鹿の子餅 不破福寿堂 富山市 和菓子なスクチャイ032 2025.07.06
和菓子なスクチャイ032 富山 > 富山市
※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
鹿の子餅 不破福寿堂 富山市
越中銘菓の「鹿の子餅」(かのこもち)は富山市の不破福寿堂(ふわふくじゅどう)が作る求肥系のフワフワ系お菓子だ。不破(ふわ)だからフワフワ?
かつて雑誌か何かの写真でこのお菓子を見た時、「これや!これでんがな!」と思った。吾輩はフワフワ系に目がないのだ。姿を見ただけでこのお菓子が吾輩一番のお気に入りになる可能性がある、と決めつけた。
その後月日が経ったがこの度ようやく富山駅構内の「とやマルシェ」の中の銘菓売り場で購入することができた。6個入り税込951円。
そしていよいよ解体ショーだ。(≧∇≦)











求肥なので弾力のあるフワフワ系だった。
ちょっと誤解していて、写真のイメージからフワフワな落雁系(干菓子系)と勝手に勘違いしていたのだ。
つまり、サクッではなく、ムニュ〜だったのだ。
フンニュ〜かもしれない。ブニュ〜、モヨ〜ン、ポニョ〜ん、ボヨヨヨ〜ンかもしれない。
こんなものよく立方体に切ったねぇ〜が最初の感想だった。
枠組みが入ってるが、取り出しても立方体を保つのだ。ボヨ〜ンとしているが、スライムのように形を崩すことがないところが有名菓子の凛々しいところだ。自立するのだ。独立するのだ。誰かに依存してもたれかかるでもなく。
フニャフニャながら重力に耐え凛々しく屹立する立方体のお菓子だ。
断面を見たくて入刀したが、ナイフにくっついて難儀した。そもそも切る必要がないお菓子だ。いちいち切るな!と凛々しく怒られたような気がした。まぁ断面が見たかっただけなのさ。好奇心っちゅーやっちゃね。(≧∇≦)
切った後も、どうにか蘇生して膨らんで立ち上がった。ここらあたりも凛々しいお菓子だ。
食感は見ただけで想像できると思うが、粘りが強いマシュマロのようで、大粒の金時豆が固形分としての存在を表していた。
フワ〜リ、フンニュ〜、ボヨヨヨ〜ンの中に柔らかめの大粒甘納豆が入っている感じだ。
うまい!
しかし、吾輩的にはサクッと齧れる軽いお菓子をイメージしていただけに、贅沢にもちょっと不満なのであった。
そういえばフンニュ〜系は最近美味しいのを食べたぞ、と思い出した。
以前紹介した山形鶴岡温海(あつみ)温泉の元禄餅だ。あちらの方がもっと古典的で庶民的なような気がした。よってガバガバ食べても罪を感じることはなかった。
こちら不破の餅は殿様に献上するような外見なので畏れ入るのだった。
不破(ふわ)だからフワフワだ。
石破でなくて良かったね。(≧∇≦)
(おわり)
