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余裕がなくてもやさしくしてみると、余裕がうまれる|シリーズ:逆さまにみるとうまくいく【人間関係・信頼編】


はじめに


やっほー、りなわんだよ!

ねえ、人に優しくしたいのに、なんだか気持ちに余裕がない日ってない?

「今はそんな気分じゃないな」って思うとき、あるよね。

でもね、優しさって、心に余裕があるときだけ出せるものじゃないんだ。

むしろ、優しくしようとすることで、心に余裕が生まれることもあるんだよ。

優しさって、「気分」より「行動」


心理学では、ポジティブ・アクションという考え方があるんだ(Fredrickson, 2001)。いい気分だから行動するんじゃなくて、いい行動をするから気分が整うというものだよ。

たとえば—

  • 朝、ちょっと丁寧に「おはよう」と言ってみる

  • レジで「ありがとう」を伝えてみる

そういう小さな優しさを「先に出す」と、心が少しずつやわらかくなる。

「余裕」って、行動のあとにやってくるものなんだね。

優しさは伝染する


脳の中には、ミラーニューロンという「共感の神経」があるらしいの(Rizzolatti & Craighero, 2004)。人の笑顔を見るだけで、自分の脳の中でも同じように反応が起こるんだって。

だから、誰かの優しさを見ると、こっちまで少しあたたかい気持ちになる。

そして、自分から優しさを出すことで、まわりにもそれが伝わっていく。

マインドフルネスの世界でも、「相手の幸せを願う心(コンパッション)」を持つと、ストレスがやわらぐって言われてるんだよ(Davidson & Kabat-Zinn, 2003)。

優しさはめぐる


人に優しくしたとき、相手が笑ってくれると、なんだか自分までうれしくなるよね。

それって、優しさを出すことが、自分の中の緊張をゆるめているからなんだ。

優しさは「与えるもの」じゃなくて、「めぐっていくもの」。

だから、余裕があるから優しくできるんじゃなくて、優しくしようとした瞬間に、心の中に余裕が生まれているのかもしれないね。

今日のひとこと

優しさは、出すたびに心を整えてくれる。
小さな一歩が、今日の自分をやわらかくしてくれる。

次回予告


次は【感情・心の在り方編】。

テーマは「幸せだから感謝するんじゃなくて、感謝してるから幸せになる」。

「幸せの感じ方」を心理学とマインドフルネスの視点から見ていくよ。

マガジンのご紹介


この記事は、りなわんマガジン(無料)「逆さまにみるとうまくいく」の一話だよ。

がんばれない日も、うまくいかない日も、世界をちょっと「逆さま」に見てみると、不思議と心が軽くなることがあるんだよ。

行動・愛情・気持ち・成長・しあわせの5つのテーマを、りなわんが日常の視点でやさしくお届けするよ。

よかったら、ほかのお話ものぞいてみてね!

参考文献

Davidson, R. J., & Kabat-Zinn, J. (2003). Alterations in brain and immune function produced by mindfulness meditation. Psychosomatic Medicine, 65(4), 564–570. https://doi.org/10.1097/01.PSY.0000077505.67574.E3

Fredrickson, B. L. (2001). The role of positive emotions in positive psychology: The broaden-and-build theory of positive emotions. American Psychologist, 56(3), 218–226. https://doi.org/10.1037/0003-066X.56.3.218

Rizzolatti, G., & Craighero, L. (2004). The mirror-neuron system. Annual Review of Neuroscience, 27, 169–192. https://doi.org/10.1146/annurev.neuro.27.070203.144230

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