイド」という道具を作ることもあります。

この他にも靴下を履けない方の「ソックスエイド」や、
遠くの物を取るための棒「リーチャー」など、様々な種類があります。
こういった道具を『自助具』といいます。
「これが出来ないけど、なんとかならないかな…」そんな相談の時には、
これまでにないオリジナルの自助具を作る事もあります。
まるさんはこういう時、何とか出来る様にして差し上げたい!とがぜん張り切っちゃいます🤭
「できない」を、
「できる様に整えていく」
それが作業療法士の仕事です🌱
家に帰るまでがお手伝い🌱
退院するときには、
「家で安全に生活できるかな?」
ということも考えます。
車椅子は必要かな。
ベッドの高さはどうだろう。
手すりはどこに付けたら使いやすいかな。
段差にはスロープが必要かな。
その人の家まで訪問して、生活しやすい環境を一緒に考えることもよくあります。
体だけではなく、
暮らし全体を見る。
それも作業療法士の大切な役割です。
ちなみにまるさんは、福祉用具プランナーという資格を持っているので、人より福祉用具に詳しいです。
車椅子一つ取っても、横幅や奥行き、タイヤの大きさなど様々です。
体の大きな方も小さな方もいます、
手を使って車椅子を動かしたい方もいれば、足を使って動かしたい方もいます。
車椅子によっては、肘掛けや足台、座面や背面の張り具合などを調節出来る物もあります。
福祉用具は、その方に合ったものを選ぶ事、そして、その方の体に合わせていく事も大切です。
訪問リハビリでは、もっと幅広い🌱
私が今働いている訪問リハビリでは、
理学療法士だからここまで。
作業療法士だからここまで。
そんな線引きはほとんどありません。
理学療法士も上肢をみるし、生活動作もやります。
作業療法士も下肢をみるし、歩く練習もします。
一緒に生活の工夫も考えます。
一人ひとり生活が違うからこそ、
病院以上に広い視野が必要になります。
「この人らしい生活」を守るために、
必要なことは何でも考える。
そんな仕事です。
工作もリハビリ?🌱
「え?工作?」
そう思った方もいるかもしれません。
実は作業療法士は、工作や手芸、絵を描くことなどもリハビリとして活用します。
例えば認知症の利用者さんと一緒に、季節のちぎり絵を作ることがあります。
認知症の方は好きな事、得意な事をする事で意欲が出たり、気分が落ち着いたりします。
なので作業療法士は、その方のお好きな事、得意な事を見つけるのも得意です😊
例えば、手作業が好きな認知症の方と、
夏だからスイカのちぎり絵をします。
完成した作品は額に入れて、お部屋に飾ります。
すると、
「あら、これ私が作ったんだわ。」
と笑顔になる方がたくさんいます。

作品を見るたびに楽しかった時間を思い出したり、作品から季節を感じたり。
認知症の方にはとても大切な時間になります。
利用者さんの生き生きした表情が引き出せた時は、いつもじ〜んとして涙が出てしまいます🥹
作業療法士は「何でも屋さん」🌱
作業療法士は、
生活動作だけではありません。
脳の障害による高次脳機能障害。
子どもの発達支援。
精神科でのリハビリ。
認知症のリハビリ。
福祉用具。
環境調整。
本当に幅広い分野で活躍しています。
だから私はよく、
「作業療法士は何でも屋さんだよ。」
と話します。
でも、
何でも屋さんと言っても、
何でもする人ではありません。
私が思う、作業療法士とは🌱
私は、
作業療法士とは、
「体・生活・環境・心を、まぁるく整える人」
だと思っています。
「この人は、何をしている時が一番笑顔になるんだろう。」
「この人らしく生きるために、一番大切なことは何だろう。」
その答えを、一緒に探していく仕事です。
作業療法士は、
「その人らしく生きる」を支える仕事です🌱
リハビリをしているというより、
人生のお手伝いをさせてもらっている。
そんな気持ちで、
今日も利用者さんの前に立っています。
だから
技術だけでは足りないと思っています。
人の気持ちに寄り添うには、
自分自身の心にも余裕が必要です。
豊かな心を持っている人ほど、
相手の小さな変化や笑顔に気付ける。
私はそう信じています。
だから今日も、
自分自身の心を大切にしながら、
利用者さん一人ひとりと向き合っています。
「その人らしく、生き生きと暮らせる毎日」を支える🌱
それが、私が20年以上続けてきた、
作業療法士という仕事です
この記事を読んで
「へぇ〜、こんな仕事なんだ」
と作業療法士の事を知っていただくきっかけになったら幸いです。
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コングラありがとうございます🌸




最後まで読んでくださり
ありがとうございました🌸
まるさん🌱
