猫砂でできるのに…布団とソファにおしっこをした話
1. ちゃんとできていたはずだった
みぃーは、猫砂でおしっこができる猫だった。
覚えていないわけじゃない。
普段はちゃんとできていた。
それなのに、
ある時から布団やソファでおしっこをするようになった。
一度だけじゃなかった。
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2. 匂いが取れない現実に追い詰められた
正直、かなり困った。
布団もソファも、
洗っても洗っても匂いが残る。
市販の消臭スプレー、
重曹、
「これで消えた」と書かれた口コミの商品。
思いつくものは全部試した。
それでも、
部屋に入った瞬間に分かる。
「あ、まだ匂う…」
それは鼻をつく強烈な匂いだった…
獣医さんに相談もした。
ソファーを無くすように言われた。
だからソファーは捨てる選択をした。
でも解決しなかった。
特に困ったのは布団だ。
私の寝ている間におしっこをする…。
毎日洗濯し、消臭剤もスプレーして匂いを消す努力をした。
そのたびに、気持ちが削られていった。
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3. 何回言ってもダメだった
怒りたかったわけじゃない。
でも、余裕はなくなっていた。
「どうしてここで?」
「猫砂あるでしょ?」
何回言っても変わらない。
言葉が通じない相手に、
同じことを繰り返し言っている自分が
だんだん虚しくなっていった。
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4. 猫に「しつけ」が通用しないと感じた瞬間
ネットには、
「猫もしつけで改善する」
「間違った場所でしたら無視する」
そんな情報がたくさんあった。
でも、やっても変わらない。
その時、ふと思った。
猫に、人間の思う「しつけ」は
本当に通用するんだろうか?
覚えているのに、やらない。
できないのではなく、しない。
この時点で、
「しつけ」という言葉が
しっくりこなくなっていた。
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5. 私の関わり方が悪いのかもしれない、と思い始めた
そのうち、
みぃーよりも、自分を責めるようになった。
私の接し方が悪いのかもしれない。
知らないうちにストレスを与えている?
気づいていないサインがあった?
でも、理由は分からない。
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6. 問題行動と呼んでいいのか分からなくなった話
猫砂でできることは分かっている。
それでも、布団やソファでする。
この行動を
「失敗」
「問題行動」
と呼んでしまっていいのか、
分からなくなった。
直そうとすればするほど、苦しくなった。
あの頃の私は、
どう関わればいいのか本当に分からなかった。
最後に
この出来事をきっかけに、
私は「問題行動」という見方そのものに
違和感を持つようになりました。
