ショーンKがカッコいい理由。信頼を勝ち取る「低音・間・リズム」の心理学

こんにちは。ポッドキャスターのリッキー(@rickey_blog)です。 ブログとポッドキャストでポッドキャスターに役立つ情報を発信してます。
皆さんは、思わず聴き入ってしまう「声」や「話し方」に出会ったことはありますか?
僕にとって、その一人がショーンKさんです。
彼のあの喋り、間の取り方、言葉の返し方。 一流のMCが持つ、スムーズで説得力のある話し方は、聴いているだけで心地よく、本当に「かっこいい」と感じます。
僕がショーンKさんの話し方に魅了されたのは、J-WAVEで2000年から2016年まで放送されていた「Make It 21」という番組がきっかけでした。 ビジネスやビジネス英語をテーマにした番組で、特に実践的な英会話フレーズを解説するコーナーが抜群にかっこよかったのを今でも覚えています。
なぜショーンKさんの声や話し方は、これほどまでに魅力的で「イケボ」と言われるのでしょうか?
今回は、ポッドキャスト配信者という視点から、僕なりにその魅力を言語化し、皆さんの配信にも活かせる「話し方のメソッド」として深掘りしていきたいと思います。
メソッド1:絶妙な「間」が生み出す重厚感と余韻

ショーンKさんの話し方でまず感じるのは、「間の取り方」が圧倒的にうまい、という点です。
文末に生まれる余韻や重厚感。 何かを語った後、数秒ためてから「そうですね」と続ける、あの間の取り方。
ポッドキャストを配信していると、「早く喋らなければ」「早く相槌を打たなければ」と、つい焦ってしまうことはありませんか? 沈黙が怖くて、無意識に言葉を詰め込んでしまいがちです。
しかし、彼はあえて1秒、2秒、3秒と「間」を作る勇気を持っています。
特に、何かを強調したい時。 その言葉を発する直前に3秒ほど間を置くことで、リスナーの意識をぐっと引きつけ、言葉の重みを増すことができます。
この絶妙な「間」の使い方は、ポッドキャストで説得力や落ち着いた雰囲気を出したい時に、ぜひ真似したいテクニックの一つです。
メソッド2:心地よく響く「低音ボイス」の秘密

次に挙げられるのが、やはりあの魅力的な「低音ボイス」です。
ただ声が低いというだけでなく、喉をリラックスさせ、響かせる場所を正確に意識しているような、プロフェッショナルな発声を感じます。
少しニッチな話をすると、彼の声は、男性の声の心地よさを感じやすい100Hz〜120Hzあたりの周波数が、どっしりと響くように調整されているのではないかと分析しています。
この低音を効果的に使うことで、リスナーに「安心感」や「信頼感」を与えることができます。
もちろん、誰もが同じ声質を持っているわけではありません。 大切なのは、自分の番組のコンセプトや伝えたいテーマに合わせて、「声のトーンを意識的にコントロールする」ことです。
ビジネス系の情報を発信するなら少し落ち着いたトーンで。 エンタメ系の楽しい話題なら少し高めのトーンで。
ショーンKさんのように、番組の雰囲気に合わせて声のトーンを使い分ける意識は、全てのポッドキャスターが学ぶべき点だと思います。
メソッド3:知性を感じさせる「語彙のセレクト」と解説力

ショーンKさんの魅力は、声だけではありません。 その知性を感じさせる「語彙のセレクト」も卓越しています。
ここで言う「知性」とは、難しい言葉を並べることではありません。 むしろ、その逆です。
彼のすごいところは、難しいコンセプトや専門的な事象を、リスナーが置き去りにならないよう、どれだけ分かりやすい言葉や比喩に置き換えられるか、という点にあります。
ゲストが話した専門的な内容を、その分野に詳しくないリスナーにも「旨み」が伝わるように、いわば「通訳」してあげる。 日常で起こりうる現象と紐づけて、類似性を示してくれる。
この、難しいことを噛み砕いて届ける語彙力と展開力こそが、彼の真骨頂だと感じます。
メソッド4:思考のまとまりを感じさせる「フィラーワードの少なさ」

ポッドキャストを聴いていて、非常に印象的なのが「えー」や「あのー」といった、いわゆるフィラーワードが極端に少ないことです。
もちろん編集されている可能性もありますが、僕が9年前に生放送で聴いていた頃から、彼の話し方には無駄がありませんでした。
フィラーワードが少ないと、話に迷いがなくなり、リスナーは「この人は思考がまとまっている」「自信を持って話している」と感じます。 これが絶大な「説得力」と「安心感」に繋がるのです。
焦って言葉を探すのではなく、少し間を置いてでも、思考を整理し、ポイントを絞ってから返す。
喋りながら構成を考えるのではなく、頭の中で次に話すことがシュッとまとまっている。 このスキルは非常に高度ですが、少し意識するだけでも、あなたのポッドキャストの印象は大きく変わるはずです。
あなたの話し方もアップデート!おすすめ参考コンテンツ
今回お話ししたショーンKさんの話し方のエッセンスは、彼の現在のコンテンツで実際に聴くことができます。
『Make It Next』 (YouTube / Apple Podcast / Spotify)
ポッドキャストの話し方だけでなく、コンプレッサーを効かせた聴きやすい音作りや、ビデオポッドキャストとしてのアングルの取り方など、制作面でも非常に参考になります。
YouTubeチャンネル『The Solutions』
株式会社kaekaの千葉香織さんが出演されている「信頼感を勝ち取れる仕事ができる人の話し方」という動画もおすすめです。 声の伸ばし方や縮め方、相手のテンションの作り方など、より具体的なテクニックが満載で、すぐにでも実践できるヒントが得られます。
ショーンKさんの話し方を参考にしつつ、こうしたコンテンツからも学びを得て、ぜひあなたのポッドキャストの話し方をアップデートしてみてください。
それでは、Have a wonderful and fruitful day
