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【続】小2娘、ギバーorテイカー?担任の先生から電話がキタ編

前回の記事がこちらです。
みんなで作るはずのプレゼント絵本のほぼ全部を任された小2娘の話。

土曜日の朝、習い事のスイミングの帰りに文房具屋さんへ寄った。

娘は前々から新しい色鉛筆を欲しがっていた。


小さい頃から使っているもの、幼稚園で使っていたもの、頂きものなど、それぞれの足りない色をそれぞれで補いながら使うことで事足りていたため、「まだいいんじゃない?」と今あるものを大事に使ってね、と伝えていた。

だがしかし、今日は新しい色鉛筆を買ってあげたい。

「〇〇ちゃんからの宿題」なのかもしれないけれど、自分から楽しそうだと思ってやってみたくなったのかもしれないし、誰もやらないなら自分がやろうと引き受けたのかもしれないし、本当は面倒くさいのかもしれないし。


だから、今日は新しい色鉛筆を買ってあげたい。娘には何も言わず、
「欲しいって言ってたから買ってこうか」と文房具屋さんへ入る。きっと娘は母親からのちょっとしたエールであることに気づくとは思うけれど、娘も何も言わずにただただぴょんぴょんと喜んでいる。

目を輝かせながらたくさんの種類の色鉛筆セットを吟味し、これからの相棒を慎重に選びぬき、大切そうに持っている。


ふっと娘がこう言った。

「宿題の絵本だけど、1ページ目の色と変わっちゃうから色は塗らなくていいかなって思ってる。きっと〇〇ちゃんも塗りたいと思うし」

ほうほう、そうなのね、と聞きながら、じゃあ絵だけ描くの?と聞いてみる。すると

「⬜︎⬜︎ちゃんがきつねとかたぬきとか勝手に言ってただけで、わたし、わかんない」


母親的に翻訳すると「〇〇ちゃんがやればいいし、⬜︎⬜︎ちゃんがやればいいし。わたしはやらなくていい、やりたくない」かな。

それでも新しい色鉛筆は買っていくよ。あなたがみんなのために引き受けたことは事実だし、素晴らしいことだから。帰ったら一緒にやってみよう!


わかるわかる!ほんとみんなずるいよね、と言ってあげたかった。
それか、やるって言ったんだから頑張りな!ってお尻を叩く昭和母ちゃんになってしまいそうだった。


どっちの言葉も飲み込んで、まだまだ娘の本音を探りたい。

まだまだわたしには娘の本心がわからない。


午前11時から開始。
お昼ご飯や途中休憩を挟みながら午後18時には絵本が完成した。


なんだかんだ言いながらも、絵を描くのも、色を塗るのも、文章を書くのも、ストーリーを考えるのも全てやり遂げた。


そして娘は「楽しかった」と言った。

夕食はリクエストの手巻き寿司パーティーと、デザートにわたしが勝手に買ってきたハーゲンダッツ。たまたま特売だっただけよ、って。

大好きなコナンくんとドラえもんをTVerで探し出して寝転がりながら観る。

いつもの土曜日だ。
いつもの光景だ。

けれどもいつもよりずっとずっと疲れたことだろう。
本当によく頑張ったなと思う。


楽しそうだと引き受けたのもの本当
面倒くさいと思ったのも本当
先生に喜んでもらいたいのも本当
疲れて途中で辞めたくなったのも本当
夢中になって取り組んだのも本当


気持ちは変わったっていい、全てがあなたの本当の気持ち。


「さっきああ言ってたでしょ」って言われながら育って、自分でもわからない自分の気持ちを貫かなければいけなかったわたしの幼少期が思い出される。

わたしがお母さんにかけて欲しかった言葉を見つけたような気がした。

そして娘の前にはギバーへと続く道がうっすら引かれたような引かれていないような。次はどんなことが待っているのかな。


と、ここでめでたし、めでたし♪のはずだった。
終わったはずだったのに。


月曜日に娘が持って帰ってきた絵本には、新たに空白のページが挟み込まれていた。

土曜日の段階で、ほぼ完成させ、仕上げはみんなでやると聞いていたのに。休みの間にそれぞれやってきたものを合わせるのだとも言っていたのに。

だがしかし、持ち帰ってきたものは土曜日娘が仕上げた状態のままで他の子の文章や絵が追加された形跡はまるでないのに、空白のページだけが増えている。

娘が言うには

「みんな忙しいから誰もやってこれなかったって」
「休み時間に話し合って、もう少し付け足そうってなったからもってきた」

とのこと。ズコーっと吉本新喜劇ばりにずっこけられれば良いのだが、そこまで寛大な心はわたしにはなかった。胸くそが悪いってばよお!

えっと、このnoteを読んでいる方の心が心配になってきました。そう、ちょっとしんどいです。思いがけず胸がぎゅうっとなります。ハッピーエンドにしたいのに!今だけなのでもう暫くお付き合いください。

笑わねば。小2女子のこんなやりとりはきっと普通で、そこに悪意なんてないはずだ。

冷静になれ、ふなこ。母親としてどかっと構えるのだ。なんとかなるって、大したことじゃないよって、言ってあげよう。いや、そんな適当な声がけじゃだめか。

娘の本心はなんだろう。娘が1番しんどいのではないか。

必死に落ち着きはらっていたのに、つい聞いてしまった。

「どうして娘ちゃんがもってきたの?」

「〇〇ちゃんにやってきてって言われた」


ダトオモッタヨ!!!

これは学校に電話のやつなのだろうか、と胸がざわついた。いや、これくらいで?になってしまうのだろうか。子ども同士のことならばよくあることで、親がそこまで気にすることではないのだろうか。

と言っておきながら、わたしは念の為月曜日の連絡帳に担任の先生宛に手紙を忍ばせておいていた。ざっくりとこんな感じで。

プレゼント用の絵本作成をお友だちから宿題で出されたようです
本人がやる気満々だったので楽しんで作成しました
土曜日の半日を費やしたので、声がけしてあげて欲しいです
貴重な経験になりました!感謝しております


これが功を奏し、学校に電話するかどうか、していい?「してほしくない」みたいな問答の最中に学校から電話がかかってきた。


可愛い新米の先生が電話口で言葉を選びながら話してくれた。


手紙を見た後にすぐ絵本を見させてもらったこと
娘ちゃんのことをものすごく褒めたこと
〇〇ちゃんはみんなに対して強めな傾向があること
プレゼントはやりたい人がやる感じなので把握しきれていなかったこと
今日は完成までみんなで頑張ろうねと声がけしたこと
締切は必ずしも火曜日でなくとも大丈夫だということ
絶対に無理のないように!(これを何度も強調してくださった!)


と、この電話の間に娘はしれっと準備をして絵本の作成に取り掛かっており、電話が終わった後に「終わらなくてもいいってよ」と言ってあげると

「いえーい!」と言いながらもまだ夢中に絵を描いていた。


もういいか。わたしが介入する必要はないんだってばよ!休み時間を使ってみんなでいい感じに仕上げてくれ!


と、現在火曜日の夜。

まだ絵本は昨日と同じ状態のまま、産休でしばらくいなくなってしまう先生のお別れ会は無事に終了したようで、「金曜日までに終わればいいんだって」と言いながらも、触れられることのないその絵本は先生の手に渡らぬままこのまま娘の連絡袋にずっと居座っていそうな気がしないでもない。

が、もうわたしには関係のないことなのだ!


この一件の中で、娘は誰のことも悪く言わなかった。
(文房具屋さんでの発言は多少あやしいけれど)

親であるわたしたちのほうがよっぽど心が狭かった。
というかいじめとかじゃないよな!?という心配も多少あった。


嫌なら断ってもいいんだよ
そして
自分を利用しようとしている人からは離れるんだよ

と旦那さん。
小2の娘にはまだ「利用しようと」がわからないようだったけれど、それならそれでいい。
まだわからなくてもいいのかもしれない。

何があっても味方だから
今ならまだこうやってギリギリのラインで守ってあげられるよ
そして、 
いい人は報われなくっちゃ(色鉛筆とか手巻き寿司パーティーとかハーゲンダッツとか!)


とわたしから。


最後に

小2でもギバーだったり、テイカーだったりが存在している社会なんだなぁ


ふなこ


ちょっとこれまでとは違うテイストの前回記事にもいつものフォロワーさんからの「スキ」があり、ほっと胸を撫で下ろしました。
気持ちの良い内容ではないにも関わらず、読んでくださりありがとうございました。

今回はアンサー記事のつもりが
「こんなことがありました!(ちょっとしんどかったです……)」というただの子育て日記になってしまってお恥ずかしいのですが、書かずにはいられず。
しんどいことはnoteのネタにして浄化!ということもnoteで学ばせていただき、心は平穏に保たれております。感謝です!

今回も読んでいただきありがとうござました!

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