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「恐怖」は必要なステップ

恐怖って、悪いことだと思っていませんか?


実際、恐怖の感情って
不安やストレスを伴うし、
気持ちのいいものではないですもんね。


特に今日『3.11』は、
東日本大震災の経験・記憶も重なり、
「恐怖」を抱く心も浮かびやすい日でもあります。


3.11の記憶

あの日、わたしはいつも通り
編集の仕事を事務所でしていました。


地面からドンッと突き上げるような
衝撃からの、車酔いに似た感覚になる横揺れ。

建物のきしむ音。
そこから頻発する余震。

同僚たちと目を見合わせて、
おびえながらも、
次に大きく揺れたら避難できるように、
屋外への導線を確認したり、
デスクの下に入れるように椅子を避けたり。


職場の停電や火災はなかったものの、
ネットで速報を追ったり、
お取引先さんの状況を確認したり…。


実家とも連絡を取り合い、無事を確認して。
妹は当時、東京にいて
帰宅難民になってしまいましたが、
ひとまずケガはなく、

動揺しながらも、とりあえず
「安心」できる材料を無意識ながらも
必死に探していたことを思い出します。

「恐怖」は安全に生きるための機能

地震、火災、津波、雪崩、
戦争、爆撃、交通事故…。

恐怖の原因となるものからは
とにかく「逃げよう」「備えよう」とするのが、
わたしたち人間の脳の正常な基本設定です。


「安全に生き延びること」を瞬時に判断して、
行動=逃走へ駆り立ててくれる
超便利な機能なんですよね。


そして震災は
大きな恐怖と教訓を刻みました。


でも、わたしたちが日常で直面する
「恐怖」の大半って、
実はそれほど「命を脅かすもの」では
ないはずなんですよね。


震災と比較して話すようなことではないんですけれど、
普段直面する「恐怖」はたとえば…

・知らない人に話しかけるとき
・人前で話すとき
・初めてのことに挑戦するとき

という場面ではないでしょうか。


思い返すと、子どものころって
「こわい」と感じていたものごとは
たくさんありました。

わたしの場合だと、たとえば…
・うす暗くて埃っぽい物置やトンネル
・おこりんぼなおじさん
・足の届かない深さのプール
・横から吠えてくる大きな犬やカラス
・道のわきから出てくるアオダイショウ
・急に目の前に飛んでくるバッタや蛾


中にはいまだに
「こわい」と感じるものもありますが…笑


こうした場面で感じる「恐怖」は、
潜在意識レベルでは未知のこと。

つまり
「知らないこと」「わからないこと」に対して、
脳が敏感にアラートを慣らしている状態です。


見方を変えると、
「怖い」と感じる場所には、
まだ自分が触れたことのない
『新しい可能性』や『のびしろ』が眠っている
ということでもあるってことになります。


だからこそ、この恐怖を受けとめて、
乗り越える経験を重ねれば重ねるほど、
わたしたちは対処法を理解して強くなり、
知らず知らずのうちに自信につながって、
夢や理想の実現に近づいていけるんですよね。



『好奇心』へ、バトンをつなぐ

次に命にかかわらない「恐怖」に出会ったとき。

これまでは「回避」を選んできたかもしれませんが、
今度は少しだけ視点をずらしてみませんか?

・新しい体験ができるチャンスかもしれない
・この「恐怖」って実は
 おもしろいことが裏に隠れているかも

そう思えたとき、
「怖がっているわたし」から、
少しずつ「やってみたいわたしへ」

好奇心というバトンを渡すことができるはずです。


恐怖と闘わなくていい

恐怖を感じていることは
決して悪いことなんかじゃありません。


恐怖心を強制的に鎮めようと、
その感情と闘わなくていいんです。

だから、恐怖を感じる自分を
否定しないでください。

まずは
「わたしを守ろうとしてくれてありがとう」と、
自分の本能を、機能してくれていることを、
やさしく抱きしめてあげて欲しいんです。


恐怖は「障害・障壁」ではなく、
あなたが次のステージへ進むための、
スキルアップするための、
手段、チャンス、成長センサーです。

脳の仕組みを味方につけて、
未知をのびしろに変えていく。
そのプロセスを一緒に楽しんでいきましょう。



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わたしは、あなたの「静かな本音」を、
対等な友人のように一緒に眺められる
そんな場所のひとつになります。

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