転職したら、募集されていた仕事と実際の仕事が違った
15年勤めた会社を辞めて、転職した。
私は、この転職で人生が一気に変わると思っていたわけじゃない。
でも、
「今度こそ、自分に合う働き方ができるかもしれない」
とは思っていた。
第一子を出産してから感じていた、キャリアへの違和感。
この会社で昇進を目指すことは、もう諦めた。
だから、次の場所へ行こうと思った。
そして転職した。
ところが。
入社してみて、私は驚いた。
募集されていた仕事と、実際に任された仕事が違った。
「え、聞いていた話と違う……」
本当にそんな感じだった。
転職活動をしているときは、求人票を見たり、面接で話を聞いたりする。
もちろん、自分なりに確認もする。
それでも、実際に入社してみないと分からないことってある。
仕事内容もそう。
会社の雰囲気もそう。
入ってみて初めて、
「思っていたのと違った」
と分かることがある。
私の場合も、そうだった。
15年勤めた会社を辞めるという大きな決断をして、
「よし、次に行こう」
と動いた先が、思っていた場所とは違った。
正直、
「転職したのに、またか……」
と思った。
でも、そこで一つ思ったことがある。
「じゃあ、私は本当はどんな働き方がしたいんだろう?」
前の会社を辞めたときは、
「今の会社では昇進できない」
という気持ちが大きかった。
でも、転職してみて初めて、
「私はこういう環境で働きたい」
ということも、少しずつ見えてきた。
そして、転職先で得られたものもあった。
それが、
フルリモートで働けること。
そして、
裁量労働制だったこと。
これは、子どもがいる私にとって、かなり大きかった。
例えば、息子の勉強。
自宅での仕事の合間に10〜15分くらい、算数や漢字の丸付けをする。
そんなことができた。
もちろん、仕事をしていなかったわけじゃない。
仕事をしながら、その合間に子どものことも見られる。
この自由度は、私にとってすごくありがたかった。
子どもって、親の都合に合わせて成長してくれるわけじゃない。
塾の宿題を見てほしいときもある。
勉強で分からないところがあるときもある。
ちょっと話を聞いてほしいときもある。
そういう「今ちょっと見てほしい」に対応できる。
それだけで、子育てと仕事の両立の感覚が変わった。
息子は小5で英検3級を取得した。
中学受験では、算数と英検3級合格の75%保証を活用して、2月1日に第一志望に合格した。
そして中2の夏には英検準2級を取得。
凖2級の試験の時はリスニングはほぼ満点。
筆記も約30%だった。
何より、その結果が本人の自信になった。
私は、こういう子どもの成長にも関わりながら、自分も仕事を続けられる環境が嬉しかった。
だから、転職先について、
「思っていた仕事と違った」
という残念な部分だけを切り取ることはできない。
違ったからこそ分かったこともある。
私は、仕事内容だけじゃなく、
「どんな働き方をしたいのか」
も大事なんだと知った。
そして、これは今の私の次の選択にもつながっている。
息子は将来、シンガポール南洋理工大学に行きたいと言っている。
もしそれが実現したら、家族でシンガポールに住むことも考えている。
そう考えると、私自身も、
「会社に所属して、決められた場所で働く」
だけじゃない働き方を持っておきたいと思うようになった。
だから今、私はメタ広告の初期設定代行を勉強している。
会社員を辞めて、自分で働くという選択肢を作るために。
まだ途中だ。
まだ何も決まっていない。
でも、今までの経験が全部、次の選択につながっている。
15年勤めた会社を辞めた。
転職した。
思っていた仕事と違った。
でも、フルリモートという働き方に出会った。
子どもの成長を近くで見ながら、仕事を続けることができた。
そして今、また新しい働き方を探している。
こうやって考えると、人生って、
「成功した選択」と「失敗した選択」
だけじゃないんだと思う。
そのときは「違った」と思った選択も、後から振り返ると、次の自分に必要な経験になっていることがある。
だから私は、これからも怖がらずに選びたい。
違ったら、また変えればいい。
一度決めたからって、一生そこにいなくていい。
私はこれからも、
「私はどうしたい?」
を考えていく。
仕事もしたい。
家族との時間も欲しい。
子どもの夢も応援したい。
自分の夢も叶えたい。
だったら、
全部欲しい私に合う働き方を探していけばいい。
転職して「思っていたのと違った」と感じたことも、今となっては私の人生の一部。
そして、そこからまた次の選択が始まっている。
