バッテリー交換、3,000円の自己修理と1万円台の修理店。あなたならどっちを選ぶ?「自分でやる・プロに頼む」の判断基準
iPhone SE / 11 / 12 / 13 ユーザー必見。ドライバーを握る前に知っておきたい「4つの壁と本当のコスト」
バッテリー交換で迷っているあなたへ

「朝100%だったのに、夕方にはもうバッテリーが切れそう……」
「でも、正規店や修理店に持っていくとそれなりのお金がかかるし、予約や持ち込みの手間もある……」
iPhone SE(第2・第3世代)やiPhone 11、12、13など、今も活躍している機種を使っている方なら、一度はこんな悩みにぶつかったことがあるのではないでしょうか。
そんなとき、ネットで検索してみると、魅力的な選択肢が目に入ります。
「自分で交換できるバッテリーキット:工具付きで3,000円前後」
「動画サイト:自分でできた!バッテリー交換手順」
「3,000円くらいで直せるなら、自分でやった方がお得じゃないか?」
そう思って、交換キットを注文しようとしている方もいるかもしれません。
実際、DIYという選択肢そのものが悪いわけではありません。
では、
「自分でやる」のと「プロに頼む」のでは、どちらが自分に合っているのでしょうか?
今回は、そこを一緒に考えてみたいと思います。
元教員の修理士として、正直にお伝えしたいこと
こんにちは。横浜市でスマホやパソコンの出張サポートを行っている「町の御用聞き てくてく Fix & More」の古谷です。
私は元小学校教員で、現在はスマホの相談や修理などをしています。
最初にお伝えしておきたいのは、私は「自分で修理に挑戦すること(DIY)」を止めるつもりも、否定するつもりもないということです。
機械の仕組みに興味を持ち、自分の手で直して大切に使う。
これは、とても素晴らしいことだと思います。
うまく交換できたときの達成感も、自分でやったからこそ味わえるものです。
実は、我が家の小学1年生の双子は工作が本当に好きですぐに段ボールなど工作に使えそうなら持って行っては自分で作ろうと必死にやっています。
工作でも着替えでも、危なくない範囲なら、多少不格好になっても失敗も含めて見守るようにしています。
そんな毎日のやり取りは、以前YouTube(@taketwins4119)にも少し残していました。
今は更新をお休みしていますが、興味のある方はのぞいてみてください。
ただ一方で、
「3,000円くらいだから、とりあえず自分でやってみよう」
と、値段だけで判断してしまうと、思わぬ落とし穴にはまることがあります。
動画サイトなどの解説では、手慣れた人がスムーズに作業している場面を見ることができます。
でも、そこには、
画面を開けるときの力加減
部品を傷つけないための注意
失敗したときのリカバリー
作業に必要な時間
失敗した場合に発生する費用
など、画面だけでは分かりにくい部分もあります。

私が大切にしている「教員としての哲学」
私は小学校の教員をしていた頃から、
「答えを教えることだけが、先生の仕事ではない」
と思っていました。
大切なのは、目の前の人が状況を理解して、自分で考えて、自分にとって納得できる答えを選べるようになること。
スマホのトラブルについても、私は同じだと思っています。
「これはこうしてください」
と答えを押し付けるのではなく、
「こういう方法があります」
「それぞれ、こういうメリットとデメリットがあります」
と材料を並べる。
そして最後は、その人自身に選んでもらう。
それがどんなことでも大切だと考えています。
この記事は、
「絶対に自分でやるな」
と脅すためのものではありません。
もちろん、
「全部私に任せてください」
と営業するための記事でもありません。
現役の修理士として、
「自分でやる道(DIY)」と「プロに頼む道」
それぞれのメリット・デメリットや、見落としがちなコストをテーブルの上に並べます。
その上で、
「自分だったらどちらを選ぶだろう?」
と考えてもらう。
それがこの記事の目的です。
「3,000円 vs 1万円台」という金額だけではなく、
3,000円 + まとまった時間 + 技術 + 失敗リスク
と、
修理代 + プロに任せる安心 + 自分の自由な時間
を比べてみる。

つまり、
「本当のトータルコスト」
を考えてみよう、ということです。
ドライバーを握る前に、ぜひこの先の「4つの壁」と「判断チェック」を読んでみてください。
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