二宮祐介は、すべてを終わらせるために自分の記憶を消した?!――本当は、こんな未来を望んでいなかったのかもしれない【『マイ・フィクション』第6話考察②】
今回は、二宮祐介の立ち位置から考察していこうと思います♪
にしても……
誰が本当の記憶を持っていて、
誰がどこから記憶改ざんされていて、
どの時点で記憶回帰しているのか?
考えれば考えるほど、混乱しますよね(笑)
そう!
この混乱こそ、『マイ・フィクション』の楽しさの1つ!!
一緒に、混乱しつつ考えていきましょーー♪
■二宮祐介の「基軸」
まず、二宮祐介(玉森裕太)という人物を考えるうえで、私はこの3つを基軸にしてみました💡
王道パターン
◯二宮祐介の由梨(森川葵)への想い
◯二宮祐介が「家族を守りたい」と願う想い
◯記憶に苦しむ人を助けたいという善意から始めた研究が、危険な方向へ利用されていることへの怒り・憤り
そして、その結果として、
「こんな使われ方をするなら、プロジェクトそのものを止めたい」
と考えるようになったのではないか。
しかし抗議は受け入れられず、最終的には二宮祐介自身が、このプロジェクトを破綻させようとしたのではないでしょうか?!
ここからは、そんな「白い黒幕」説を軸に、いくつかのシナリオパターンを考えてみます♪
もちろん、これは単なる私の一考察です(笑)💡
■パターン①
津村 ⇔ 🩷 ⇔ 由梨 ⇐ 🩷 二宮祐介
まずは、このパターン。
① 室谷が記憶回帰し、津村に復讐する
室谷が記憶回帰。
津村(野村周平)への復讐を企て、津村宅へ。
そこで由梨と遭遇し、室谷が由梨に襲いかかる。
由梨は正当防衛として、室谷を瓶で殴る。
② 二宮祐介が津村宅へ
ニューロヴァイスが被験者の逃走を確認。
二宮祐介が室谷を追って津村宅へ向かう。
そこで、
血まみれになった室谷と、気絶している由梨を発見?!
③ 津村が駆けつける
津村は二宮祐介に事情を問いただす。
二宮祐介は状況を説明するものの、記憶改ざんの真実までは話さない。
④ 津村が由梨をかばって逮捕される
津村は、
「こうなったのは自分のせいだ」
と思い、由梨をかばって逮捕される。
そして津村から、
「由梨を頼む」
と託される二宮祐介。
ここから、二宮祐介と由梨の関係が変わっていく……。
⑤ 由梨の記憶が書き換えられる
ここで、
由梨の「マイ・フィクション」が始まったのではないか?!
婚約者が、
津村 → 二宮祐介
へと変更される。
⑥ 現実世界で、本当に由梨と祐介が結婚する
そして二人は現実世界でも結婚。
賢人が生まれる。
ただし……
賢人が誰の子どもなのかは、まだ分からない。
ここ、めちゃくちゃ重要なポイントですよね。
そして、もう一つ気になるのが、
なぜ二宮祐介が「警察官」という設定なのか?
もしかすると、今後のシナリオ展開を考慮し、自分の本当の職業を隠すために、
元婚約者である津村の職業=警察官
という設定にした可能性もあるのではないでしょうか?!
■二宮祐介は、なぜ自分自身の記憶を改ざんしたのか?
ここからが、私が一番気になっているところです。
平穏に暮らしていた二宮祐介。
しかしその後、
室谷が人を殺害していたことを知る。
さらに、その殺害された男性の妻である石野奈々美が冤罪で逮捕され、警察によって記憶を改ざんされたうえ、森沼ネクスタウンへ連行されることを知る。
自分は、
「記憶に苦しむ人を助けたい」
という善意から研究を始めた。
それなのに。
その研究が、どんどん人を苦しめる方向へ利用されていく。
これは、二宮祐介にとって耐えられないことだったのではないでしょうか。
そして、
「この方向性なら、もう研究は続けられない」
と考え、他の研究者たちとともに会社や関係する警察官へ抗議する。
■しかし、研究者の一人・岡崎史也が殺される
そして、一緒に抗議していた研究者の一人である岡崎史也が殺される。
二宮祐介自身も脅される。
さらに家族の存在まで引き合いに出される。
ただ、二宮祐介は研究の中枢にいる人物。
だからこそ、
「自分自身が殺される可能性は低い」
と考えたのではないでしょうか。
だったら……
危険なのは、自分ではない。
家族だ。
そう考えたとしたら?
■二宮祐介は「自分が消える」ことを選んだ?!
このプロジェクトを破綻させるためには、
自分自身が消えてしまうことが一番いい。
そして、それなら家族も守れる。
そう考えた二宮祐介が、
自分自身の記憶を改ざんすることを決意した
のではないでしょうか。
しかも、完全に二宮祐介へ戻れなくなるのではなく、
いつか二宮祐介に戻ることを前提に、記憶をデザインした。
記憶回帰のトリガーまで組み込んで。
そして、組織には何も言わず、自分自身で記憶を改ざんする。
さらに……
重要なデータを持つ岡崎史也の脳内データを自分に取り込み、大元のデータを消去した可能性まで考えられるのでは?!
あくまで仮説ですが。
もしこれが本当なら……
二宮祐介、相当な覚悟ですよね。
■第6話の「それは元に戻らないの?!」が気になる
第6話で、ロッカールームにて香坂(国仲涼子)が、
「それは元に戻らないの?!」
とロッカーを叩くシーンがありますよね。
これ。
もしかすると、
二宮祐介が勝手に自分自身の記憶を改ざんしたことを知って、香坂が怒りをあらわにしたのでは?!
と私は考えています。
そして、ここで気になるのが、
香坂の娘の存在。
第6話で香坂は石野奈々美に、
「私も娘と、もう何年も事情があって会えていない」
と話していましたよね。
この「娘」という存在が、私はどうしても気になるんです。
最初は、このプロジェクトに拒絶反応を示していた香坂。
ところが、ある時を境に、このプロジェクトを受け入れるようになっています。
これには、何か理由があるのでは?
例えば、
香坂自身の身内が何らかの事件や事故に巻き込まれた。
そして、
「記憶改ざんによって、娘が幸せに生きていけるように記憶をデザインしてもらった」
という可能性。
もしそうだったとしたら、研究の中心人物である二宮祐介の存在は、とても重要になります。
だからこそ、
「それは、もう元には戻らないの?!」
という言葉が出てきたのかもしれません。
■津村の出所と、二宮祐介の記憶回帰
そして、もう一つ。
二宮祐介は、
津村が出所するタイミングで記憶回帰が発動するように設定した
のではないでしょうか。
津村を目撃することで、
二宮祐介としての記憶の断片を思い出す。
そんな仕掛けを、自分自身の記憶に組み込んでいた可能性。
もしそうなら……
二宮祐介は、最初から「戻る」ことを想定していたことになります。
■森沼ネクスタウンでの生活
伊川真弓=石野奈々美
石野奈々美は刑期10年。
一方、他の被験者たちは無期懲役。
そして、伊川真弓だけが「刑期10年」で、しかも「専業主婦」という設定。
これ、何か意味があるのでは?
石野奈々美が出所してしまうと、警察やニューロヴァイス側にとって不都合な存在になる。
だからこそ、記憶を改ざんして森沼ネクスタウンへ。
伊川真弓としての暮らしは、鳥かごの中の鳥のように一見すると安全で快適な暮らし。でも常に監視され囲われて生きていく人生。
そう考えると、この設定にも意味が出てくるように感じます。
■伊川正樹は「監視役」だった?それとも……
もしニューロヴァイス内に二宮祐介の協力者がいたとしたら?
伊川真弓を一番近くで監視する目的も兼ねて、
伊川正樹を伊川真弓の夫役に設定した
可能性もあるのではないでしょうか。
ただ、もう一つの可能性もあります。
二宮祐介が、
冤罪にしてしまった石野奈々美への償い
として、疑似夫として石野奈々美を幸せにしようとした。
もしそうなら……
それはそれで、かなり切ない。
「いつか戻る」ことを前提としているなら、逆に残酷な選択でもありますよね。
■ピョートルの存在にも意味がある?
ここで、ピョートルの存在も気になります。
私は、
伊川真弓
→ 記憶回帰していないかの確認
伊川正樹
→ 記憶回帰のトリガー
という役割なのではないかと考えています。
単なるキャラクターではなく、記憶回帰を確認するための存在なのだとしたら……
森沼ネクスタウンの人間関係そのものが、かなり計算されて作られていることになります。
■パターン②
津村 ⇔ 友人 ⇔ 二宮 ⇔ 🩷 ⇔ 由梨
もう一つ考えられるのが、このパターン。
この場合も、津村は、
「自分のせいで、友人の婚約者(妊娠を知っていたなら……。更に責任を感じるかも、、、)をこんな危険な目に遭わせてしまった」
と考え、由梨をかばって逮捕される。
その後の展開は、先ほどのパターンと同じ。
由梨の記憶改ざん。
二宮祐介との結婚。
賢人の誕生。
そして、二宮祐介自身の記憶改ざんへと繋がっていく。
■二宮祐介は「白い黒幕」なのか?
ここまで考えてきたのは、
二宮祐介が「白い黒幕」だった場合の仮説シナリオ
です💡
個人的には……
完全な悪ではないことを希望(笑)
だって、
「人を救うために始めた研究が、人を苦しめるものになってしまった」
と知って、
それを止めるために自分自身の記憶まで犠牲にしたのだとしたら。
二宮祐介は、
黒幕でありながら、誰よりもこのプロジェクトを終わらせようとしている人物
ということになります。
それなら、かなり好きな展開です(笑)
ただ……
二宮祐介が「黒い黒幕」だった場合のシナリオも考えてみたんですよ。
そしたら……
ゾクッとするくらいヤバい展開になっちゃいました(笑)
こっちは本当に怖い。
なので、今回は「白い黒幕」説までにしておきます(笑)
■そして、賢人が気になる
第7話に向けて、私が一番気になっているのが、
賢人です。
賢人が、かなり重要なキーになる気がしています💡
というか……
賢人って、誰の子どもなんでしょうか?!
ここ、めちゃくちゃ気になりますよね。
そして、賢人が誕生した年に、いろいろなことが始まっているようにも見える。
だとしたら、
ここから「マイ・フィクション」を作らざるを得なくなった理由が、賢人の誕生と関係している可能性
もあるのでは?!
もしそうなら……
二宮祐介。
由梨。
津村。
そして賢人。
この4人の関係性が、これから一気に繋がってくるのかもしれません。
■第7話は、いったい何が明かされる?!
第6話まで来ても、
誰が本当の記憶を持っているのか。
誰が記憶を改ざんされているのか。
誰がいつ記憶回帰しているのか。
そして、誰がこの「マイ・フィクション」を作ったのか。
まだまだ分からないことだらけ。
でも……
この「分からなさ」こそが楽しい!!
第7話で、どんな展開になっていくのか。
今から観るのが楽しみです🩷
ではでは、この辺で〜♪
第1話から最終話までの考察・感想まとめはこちら👇️
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