見出し画像

【Web制作を仕事にするまでの記録 #17最終回】 40代未経験から始まった、新しい人生

前回の記事で、本業を辞めるか、それとも会社員を続けるか。
その間で揺れ続けていた頃のお話を書きました。
安定した仕事を手放す怖さ。
それでも、挑戦してみたいという気持ち。
どちらも本当の気持ちでした。
そんな中、副業の収入は少しずつ増え、私の背中をそっと押してくれるようになっていました。
そして、何度も迷い、何度も考え続けた末に、私はついに上司へ退職の意思を伝えることを決めました。


「本当に辞めるの?」
「もう一度、考えてみない?」
思っていた以上に驚かれました。
何度も、何度も確認されました。
そして後日改めて、その理由だったらと、
時短勤務のお話をいただきました。


正直、とてもありがたいお話でした。
条件だけを見れば、とても魅力的でした。
収入も残る。副業も無理なく続けられる。
でも時短勤務にすれば、一緒に働いてきた仲間に迷惑をかけることになる。
それに、中途半端な気持ちで残ることは、自分にとっても会社にとっても違う気がして、そのお話もお断りしました。


会社に伝えて、実際に退職するまでは、およそ半年かかりました。
その間、
「本当にこれで良かったのかな。」
「生活できるのかな。」
決断したはずなのに、不安はどんどん大きくなっていきました。
夜になると眠れない日もありました。


そして、退職の日がやってきました。
挨拶を終え、お礼の品やお菓子、手紙を渡すと同僚たちは泣いていました。
その姿を見ていると、
「私の決断で、悲しい思いをさせてしまった。」
そんな思いが込み上げてきました。
胸が苦しくて、私も涙が止まりませんでした。

必ず、この選択が間違っていなかったと思える未来をつくろう。
そう心に誓いながら、お店をあとにしました。


今は独立して、数か月が経ちました。

正直言って、不安がなくなったわけではありませんが、
目の前のお仕事を決して当たり前とは思わず、
一つひとつ誠実に向き合うことを大切にしています。
毎日、自分で考え、自分で動き、自分で責任を持つ。
決して簡単ではありませんが、
この毎日を選んで本当に良かったと思っています。


「Web制作を仕事にするまでの記録」は、今回で最終回です。
最初は、自分自身の記録として残そうと思って始めたnoteでした。
でも気がつけば、たくさんの方に読んでいただき、支えていただく場所になっていました。
スキを押してくださった方。
コメントをくださった方。
そっと読んでくださっていた方。
フォローしてくださった方。
皆さんの存在に、何度も励まされました。
心から感謝しています。

この4年間で学んだことは、才能のある人だけが夢を叶えられるわけではないということでした。
迷いながらでも、一歩踏み出すこと。
うまくいかなくても、また立ち上がること。
そして、途中で諦めないこと。
その積み重ねが、少しずつ未来を変えてくれるのだと、私は身をもって知りました。このシリーズはここで一区切りですが、私の挑戦はここからが本当のスタートです。フリーランス1年生として、これからも悩みながら、学びながら、一歩ずつ前へ進む姿を、ありのままに、このnoteに綴っていきたいと思っています。

42歳で始めた挑戦は、まだ続いています。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


いいなと思ったら応援しよう!