自分を奮い立たせるときに触れる曲についてー大学受験編ー
部活動の大会や大学受験に就職活動、大事なコンペでのプレゼン…。世の中には力を発揮しなければならないイベントが数多く存在する。
ここぞというタイミングで自らを奮い立たせなければならない時、どのようにスイッチを入れるだろうか。
私の場合は心にストックしている作品がいくつかあり、頑張らねばならない期間は繰り返し聞いている。今回の記事では、そんな「私を奮い立たせる曲」について触れる。中でも今回は大学受験編だ。
筆者紹介ー森田麗実ー
元アナウンサー。2020年より富山県内のテレビ局に勤務。情報番組の司会やニュース番組のキャスターを担当するほか、原稿の執筆やカメラ撮影、映像編集など包括的に番組を支える。
学生時代
学生時代の大きな壁といえば、基本的には大学受験だったように思う。選定してみると、美しいピアノの旋律やまっすぐな歌詞に励まされていたように思う。
ぼよよん行進曲
まず、これは言わずもがなである。この曲は私の人生のテーマソングであり、すでに過去の記事で紹介している。
記事ではこの曲を大学受験期や就職活動で聴いていたと紹介している。
この記事では、同じく大学受験期によく聴いていた曲について紹介する。
負けんな!
高校生の時、WEAVER が好きで度々聴いていた。
WEAVERは高校の同級生たちで結成された3ピースのロックバンドで、ベース・ドラム・ピアノを演奏している。私は楽器が出来るわけではないのだが、幼い頃からピアノの旋律に慣れ親しんでいたこともあり、初めて聴いた時に衝撃を受けた。
出会いは、高校1年生の時だった。当時の私は進撃の巨人の1期が放送されてとてもハマっていた。ファンの方の様々な投稿をインターネットで漁るうちに、たどり着いたのが「イメージソング」という文化だった。キャラクターのイメージにぴったり合う既成曲を当てがうもので、WEAVERの『管制塔』が、ベルトルトのイメソンとして紹介されていたのだ。
それをきっかけにWEAVERにもハマり、青春の1ページを彩ってくれた。
中でも、ボーカルとピアノを務める杉本雄治氏の『負けんな!』は、大学受験の時によく聴いていた。歌詞は一つ一つの言葉に重みがあり、弱い自分を認めながらも他責せずに立ち向かうことの大切さを教えてくれた。
WEAVERはコロナ禍で解散し、現在はそれぞれの道に進んでいる。このうち、杉本氏はソロプロジェクト『ONCE』を立ち上げている。
私は社会人になってからしばらく離れていたが、この記事を書いたことをきっかけに彼らのことを思い出したので、これから『ONCE』のことも追いかけてみようと思う。
Wildthing's Arm
架空の映画のサントラのつもりで作曲。
その外見から人々に忌み嫌われ、街を追いやられることになった心優しき怪物は、自分の出生をけして呪うことなく、人里離れた山奥の湖へと帰ってゆく。街で偶然手に入れた片方だけのピンクのニットの手袋をし、道ばたで拾ったボールペンのキャップを握りしめ、さざ波一つない、月と星空をくっきりと映し出した鏡のような湖面から、ゆっくり、ゆっくりと湖の最深部へと帰っていく。彼の表情からは、感情らしきものは何ひとつ読み取ることはできなかった。
Wildthing's Armは、Schroeder-Headz(シュローダーヘッズ)の楽曲である。彼らはインストバンドであり、歌詞の無い曲を数多く手がけている。
私は高校生の頃に現代邦楽ジャズというジャンルに傾倒していた。当時の私にはサブスクで音楽を聴くという文化はなく、TSUTAYAに通い詰める日々だった。横浜の店舗の小さなモニターで紹介されていたのが彼らの『Synesthesia』(シナスタジア)というアルバムだった。
上記の動画がアルバムの代表曲だ。聴いた途端に心を奪われた。
シナスタジアというのは、日本語にすると「共感覚」という意味で文字に色を感じたり、形に味を感じたりなど一つの刺激から別の感覚のものを想起することを指す。このアルバムの曲は耳にしたときに、歌詞が無いにも関わらず、映像が頭の中に飛び込んでくるようで衝撃を受けた。
中でも受験期に繰り返し聞いていたのが、Wildthing's Armである。先に紹介したコンセプトの曲だ。美しい旋律とそこはかとないもの悲しさ。受験期であり、10代で繊細な感性だった自分を重ね合わせるにはぴったりの曲だった。人知れず努力する自分を、この曲の主人公である怪物に準えて勉強に励んだものだった。
YouTubeでは公式の動画は確認できなかったが、Amazon Prime のサブスクに入っている方は下記から聴いてみてほしい。
受験の終わりに
私は今回紹介した曲を繰り返し聞いて、大学受験を乗り越え、無事に行きたかった大学に通えることになった。最後に紹介するのは、大学受験後の春休みに聴いていたSchroeder-Headzの曲である。春の温かさをイメージしながら作られた曲で、希望に満ち溢れた自分の生活を盛り上げるのにぴったりの曲だった。今の時期にもぴったりの1曲だ。
まとめ
今回は挑戦するときに聴いていた曲を紹介した。当初は音楽・映画・書籍から1作ずつ紹介しようとしていたが、思いのほか話が膨らんだので曲だけで1本書いた。更に社会人と学生時代で聴いている曲の方向性が大幅に異なったため、かなり絞ったテーマになってしまった。映画やミュージカルの話はまたどこかでできれば嬉しい。それまでの間、フォローしてお待ちいただければと思う。
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