パーキンソン病リハビリの新たな一手!脳への電気刺激と集中的リハビリの併用がもたらすQOLの長期的改善
文献情報
・タイトル:High-Intensity Alternating Current Stimulation as an Add-On to Multidisciplinary Intensive Rehabilitation for Parkinson's Disease: A Randomized Controlled Trial(パーキンソン病に対する多職種集中的リハビリテーションへの高強度経頭蓋交流電気刺激の追加:ランダム化比較試験)
・著者:Ting-ting Hou, Hong-yu Zhang, 他
・掲載誌・発行年:CNS Neuroscience & Therapeutics (2026年)
・引用元リンク:https://doi.org/10.1002/cns.70909
文献レビュー
はじめに
パーキンソン病の患者さんのリハビリテーションに関わる中で、
「身体の動きは少しずつ良くなってきたのに、ご本人の表情が晴れない」
「退院直後は調子が良かったのに、数ヶ月経つとまた活動量が落ちてしまう」
といったもどかしさを感じることはないでしょうか。
パーキンソン病は運動症状だけでなく、うつやアパシー(無気力)などの非運動症状が患者さんの生活の質(QOL)に大きく影響します。
今回ご紹介する文献は、最新のニューロモデュレーション技術である「高強度経頭蓋交流電気刺激(Hi-tACS)」と「多職種集中的リハビリテーション(MIRT)」を組み合わせることで、患者さんのQOL改善効果が長期的に持続したという非常に興味深い研究です。
日々の臨床をブレイクスルーするヒントになるかもしれません。ぜひ一緒に読み解いていきましょう。
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