うまくいく人は、逆から見ている⑭|正解は探すより、進むことで見えてくる【成長・学び編】
はじめに
こんにちは、野村りなです。
「どうするのが正解なんだろう?」
そう考えて立ち止まってしまうこと、ありませんか?
でも、人生の多くの場面で、「正解」は先にあるものではなく、歩き出すことで形になっていくものかもしれません。
「動けない」の裏には、「失敗したくない」気持ちがある
心理学では、私たちは選択をするときに「損失回避バイアス」という傾向を持つといわれています(Kahneman & Tversky, 1979)。
つまり、「失うことを避けたい」という気持ちが、「得たい」という気持ちよりも強く働くのです。
だから、未知の選択肢を前にすると、「間違えたくない」「失敗したくない」という思いが、私たちの足を止めてしまう。
でも、本当に大切なのは「間違えないこと」ではなく、動きながら学ぶことなんですよね。
動くことで、視界がひらける
人間の脳は、行動したあとに情報を整理し、意味づけをするようにできています。
つまり、「動いてから考える」ほうが自然な順番なんです。
マインドフルネスの実践でも同じです。完璧に理解しようとするより、一呼吸おいて「いまの自分にできること」を試してみるほうが大切なんです。
その小さな行動が、経験を通じて気づきを生み、やがて「自分にとっての正解」が見えてくる。
不完全なままで、始めてみよう
成長のプロセスには、「不完全さ」がつきものです。
むしろ、完璧を求めることが、学びの流れを止めてしまうこともあります。
子どもが転びながら歩くように、私たちも試行錯誤の中でしか前に進めません。
「まだ準備が足りない」と思うときこそ、一歩を踏み出してみる。
それが、未来の自分へのいちばんのギフトになるんだと思います。
今日の気づき
正解は、誰かが持っているものじゃなくて、歩きながら自分でつくっていくもの。動き出した瞬間から、学びは始まっている。
次回予告
次は【人生観・運命編】。
テーマは「目的地がわかるから進むんじゃなくて、進むうちに目的が見えてくる」。
「進むこと」と「見えること」の不思議な関係を見ていきたいと思います。
マガジンのご紹介
この記事は、noteマガジン(無料)「うまくいく人は、逆から見ている」シリーズに収録されています。
普段何気なく考えている順番と逆の順番に目を向けてみると、人生の流れは静かに変わりはじめます。
行動・人間関係・心・成長・人生観などをテーマに、一話完結で、どこからでも読めるシリーズです。
日常の中で「逆から見る」小さな気づきを見つけてみませんか?
もしよければ、他の記事も見てみてくださいね!
参考文献
Kabat-Zinn, J. (1990). Full catastrophe living: Using the wisdom of your body and mind to face stress, pain, and illness. Delacorte.
Kahneman, D., & Tversky, A. (1979). Prospect theory: An analysis of decision under risk. Econometrica, 47(2), 263–291. https://doi.org/10.2307/1914185
