犬が咳をしたら…心臓病?呼吸器の病気?
7月25日土曜日
大阪で開催されている**WJVF(獣医総合学会)**へ
当院の愛玩動物看護師2人と参加してきました。
私は獣医師の講義に
愛玩動物看護師と一緒に受けられたり、愛玩動物看護師などスタッフだけに向けた講義とか色々なテーマで
部屋に分かれて同時進行します
犬が咳をしたら…心臓病?呼吸器の病気?
講師は、私が「心臓病を学ぶならこの先生!」と決めている、日本獣医生命科学大学で循環器を専門とされている竹村直行先生です。
犬が咳をすると、心配になりますよね
犬が咳をすると、
「何か喉に詰まったのかな?」
「気管虚脱かな?」
「風邪かな?」
と心配になる飼い主さんも多いと思います。
獣医師は、咳の原因として大きく2つを考えます。
🐾 呼吸器(肺や気管など)の病気
🐾 心臓病
どちらなのかを見極めるためには、診察やレントゲン検査、超音波検査などが必要になります。
今回の講義では、循環器専門医の立場から、心臓病による咳と呼吸器の病気による咳の違いについて詳しく学びました。
犬で最も多い心臓病
犬で最も多い心臓病は僧帽弁閉鎖不全症です。
「心雑音がありますね。」
と言われたことのあるワンちゃんもいらっしゃるのではないでしょうか。
当院では、心雑音があり心臓病が疑われる場合には、イギリスで循環器を学ばれた獣医師と連携し、心エコー検査や心電図などを組み合わせて総合的に診断しています。
今日一番印象に残ったこと
竹村先生が特に強調されていたのが、
「普段から心拍数(脈拍)を知っておくことが大切」
ということでした。
犬で多い僧帽弁閉鎖不全症では、安静時の心拍数(脈拍)が増えてくることが、病気の変化に気付く目安の一つになるとのことでした。
しかし、動物病院では緊張して心拍数が高くなる犬も少なくありません。
そのため、ご家庭で普段の心拍数を知っておくことがとても大切です。
ご自宅で心拍数を測ってみましょう
心拍数は、
🐶 心臓に手を当てる
または
🐶 後ろ足の内股にある動脈の拍動を触って測ることができます。
15秒間拍動を数え、その数を4倍すると1分間の心拍数になります。
健康な時から測る習慣をつけておくと、体調の変化にも気付きやすくなります。
動物病院を怖がらないことも大切です
正確な診察や検査を行うためには、
病院で落ち着いて過ごせることも、とても重要です。
そのため当院では、
・体重測定だけで来院する
・おやつを食べて帰る
・おもちゃの聴診器で練習する
など、「病院は怖い場所ではない」と思ってもらえるような取り組みを行っています。
病院嫌いを防ぐための動画教材
このような取り組みを、ご家庭でも実践していただけるよう、
「犬が動物病院を怖がらないようになる7つの方法」
という動画教材をUdemyで公開しています。
もともとは獣医師や愛玩動物看護師向けに学会発表した内容ですが、
「病院だけでは限界がある。飼い主さんにも一緒に取り組んでいただきたい。」
そんな思いから、ご家庭でも学べる教材として公開しました。
✔ 病院へ行くと震えてしまう
✔ 診察台に乗れない
✔ 聴診器を怖がる
✔ 子犬の頃から病院好きに育てたい
そんな飼い主さんに、ぜひご覧いただきたい内容です。
▼Udemy講座はこちら
犬が動物病院を怖がらなくなる7つの方法
明日も学んできます!
今日は循環器から「犬の咳」について学びました。
明日も呼吸器、皮膚、救急など、さまざまな分野の講義に参加する予定です。
学会で学んだことを、飼い主の皆さまにできるだけ分かりやすくお伝えしていきます。
ぜひ楽しみにしていてください!
