【マイ・フィクション第5話考察①】NVの正体に気づいてしまったかもしれない――二宮祐介は「主人公」ではなく「黒幕」なのか?
第5話で登場した「NV」という存在。
NV→ニューロヴァィスコーポレーションという企業名。
PTSDや認知症の治療薬を開発する医薬品メーカー――
……のはずなのに、どこかおかしい。
私がまず気になったのは、NVのロゴだった。
NVのロゴと、森沼ネクスタウンのロゴが異様なほど似ている。
ここで、ひとつの違和感が生まれる。
偶然?
それとも、最初から繋がっていることを示す「同じ側の存在」なのか。
さらに不気味なのは、ネット上にあったある書き込み。
「犯罪歴のある人間の記憶を書き換え、別人として社会に戻す。
そうすれば税金は減り、労働力として再利用し税金が取れて一石二鳥。」
というようなニュアンス。
あまりにも冷たく、合理的な発想。
そして、その投稿者に対して、
実際にその計画進んでるよと書き込みしたのが
NV。
これは一見、会社名にも見える。
しかし……。
ここから、私は別の可能性を考え始めた。
そして、あの「海の写真」
伊川正樹と伊川真弓の部屋に飾られていた、海での写真。
一見すると、ただの思い出の一枚。
でも、よく見ると何かが引っかかる。
指が、長すぎる。
明らかに不自然。
まるで、
「これは本物じゃない」
と訴えてくるような違和感。
そして、その指は――
まるで**ピースサイン(V)**の形をしているようにも見える。
ここで、ひとつの線が繋がってしまった。
伊川正樹=二宮祐介
そして、
二宮=N
ピースサイン=V
つまり――
N+V=NV
……もし、これが偶然じゃなかったとしたら?
もし、この「違和感」がすべて仕組まれたものだったとしたら?
NVは、企業名だけを意味しているのではない?
ここまで考えると、ひとつの恐ろしい仮説が浮かび上がる。
NVとは企業名だけではなく、二宮祐介自身を示しているのではないか?
そう考えた瞬間、物語の構図が一気に変わる。
二宮祐介は、被験者なんかじゃない。
ただ巻き込まれた存在でもない。
むしろ逆。
すべてを設計した側の人間なのではないか。
そして、ここでもう一度気になるのが、あの海の写真。
もしあの写真が、単なる不気味さを演出するための小道具ではなかったとしたら?
書き換えられた記憶と、元の記憶を再び接続するため。
あるいは、
自分自身が失った記憶を思い出すためのトリガーとして、過去の自分が残していたものだったとしたら……!?
そう考えると、あの写真の意味がまったく違って見えてくる。
「今の二宮祐介」は何も覚えていない。
でも、「過去の二宮祐介」はすべてを知っていた。
だからこそ、
未来の自分が記憶を取り戻すためのヒントを、過去の自分が残していた。
そんな可能性まで考えられる。
つまり、あの写真は――
過去の自分から、現在の自分へのメッセージ。
だったのかもしれない。
もし、自分の記憶すら消していたとしたら?
そして、さらに怖い想像に辿り着く。
もし彼が、この計画を成し遂げるために――
自分自身の記憶すら消しているとしたら?
第1話の転落。
あれは本当に「事故」だったのだろうか。
あるいは、すでになんらかの記憶を思い出している?
もし最初からすべてを知ったうえで行動していたなら。
もし、すべてを理解した上で「忘れたふり」を続けているのなら。
この物語は、もう単純な
「記憶を失った男の再生」
ではない。
自分で作った世界を、
自分で動かしている物語。
そんな可能性すら見えてくる。
「黒幕」には2種類いるのかもしれない
ただ、ここで私は「二宮祐介=黒幕」と単純に決めつけるのは違う気がしている。
なぜなら、物語の中には、
自分の私利私欲のために動く“黒い黒幕”
だけではなく、
ある目的のために、誰かのために物語の中枢を動かす“白い黒幕”
も存在すると思うから。
つまり――
同じ「黒幕」でも、
その動機がまったく違う可能性がある。
だから、私が今一番気になっているのは、
伊川正樹=二宮祐介は、白い仮面を被った「黒い黒幕」なのか?
それとも、
白い仮面のままの「白い黒幕」なのか?
ということ。
ここは、まだ判断できない。
でも、もし二宮祐介がNVの中心人物だったとしたら――
彼が何のためにこの計画を動かしているのか。
そこが、この物語の最大の謎になってくる。
そして、これから重要になるのは「記憶」
第5話まで見て、記憶改ざんの物語であることが少しずつわかってきた。
だから今後は、
誰が記憶を改ざんされたのか。
それは、いつなのか。
そして、いつから記憶が戻り始めたのか。
ここが非常に重要になってくると思う。
特に二宮祐介。
彼の言動には、これからもっと注意していきたい。
何気ない一言。
一瞬の視線。
妙な間。
知っているはずのないことを知っているような反応。
逆に、知っているはずなのに知らないふりをしているような反応。
そういう小さな違和感の中に、
「本当の二宮祐介」
が隠れているのかもしれない。
点と点が、少しずつ繋がっていく
NVという名前。
ロゴの一致。
不自然な写真。
そして、NとV。
さらに――
写真が記憶を取り戻すためのトリガーだった可能性。
点と点だったはずの違和感が、
少しずつひとつの「答え」の形になり始めている。
気づいてしまったら、もう戻れない。
もしかすると、この物語は――
最初からずっと、
「主人公が黒幕である物語」
だったのかもしれない。
ただし、その黒幕が「悪」なのかどうかは、まだ分からない。
黒い黒幕なのか。
白い黒幕なのか。
私はここを、これからの二宮祐介の言動から見極めていきたい。
そして次回は、
セリフや視線から読み解く「違和感」
について、さらに掘り下げてみようと思います♪
そこから見えてくる、別の仮説シナリオについても💡
注目ポイントは
【プロポーズ写真なのに?!写真がないことが、怪しいよね⋯】
では、この辺で〜♪
第5話考察②はこちら👇️
津村は由梨のために罪を被った?
