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メンタルが弱っているときは気力の量でキャリアサービスを選ぼう

仕事のことを考えると胃が重くなる。朝の身支度に一時間かかる。その状態で転職サイトを開いても、求人の文字が頭を素通りしていきます。

弱っているときの相談先選びは、元気なときと基準が変わります。求人の数や年収の高さではなく、いま自分にどれだけ気力が残っているかで決めたほうが、途中で止まりません。

ここでは19のサービスを、気力の残り方ごとに四つの段階へ分けて並べます。


相談先が合わないのは、気力の量を見ないまま選んでいるからです

転職の情報は、たいてい元気な人に向けて書かれています。求人が何万件あるか、年収がいくら上がるか、知名度が高いか。どれも「自分で調べて、自分で応募できる」ことが前提です。

ところが心が消耗しているときは、その前提が崩れています。登録画面の職務経歴欄で手が止まる。返信の下書きを三日寝かせてしまう。やる気がないのではなく、判断に使う体力そのものが減っています。

だから選ぶ基準は「どこまで自分でやらずに済むか」になります。手続きごと代わってくれる窓口から、話を聞くだけの窓口、誰とも話さずに求人だけ眺められる場所まで、幅は思っているより広いです。ここで無理に高い段を選ぶと、登録したまま何もできずに自分を責める時間が増えます。

もうひとつ、最初に伝えておきたいことがあります。相談先は一社に絞らないでください。求人は会社ごとに抱えているものが違いますし、担当者は会社側が割り振るので、自分に合う人かどうかは会う前には分かりません。一社の提示だけでは、それが妥当なのかを比べる材料が手元に残りません。二社に登録しておくと、片方で話が止まったときに次の予定が消えずに済みます。

どこから手をつけるか決めかねているなら、入口がいちばん広いところから話してみるのが早いです。

◆ 第二新卒エージェントneo
運営:株式会社ネオキャリア
対象:主に18〜28歳の第二新卒・既卒・フリーター
料金:無料

第二新卒エージェントneoは、20代の若年層に特化した転職エージェントです。第二新卒だけでなく既卒やフリーターも対象で、社会人経験の有無を問わずに登録できます。今の職場を数か月で離れた人も、働いていない期間がある人も、まず入口で弾かれることがありません。

紹介する企業は、担当者が実際に訪問して見てきた会社に限られています。求人票の文字だけでは分からない職場の空気や人の入れ替わり方まで踏まえて出してくれるので、また合わない場所に行くのが怖い人はここから覗いてみてください。累計22,500人以上を支援してきた蓄積があり、面接のあとには結果だけでなくフィードバックも返ってきます。

落ちた理由が分からないまま次に進むのは、弱っているときにはかなり削られるものです。どこが伝わらなかったのかを言葉にしてもらえるだけで、次の面接の緊張がひとつ減ります。まだ辞めると決めていない段階でも、話を聞くところから使ってかまいません。


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気力の量は四つの段階で見ていきます

ここから先は、四つの段階に分けて紹介します。診断ではないので、当てはまるものが二つあってもかまいません。

段階1:出社そのものが体で止まっている
玄関で足が動かない。上司の名前が画面に出ると動悸がする。辞めると言い出す場面を想像するだけで息が浅くなる。

段階2:辞めるか続けるかが自分で決まらない
限界だという気持ちと、逃げているだけかもしれないという気持ちが同居している。求人を見ても決まらず、見るのをやめても落ち着かない。

段階3:やり直したいが経歴に自信がない
短期離職や空白期間、正社員経験のなさが引っかかっている。面接でそこを責められる想像が先に立つ。

段階4:働くこと自体は続けられるが、この場所から出たい
職種や環境を変えれば立て直せそうだという感覚がある。動く体力は残っている。

このどれにも入らず「まだ人と話したくない」という人のための入口も、後ろに用意しました。

それぞれの中身はこのあと順に書きますが、先に行き先だけ置いておきます。サービス名の部分がそのまま公式サイトの入口になっているので、読む余力が残っていない日はここから直接どうぞ。

◆ 段階1|出社そのものが体で止まっている
退職代行Jobs弁護士法人ガイア法律事務所

◆ 段階2|辞めるか続けるかが自分で決まらない
POSIWILL CAREERキャリート

◆ 段階3|やり直したいが経歴に自信がない
就職カレッジUZUZ

◆ 段階4|この場所から出たいが働くことは続けられる
Pivotal Career20代の転職相談所

◆ 経験を足してから動きたい
Wannabeアカデミー

◆ まだ誰とも話したくない
リクナビNEXT

ここに出したのは各段階の本命だけです。合わないと感じたときの二つ目、三つ目は、それぞれの章に書いてあります。

出社そのものが止まっている人の相談先2つ

段階1にいる人に「まず上司に相談を」と言っても届きません。声を出す場面を想像しただけで体が固まるなら、そこは他人に代わってもらっていい場所です。これは甘えではなく、体が先に限界を知らせているサインだと考えてください。

退職代行は、本人の代わりに退職の意思を勤務先へ伝えるサービスです。ここは一社に決めて使うところなので、二社に同時に頼む必要はありません。金額と、任せられる交渉の範囲を見て、どちらか一方を選んでください。

◆ 退職代行Jobs
運営:株式会社アレス(大阪市)
対象:退職を切り出せない・即日で離れたい人
料金:27,000円(税込)

退職代行Jobsは、顧問弁護士が監修し、合同労働組合ユニオンジャパンと連携している退職代行です。労働組合と連携しているため、伝えるだけでなく退職条件の交渉まで踏み込めます。有給を残したまま辞めることになりそうな場合や、退職日をいつにするかで揉めそうな場合に、本人が矢面に立たずに済みます。

全国どこからでも依頼でき、料金は27,000円(税込)で分かりやすい設定です。連絡した翌日から出社しない形も取れるので、明日の朝が怖くて眠れないなら今日のうちに問い合わせてください。

荷物や制服の返却、離職票の受け取りといった事務も、直接顔を合わせずに進められます。辞めたあとの手続きが分からず不安な人は、そこも含めて聞いておくと気が楽になります。


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◆ 弁護士法人ガイア法律事務所|退職代行
運営:弁護士法人ガイア総合法律事務所
対象:法的なトラブルを抱えている・確実に辞めたい人
料金:基本55,000円(意思通知のみ25,300円)+有給取得・残業代請求は成功報酬20%

ガイアの退職代行は、弁護士が直接窓口になって対応します。未払いの給与や残業代の請求、有給の消化まで踏み込んで交渉できるので、辞めるだけでなく取り返したいものがあるなら相談してみてください。

公務員や自衛隊員、会社役員、SESの業務委託といった、一般の退職代行では断られやすい立場にも対応しています。契約の形が特殊で「自分は使えないだろう」と諦めていた人こそ、まず聞いてみてください。

相談は面談不要で、電話やLINEから無料でできます。依頼後のアフターフォローに期限がないので、辞めたあとに元の職場から連絡が来た場合も投げ出されません。金額は退職代行Jobsより上がりますが、交渉を含めて丸ごと預けたい場合はこちらが確実です。


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辞めるか続けるかが決まらない人の相談先3つ

段階2は、いちばん長引きやすいところです。求人を見ると気持ちが逃げ、見るのをやめると焦る。この往復を一人で続けていると、決められない自分を責める材料だけが増えていきます。

ここで向くのは、転職を前提にしない相談です。求人を出さない代わりに、何が嫌で何なら耐えられるのかを時間をかけて言葉にしていきます。転職エージェントが求人を挟んで話すのに対して、こちらは求人を挟まないぶん「辞めない」という結論も普通に出てきます。三つとも有料なので、金額を見てから決めてください。

◆ POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)
運営:ポジウィル株式会社
対象:キャリアの軸や生き方を見つめ直したい20〜30代
料金:有料(最安のキャリアデザインプランで税込437,800円〜)

POSIWILL CAREERは、転職を前提としないキャリアコーチングの代表格です。求人を紹介しない立場をはっきり取っているので、「今の会社に残る」という結論でも止められません。辞めることが正解だと決めつけられたくないなら、この距離感を試してみてください。

プログラムには大学教授や臨床心理士が監修したワークと診断ツールが組み込まれています。自分の言葉で説明できないもやもやを、質問に答える形で外に出していけるので、感情を整理するのが苦手な人でも進めるはずです。これまでに約3万人以上の相談実績があり、顧客満足度は92%と公表されています。

初回のカウンセリングは45分・オンラインで無料です。有料プランに進むかどうかはそのあとで決められるので、まず現状を人に聞いてもらう場として使えます。金額は決して安くないので、そこを含めて初回で確かめてください。


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◆ キャリート(careet)
運営:株式会社ルメス
対象:20〜30代(21歳以下・40歳以上は対象外)
料金:有料(キャリアデザイン294,000円/転職サポート418,000円/フルサポート528,000円・すべて税込)

キャリートは、HSPと呼ばれる繊細な気質へのサポート実績が豊富なキャリアコーチングです。人の機嫌に反応してしまう、刺激の多い職場で消耗する、といった話を前提から説明せずに済むのは、それだけで負担が減ります。短期離職や転職回数が多い人の支援も、長く扱ってきた分野です。

コーチは25名以上が在籍し、全員が国家資格のキャリアコンサルタント、またはプロコーチの認定資格を持っています。資格保有率は100%と公表されていて、担当によって当たり外れが出にくい体制です。累計の相談者は1万名以上、顧客満足度は93%、コーチ対応推奨度は91%。

無料相談は最長60分・ZOOMで受けられます。初回セッション後には全額返金保証があるので、合わなかったときの逃げ道が用意されています。料金は第三者のメディアで違う金額が出回っているので、必ず公式サイトの記載で確認してください。


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◆ キャリパト
運営:株式会社Your Patronum
対象:転職を迷っている人、いまの職場でキャリアを立て直したい人
料金:有料(キャリア戦略設計プログラム税込33万円/キャリア戦略実践プログラム税込27.5万円。入会金は別途税込55,000円)

キャリパトが掲げているのは「選択できる自分になる」という状態です。過去の経験をいったん分解して、ラベルを貼り直すところから始めます。何が得意かと聞かれても答えられない、という人のための組み立て方になっています。

プログラムは二つあり、どちらもサポート期間は90日間。キャリア戦略設計は方針を決めるところまで、キャリア戦略実践は決めた方針で実際に動くところまでを扱います。転職する人だけが対象ではなく、いまの職場で立て直したい人も入っています。

金額は小さくないので、いきなり申し込む必要はありません。「話を聞いてみる」という無料の面談が用意されているので、合わないと感じたらそこで引き返せます。


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この段階向けには、ほかにZaPASSコーチングキャリアMichinori for careerもあります。前者はコーチを二百名ほどのなかから自分で選べる形、後者は求人を持ちながら「転職しない」提案もするエージェントです。上の三つがどれも違うと感じたら、そちらの記事も開いてみてください。

経歴に自信がないままやり直したい人の相談先5つ

段階3で引っかかるのは、たいてい過去のほうです。半年で辞めた、働いていない時期がある、正社員として働いたことがない。そこを最初に説明させられるのが嫌で、登録画面のまま止まっている人は多いです。

ここで挙げる5つは、いずれも経歴の薄さを前提にして組み立てられています。説明の仕方を一緒に考えるところから始まるので、答えを用意してから行く必要はありません。

◆ UZUZ(ウズウズ)
運営:株式会社UZUZ
対象:経歴に不安のある20代(既卒・第二新卒・フリーター・新卒)
料金:無料

UZUZは、カウンセラーの9割が既卒や第二新卒として就職した経験を持っています。うまくいかなかった時期の話を、経験のない人に説明する気まずさがありません。ここが合うかどうかで、初回面談の重さがかなり変わります。

一人あたりのサポート時間は平均20時間と、他社と比べてかなり長く取られています。時間をかけて聞いてもらえる代わりに、進むペースはゆっくりです。急いで決めたくない人には、この遅さが助けになります。

労働環境に問題のある企業を紹介しない方針を取っていて、入社後6ヶ月の定着率は93%と公表されています。一度合わない場所で消耗した人が、同じことを繰り返さないための備えとしては心強い数字です。


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◆ 就職カレッジ(JAIC/ジェイック)
運営:株式会社ジェイック(東証・名証上場)
対象:18〜35歳中心の正社員未経験層
料金:無料

就職カレッジは、研修と面接会を組み合わせた形が特徴です。1日8時間×5日間の就職支援講座を無料で受けたあと、書類選考なしで最大20社と面接できます。履歴書で落とされ続けて自信をなくしている人には、この入口が現実的です。

支援実績は39,392名で、参加者の76.5%が正社員未経験からのスタートです。入社後の定着率は92.1%、相談満足度は90%と公表されています。厚生労働省の「職業紹介優良事業者」にも認定されていて、全国約29,000社のうち45社という枠に入っています。最短で約2週間、求人は営業が約6割、技術系が約2割、販売・事務が約2割です。

ただし、向かない人もはっきりしています。集団で行動するのが苦手な人、自分のペースで静かに進めたい人、事務職や専門職を狙っている人には合いにくい形です。人が多い場所で消耗するタイプなら、この章の他の4つを先に見てください。


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◆ ハタラクティブ
運営:レバレジーズ株式会社
対象:社会人経験が浅い、または経験のない20代
料金:無料

ハタラクティブは、累計18万人を支援してきた20代向けのエージェントです。扱う求人の約8割が未経験を歓迎する枠で、内定率は80.4%と公表されています。経歴で足切りされる場面が少ないので、応募の段階で消耗しにくい設計です。

内定先の86.5%が大企業という数字も出ています。未経験からの就職というと小さな会社ばかりを想像しがちですが、実際には規模の大きい企業の未経験枠が動いています。

最短2週間で内定が出るケースもあり、進み方は早めです。急ぐつもりがない人は、その旨を最初に伝えておくとペースを合わせてもらえます。


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◆ タネックス(Tanex)
運営:株式会社ミライユ
対象:10代・20代・第二新卒(学歴・職歴は問わない)
料金:無料

タネックスは、学歴も職歴も条件にしないところから始まります。高卒や中退、アルバイトしか経験がないという状態でも入口で止まりません。年齢の下限が10代まで開いているのも、他ではあまり見ない形です。

扱う求人の約90%が非公開で、検索では出てこないものが中心です。「やる気」や「人柄」を見て採る企業とつながっているため、書類の見栄えで判断されにくくなります。

最短1週間で決まるケースもあります。ただ、早さは目的ではないので、まだ迷っている段階なら急がされないよう最初に言っておいてください。


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◆ OwenCareer(応援キャリア)
運営:Owen株式会社
対象:20代未経験、やりたいことが決まっていない層
料金:無料

OwenCareerは、相談に来る人の9割が職歴なし、あるいは方向が決まっていない状態です。「何がしたいか分かりません」から始めても、そこが普通の入口として扱われます。やりたいことを聞かれるのが苦しくて相談をためらっているなら、ここから入ってみてください。

紹介する求人は、離職率の低さ、福利厚生、残業の少なさ、休日、評価制度の明確さといった基準を満たしたものに絞られています。合わない場所で心を削った経験があるなら、この選別の有無は大きい違いです。

月に約1,000件の相談を受けていて、累計では1万人以上が利用しています。まず話す相手が欲しい、という使い方でも問題ありません。


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環境や職種を変えて立て直したい人の相談先6つ

段階4は、働くこと自体は続けられる状態です。問題は場所や仕事の中身にあって、そこを入れ替えれば戻れそうだという感覚がある。ここまで来ていれば、条件を絞って探せます。

絞り方は二つあります。今いる職種のまま環境を変えるか、職種ごと変えるか。次の6つは、その両方をカバーしています。

◆ Pivotal Career(ピボタルキャリア)
運営:株式会社エノバンス
対象:20代の営業職
料金:無料

Pivotal Careerは、20代の営業職に絞ったキャリア支援サービスです。担当するのは営業職として転職を経験してきた人で、数字に追われる感覚を説明せずに済みます。ノルマの詰められ方や、朝礼の空気、同行のしんどさといった話が通じる相手に当たります。

営業が向いていないのか、その会社の営業のやり方が合わないだけなのか。この二つは自分では切り分けにくく、混ざったまま「自分は営業に向いていない」と結論を出してしまいがちです。同じ職種を歩いてきた人と話すと、そこが分かれます。

問い合わせには最短で当日中に連絡が来ます。動ける日が限られている人でも、待たされているうちに気力が切れることが起きにくい速さです。利用は完全に無料です。


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◆ Backup Carrer(バックアップキャリア)
運営:株式会社Mirise up
対象:事務未経験者、事務職でスキルを積みたい人
料金:無料

Backup Carrerは、バックオフィスと事務職に特化したエージェントです。人前に立ち続ける仕事から、机に向かう仕事へ移りたい人の受け皿になります。接客や営業で消耗した人が次に考える移り先として、現実的な選択肢です。

求人は4,000〜5,000件を抱えたうえで、独自の適性検査を挟んで3〜5社まで絞って出してきます。数十件の求人票を前に固まってしまうタイプなら、この絞り込みに助けられるはずです。1年後の定着率は93.5%と公表されています。

やり取りはオンライン中心で、LINEでも進められます。土日祝もサポートがあるので、平日に電話を取る余裕がない状態でも止まりません。


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◆ 20代の転職相談所
運営:ブラッシュアップ・ジャパン株式会社
対象:就業経験のある20代・第二新卒
料金:無料

20代の転職相談所は、紹介する企業に実際に取材したうえで話をします。求人票には出ない人の入れ替わり方や評価のされ方まで踏まえて出してくるので、入ってから「聞いていた話と違う」と気づく展開になりにくいはずです。

拠点は東京・名古屋・大阪にあり、対面でも相談できます。画面越しだと言葉が出にくい人は、会って話す選択肢があるほうが進みます。

注意点として、就業経験のない既卒やフリーターは対象外です。働いた期間が短くても、正社員として在籍した経験があれば入口に立てます。当てはまらない場合は、ひとつ前の章の5つを見てください。


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◆ ユメキャリ転職エージェント
運営:株式会社DYM
対象:既卒・第二新卒・未経験から正社員を目指す人(30代も対象)
料金:無料

ユメキャリで話す相手は、採用する側の人間です。年間800名以上の新卒採用選考を行っている現役の面接官が、そのまま相談に乗ります。なぜ落ちたのかを、採る側の目線から教えてもらえるのは大きいです。

模擬面接をしたうえで、企業によっては一次選考が免除される枠を持っています。面接の回数が減るのは、緊張で消耗するタイプにとってそのまま体力の温存です。

年収の交渉や入社日の調整も代わりに進めてくれます。言い出しにくいことを自分で切り出さずに済むのは、弱っている時期には想像以上に大きいです。20代中心のサービスですが、30代も対象に入ります。


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◆ 向き合い転職
運営:ミライズアップ
対象:新卒・第二新卒層が中心、未経験可
料金:無料

向き合い転職は、検索では出てこない非公開求人の紹介が中心です。抱えている求人は1.2万件以上で、職種は営業・事務・コンサルタントが多くを占めます。全国に対応しているので、地方から動きたい場合も使えます。

入口は30秒・6ステップの診断です。長い登録フォームを前に閉じてしまう人でも、ここなら最後まで届きます。まず動き出すきっかけが欲しい段階に向いています。

一方で、エンジニアなどの技術職や、経験を売りにしたハイクラスの転職には向きません。専門を深めていく方向を考えているなら、この章の他のサービスを見てください。


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◆ HR CAREER AGENT
運営:株式会社ZEROGRA
対象:人材業界を目指す20代(業界未経験可)
料金:無料

ここだけは行き先が最初から決まっていて、人材業界に絞ったエージェントです。自分がしんどい時期を通ったあとで、今度は誰かの相談に乗る側へ回りたくなる人は一定数いて、その向き先を具体的に扱えるのがここになります。

利用者の87%以上が業界未経験からの転職で、書類の通過率は60%と公表されています。これは業界平均の3倍にあたる数字です。面接の練習は平均5.2回まで付き合ってくれるので、場数が足りない状態でも詰まりにくくなっています。

対応しているのは東京23区・大阪・名古屋・神戸と、埼玉・千葉・神奈川。人材業界にまったく関心が無ければ読み飛ばして構いません。ただ、人の話を聞くのが苦にならないタイプなら、選択肢として残しておく価値はあります。


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経験を足してから動きたい人の入口

ここまでは、いまの経歴のまま相談する話でした。ただ、持っていく材料そのものが無いと感じている人もいます。何をやってきたかを聞かれると詰まる、という状態です。

その場合は、先に材料を作ってしまう道もあります。相談先ではなく、学ぶ場所です。

◆ Wannabeアカデミー
運営:株式会社Shareway
対象:Webマーケターを目指す人
料金:有料(リスキリングを通じたキャリアアップ支援制度の対象。金額は無料の個別相談会で確認)

Wannabeアカデミーは、実務に寄せたWebマーケティングのスクールです。受講期間3か月のうち2か月は、クライアントの実案件に関わります。広告運用やコンサルの案件なので、終わったときには「やったこと」が手元に残ります。

扱うのはWebマーケの基礎、Google・YouTube・Instagramの広告、GA、SEO、データ分析、AIツールの使い方。卒業後は仕事の紹介サポートもあり、提携する求人は常時2万件ほど。動画教材は150本以上が学び放題で、分からないところはマンツーマンの補講を回数の制限なく受けられます。

お金も時間もかかるので、気力が段階1〜2にあるうちは向きません。休んで戻ってきてから考える順番になります。入口には無料の個別相談会があるので、迷っているならそこで話だけ聞いてみてください。


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まだ誰とも話したくない人の入口

担当者と話すこと自体がハードルになる時期があります。電話が鳴るだけで身構える、面談の予定が入っているだけで一週間が重くなる。その状態なら、人を挟まない入口から始めてかまいません。

◆ リクナビNEXT
運営:Indeed Japan株式会社
対象:自分で求人を探して応募したい人
料金:無料

リクナビNEXTは、自分で求人を探して応募する掲載型のサイトです。担当者がつかないので、誰とも話さないまま求人だけを眺められます。会員数は約1,000万人、掲載の85%はここにしかない独自の求人です。

ただし書類の添削や面接の対策はありません。世の中にどんな求人があるのかを知る場所として使い、実際に動く段階になったらエージェントを併用するのが現実的です。


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相談するとき、しんどさをどう伝えればいいか

いざ面談になると、何をどこまで話せばいいのか分からなくなります。全部話すと重いと思われそうで、隠すと的外れな求人が出てくる。この加減が難しいところです。

おすすめは、気持ちではなく体に出ていることを事実として言う方法です。「つらいです」より「三か月くらい寝つけていません」「通勤の電車で涙が出ます」のほうが、相手は状況を掴めます。感情を説明しようとすると言葉に詰まりますが、起きたことなら並べられます。

言いたくないことは言わなくてかまいません。診断を受けているかどうか、家庭の事情、前の職場で何があったか。伝える義務はありませんし、伏せたまま進めても支障は出ません。聞かれて答えたくないときは「そこは今は話さないでおきます」で通ります。

もうひとつ、希望条件は「欲しいもの」より「避けたいもの」から言うほうが正確に伝わります。残業が月何時間まで、電話対応がない、人前で話す場面が少ない。避けたい条件のほうが、消耗した人の記憶にははっきり残っています。

そもそも今が相談していい段階なのか判断がつかない人は、精神的にもう限界。仕事を辞めたいと感じたときの正しい対処の順番を先に読んでみてください。
朝起きられない、家を出られないところまで来ているなら仕事が怖くて家を出られない日がある——それは甘えじゃない。体が出している限界のサインが近いはずです。
休むこと自体ができずに詰まっている場合は休みたいのに休めない。仕事でメンタルが限界になったとき最初にすべきことも参考になります。

よくある質問

Q. メンタルが弱っている状態で転職エージェントに相談してもいいですか?
問題ありません。エージェントは求人を紹介する前に現状を聞く時間を取るので、まだ何も決まっていない段階でも受け付けています。「転職するかどうかも決まっていません」と最初に伝えておくと、話の進め方を合わせてもらえます。

Q. 転職エージェントに通院していることを伝える必要はありますか?
義務はありません。伝えるかどうかは自分で決められます。ただ、勤務時間や通院日の配慮を求めたい場合は、伝えておいたほうが求人の絞り込みが正確になります。伝えた内容が企業へそのまま渡るわけではないので、そこも含めて担当者に確認してください。

Q. 退職代行を使うと次の転職で不利になりますか?
退職の方法が履歴書に載ることはありません。面接で聞かれるのは退職の理由であって、手続きを誰が伝えたかではありません。ただし、有給や離職票の扱いで揉めたまま終わると次の手続きが滞るので、交渉まで任せられるところを選んでおくと安全です。

Q. キャリアコーチングと転職エージェントは何が違うのですか?
違うのはお金の出どころです。エージェントは採用した企業から報酬を受け取るため無料で使えますが、求人を挟んで話が進みます。コーチングは利用者本人が費用を払うので求人を出さず、辞めないという結論も出ます。決めきれない段階ではコーチング、動く段階ではエージェントという順番が現実的です。

Q. 転職の相談は何社まで同時に受けていいですか?
制限はありませんが、弱っているときは二社までにしておいてください。三社を超えると連絡の管理だけで体力を使い、どこの担当と何を話したか分からなくなります。二社なら、片方が止まってももう片方の予定が残ります。

Q. 今日は何も決められないとき、それでも何かしておくべきことはありますか?
登録だけ済ませて閉じてかまいません。面談の日程はあとから決められますし、連絡が来ても返せるときに返せば大丈夫です。決めるのは、少し眠れた日に回してください。

まとめ

気力が残っていない日ほど、選択肢の多さは重荷になります。だから今日は、四つの段階のうち自分に近いところだけを見てください。上の段に進めなかったとしても、それは選び方が正しかっただけです。

相談先を決めるときは、二社に出しておくことをおすすめします。求人は会社ごとに違いますし、担当者は会社側が決めるので、話しやすい人に当たるかは開けてみないと分かりません。二つ動かしておけば、片方が止まっても次の予定が残ります。

どこから始めるか決まらないなら、まず社会人経験を問わない第二新卒エージェントneoに話を通して、同じタイミングで経歴の不安を前提に聞いてくれるUZUZにも登録しておいてください。話す相手が二人いるだけで、次に進む理由が一つ増えます。


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