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「なんであの人だけ、うまくいくんだろう?」と思った時に読む話|シリーズ:今日も天風さんに聞いてみる vol.18

こんにちは、野村りなです。

このシリーズ「今日も天風さんに聞いてみる」では、心と身体と人生の整え方について、偉人・中村天風さんの言葉をヒントにしながら、現代に活かせる形でお届けしています。

スピリチュアルになりすぎず、でも本質を見失わず、ビジネスや日常にちょっとした「気づき」と「エネルギー」が湧いてくるような時間を目指しています。


今日の天風さんの言葉


なんであの人だけ、やたらとチャンスに恵まれるんだろう?なぜあの人は、同じことをしているのに、なぜか周囲に信頼され、結果まで出してしまうんだろう?

そんなふうに思ったこと、ありませんか?

天風さんは、こんな言葉を残しています。

思考は、霊魂を通じて、その霊の本源たる「宇宙霊」に通じている。

中村天風(1998). 「運命を拓く」. 講談社.

……宇宙霊!? なんだか壮大で、ちょっと引きそうになりますが(笑)、ここにはビジネスパーソンの私たちにとって、実はとても実践的なヒントが詰まっています。

「思考は現実化する」には、ひとつ条件がある


成功哲学やビジネス書ではよく「思考は現実化する」と言いますが、天風さんはもう一歩、踏み込んでいます。

ただ思うだけではダメ。「浅い思考」では、現実を動かすほどの力は生まれない。

ではどうすればいいか?

「潜在意識に浸透した思考は、必ず実現する。」と天風さんは言い切っています。

つまり、思考を「潜在意識」まで深く染み込ませることが必要なんです。

潜在意識ってなに? ― 仏教学も心理学も言っていること


ここでいう潜在意識。 これはスピリチュアルな話ではなく、仏教学や心理学でもおなじみの概念です。

たとえば仏教学における「唯識」では、阿頼耶識(あらやしき)という「無意識の貯蔵庫」のような層が説かれています。 私たちの言動・感情・思い込みなどが、種子(しゅうじ)として阿頼耶識に蓄えられ、やがて現実として芽を出すという考え方です。

また、ユング心理学でも、「集合的無意識」や「シャドウ(影)」といった概念で、人間の深層にある力が、人格や人生に影響を及ぼすとされます。

つまり東西の知恵に共通しているのは、「見えない深いところにこそ、現実をつくる力がある」ということ。

思考の深度が、人生の方向を決めていく


たとえば、仕事でミスしたときに、「ああ、やっぱり自分はダメだ」と思うのか、「この経験でまた一歩レベルアップだな」と思うのか。

この違いは一見ささいですが、繰り返すうちに、その人の「内なる思考の地層」を形成していきます。

その地層が、やがて「人生の流れ」そのものをつくる。

言い換えれば、表面の思考だけでなく、無意識レベルの思考の「質」が、日々の現実を動かしていく のです。

無意識の思考を味方につけるには?


では、どうすれば自分の思考を「潜在意識にまで届くもの」に変えられるのでしょうか。

ヒントは、以下のような習慣にあります。

  • 日々、自分にかける言葉を丁寧に選ぶ(セルフトーク)

  • 朝起きたときや寝る前など、無意識が開いているタイミングでポジティブな思いを持つ

  • 瞑想やマインドフルネスで、今ここに意識を集中させる

  • 自分の「本当に望むこと」に繰り返し触れる

思考は、意識と無意識を通じて、見えない「大きな流れ」とつながっている。

天風さんのいう「宇宙霊」とは、言い換えれば「この世界を動かす源泉的なエネルギー」なのかもしれません。

そこに、あなたの深い思考が通じたとき——

現実は、静かに、しかし確実に変わっていきます。

「努力してるのにうまくいかない」あなたへ


もし今、努力しているのに結果が出ないと感じていたら。

それは、あなたが間違っているのではなく、「思考の深度」がまだ潜在意識まで届いていないだけなのかもしれません。

焦らず、でも誠実に、毎日の思考に、少しずつ「深さ」を育てていく。

人生は、自分が考えた通りになる。

この天風さんの言葉、本当かどうか、あなた自身の毎日で試してみませんか?

おわりに


このシリーズでは、中村天風さんの言葉を手がかりに、仕事や日々の暮らしをよりよい方向へと導くヒントを綴っています。

▼これまでの記事はこちらからご覧いただけます
「今日も天風さんに聞いてみる」マガジン

大谷翔平や松下幸之助、稲盛和夫など、名だたる偉人たちにも影響を与えた天風さん。

その言葉は、ただの「成功マインド」ではなく、現実を静かに変えていくための深い指針でもあります。

少しでも、今を生きるあなたのヒントになれば嬉しいです。

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