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「受け取ることが苦手なあなたへ」最初のお返しが、受け取ることだった

これまで、たくさんの方に
助けてもらってきました。

だから、
「いつか何かお返ししたい」
と思う方が、たくさんいます。

でも最近、
「返したい」と「返さなきゃ」は、
同じじゃないんだと気づきました。

私には、お返ししたい方がたくさんいる

瞑想の先生。
学ぶ機会をくださった方。
そのときどきで、
手を差し伸べてくれた方々。
今はもう、
ご縁がなくなった方もいます。

それでも、
「あの方がいてくれたから、今の私がいる」
と思える方が、たくさんいます。

だから私は、
「何かの形で、必ずお返ししたい」
と思うんです。

それは、ずっと変わっていません。


旦那にも、返したかった

離婚した旦那も、
私にとってはそういう相手でした。

当時の私は、
田舎の中で孤立していて、どん底にいました。

そんな私の唯一の味方になって、
理解してくれたのが旦那でした。

だから私は、
「今度は私が、この人に返さなきゃ」
と強く思っていたんです。

助けてもらったんだから、
今度は私が支えなきゃ。

そんな気持ちがありました。

そして、
それは昨日書いた料理の話にもつながっていました。

「妻なら、ご飯を作るもの」
という思いと、

「この人には、私が返さなきゃ」
という思い。

いつの間にか、この二つが重なって、
「私がやらなきゃ」
になっていたんです。


「返したい」が「返さなきゃ」に変わるとき

今振り返ると、
「ありがとう」と思う気持ちは、
純粋なものでした。

むしろ、大切な気持ちでした。

でも、
「返したい」だったものが、

いつの間にか
「返さなきゃ」になっていた。

すると、返せない自分が苦しくなる。

もっと頑張らなきゃ。
ちゃんとしなきゃ。
私も何かしなきゃ。

感謝から生まれたはずの気持ちが、
いつの間にか自分を追い込むものになっていました。


返す前に、まず受け取る

そして今、
振り返って思うことがあります。

大事だったのは、

お返しすることより、
まず心から受け取ることだったんじゃないか。

「ありがとう」と言いながら、
「何を返そう?」と考えるのではなく、

ただ、

「嬉しい」
「ありがたい」
「助かった」

と、その人からもらったものを、
そのまま受け取る。

それが、
相手に対する一番のお礼であり、
お返しだったのかもしれません。

せっかく差し出してくれたものを、
「返さなきゃ」
と焦ってしまったら、

その人がくれたものを、
十分に受け取れていなかったのかもしれない。

だから今は、
返すことより、まず受け取る。
そんなふうに思っています。


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