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6年間iPhoneを買い替えなかった俺が、22万円の18 Proを発売日に買った話

256GB、219,800円。

スマホに22万円。こう書くと普通に高い。

しかも俺は、毎年iPhoneを買い替えるようなApple信者でもない。今まで使っていたのはiPhone 12 Pro。発売されたのは2020年なので、約6年間使った。

さかなクンもびっくりのほぼ化石である。

12 Proの次が13 Pro、その次が14 Pro、15 Pro、16 Pro、17 Pro。全部スルーした。

物持ちがいいと言えば聞こえはいい。でも別に「スマホなんて長く使うのが一番コスパいいでしょ」という強い思想があって6年間使っていたわけではない。

シンプルに買い替えるタイミングが分からなくなった。

毎年9月になると新しいiPhoneが発表される。「今年こそ買うか?」とは思う。でも今のiPhoneも一応動く。じゃあ来年でいいか。

翌年、また新しいiPhoneが出る。「今年こそ買うか?」でも今のiPhoneも一応動く。

以下、無限ループ。

気づいたら6年経っていた。

そんな俺でも、ここ最近はさすがに12 Proへの不満が出てきた。

とにかくバッテリーが雑魚すぎる。

朝100%で家を出ても、1日AKBの握手会の現場にいると夕方前くらいには普通にバッテリーがなくなる。

握手会って意外とスマホを使う。Xでオタクのツイートを思考停止で見る。次の部まで時間を潰す。なんやかんやずっとスマホを触っている。

最近はもうモバイルバッテリーを持ち歩くとかいうレベルを超えて、ChargeSPOTのサブスクに入ってヘビロテしている始末。

大島優子ちゃんもびっくり仰天である。

冷静に考えると、スマホのバッテリーが終わっているせいでモバイルバッテリーのサブスクに課金しているという、良いのか悪いのかよく分からん状態。

(ちなみにChargeSPOTのサブスクは神です)

しかも今月末にはAKBの(撮影可能)ライブがある。

まだチケット取れるヨ。

平成のアケカス、戻ってこい______________

それと11月と12月には写メ会もある。カメラも普通に使いたい。推しメンをなるべく可愛くカメラに収めたい。

さすがに買い替えるか。

ということで、iPhone 18 Proを買った。

でも、なんでいきなり18 Pro?

6年間同じiPhoneを使った人間が、なんで急に発売直後の最新Proを買っているんだ。しかも22万円。

17 Proでもよかったんじゃないか。

これについては、ものすごく明確な理由があったわけではない。ただただ、これまた17 Proを買うタイミングを完全に失っていたというだけの話である。

どうせここまで来たなら18 Proでいいか、くらいの感じもあった。最終的には勢いで買った。

ただ、何も考えずに22万円を払ったわけでもない。

買う直前、というかここ最近ずっと考えていたことがある。

これ、数年後に売ったら意外と高く売れるんじゃね?

22万円のiPhoneは、本当に22万円なのか

ここから急に財務っぽい話になる。わかりやすく説明するので、みんな頑張ってついてきてほしい。

例えば22万円でiPhoneを買ったとする。それを3年間使って、3年後に12万円で売れたとする。

すると、

219,800円 − 120,000円 = 99,800円

3年間で実際に失った価値は約10万円。年間にすると約33,300円、月にすると約2,800円。

あれ?

22万円のスマホ、月2,800円くらいじゃん。

もちろんキャッシュフローとしては最初に22万円払っているので「22万円じゃない」は言いすぎだ。でも所有期間全体で考えれば、購入価格だけを見るのも違う。

車と同じだと思う。

300万円で買った車を3年後に200万円で売った人と、200万円で買った車を乗り潰して0円になった人。「300万円の車を買った人の方が100万円も贅沢した」とは単純には言えない。

買値だけじゃなく、最後にいくらで売れるのかまで見ないと実際のコストは分からない。

じゃあiPhoneも同じじゃないか。

6年間使った12 Proは、結局いくらで使えたのか

俺は12 Proを約6年間使った。発売当時の128GBモデルは税込で約11.7万円。

2026年9月現在、状態が良ければ中古買取の上限はざっくり2.5万円くらい。

つまり、

約11.7万円 − 2.5万円 = 約9.2万円

6年間で失った価値は約9.2万円。年間約1.5万円、月にすると約1,300円。

安い。

やっぱり6年間使うのが最強じゃん。

……と、この記事を書きながら思った。

でも、ここでもう一つ疑問が出てきた。

本当に「6年間古いiPhoneを使い続ける」という選択をするほどの差なのか?

12 Proから17 Proまで全部並べてみた

ということで調べた。

12 Proから17 Proまで、発売直後に買って2026年9月現在まで使ったと仮定する。発売価格から今の中古買取価格を引いて、その金額を使った年数で割る。

厳密には端末の状態も違うし、為替も違うし、ストレージ容量も違う。特に17 Proからは最小容量が256GBになっているので、完全なリンゴ同士の比較ではない。

iPhoneだけに。

…………。

続けます。

機種 発売時価格 2026年9月の買取目安 使用年数 月あたり実質コスト
iPhone 12 Pro 約117,500円 約25,000円 約6年 約1,300円
iPhone 13 Pro 122,800円 約40,000円 約5年 約1,400円
iPhone 14 Pro 149,800円 約65,000円 約4年 約1,800円
iPhone 15 Pro 159,800円 約80,000円 約3年 約2,200円
iPhone 16 Pro 159,800円 約110,000円 約2年 約2,100円
iPhone 17 Pro 179,800円 約140,000円 約1年 約3,300円

※発売価格はApple公式、買取価格は2026年9月時点の中古買取上限を参考にした概算。端末状態などによって実際の売却額は当然変わる。

これ、結構面白くない?

当然ながら長く使えば使うほど月あたりの端末コストは安くなる。6年間使った12 Proは月約1,300円。

圧勝である。

でも一方で、3年間使った15 Proですら月約2,200円。

その差、

月900円くらい。

もちろんこれは「今売った場合」を横並びにしただけなので、完璧な比較ではない。

それでも少なくとも俺が思っていた「6年間使い潰すのと3年で買い替えるのでは、めちゃくちゃ大きな金額差がある」というイメージとはちょっと違った。

じゃあ18 Proは3年後いくらで売れる?

ここで当初の俺は「3年後でも14万円くらいいくんじゃね?」と思っていた。

22万円で買って14万円で売れるなら、3年間の実質負担は8万円。月約2,200円。

最高である。

最新iPhoneを使えて月2,200円。

さすが俺。

この記事も綺麗にまとまる。

ただ、実際に過去の数字を調べてみたら、どうやらそんなに都合は良くなかった。

ちょうど3年前に発売されたiPhone 15 Pro 256GBを見る。発売価格は174,800円。そして2026年9月現在の中古買取価格は、状態が良ければ9万円前後。

つまり3年間で、

174,800円 → 約90,000円

買値の約52%が残っている。

これをそのまま18 Proに当てはめると、

219,800円 × 約52% = 約114,000円

あれ。

14万円じゃない。

普通に俺の予想、強気すぎた。

なので予想を修正します

せっかく数字を調べたのに、ここで都合よく14万円を押し通すのも意味が分からない。

なので修正する。

2029年9月のiPhone 18 Pro 256GB。

俺の予想売却価格は、

12万円。

過去3年間とまったく同じ残価率なら11万円ちょっと。ただ、今後さらにiPhone本体の価格が上がれば中古価格も引っ張られる可能性がある。円安が続く可能性もある。

逆に中古市場が弱くなれば10万円を割るかもしれない。

その辺を全部ひっくるめて、

12万円。

ここに賭けます。

12万円で売れたら、結局いくらで使える?

計算してみる。

219,800円 − 120,000円 = 99,800円

これを36か月で割ると、月約2,800円。

一方で、12 Proを6年間使った俺の実質コストは月約1,300円。

差額は、

月約1,500円。

なるほど。

6年間使った方がちゃんと安い。当たり前である。

そんな錬金術はなかった。

ただ俺がちょっと引っかかったのは、

差、月1,500円なんだ。

月1,500円を節約するために、俺は何をしていたのか

俺は6年間「まだ使えるから」という理由で12 Proを使い続けた。

その結果、バッテリーは雑魚になった。ChargeSPOTをヘビロテするようになった。もうヘビロテのセンター任せてもらってもいいかもしれないレベル。

カメラ性能は当然6年前のまま。処理性能も古くなる。

そして毎年「今年買い替えるか?」「いや、まだ使えるか」を繰り返してきた。

もちろん、新しいiPhoneを使うことに毎月1,500円以上の価値を感じるかどうかは人による。スマホなんてLINEとYouTubeだけできればいい、という人なら6年でも10年でも使えばいいと思う。

ただ俺の場合は違った。

毎日かなり使う。写真も撮る。アイドルの現場ではカメラ性能も重要。

なのに俺は、毎日使うものを6年間更新せず、

月1,500円を守っていた。

俺は一体、何を守っていたんだ。

「長く使う=一番賢い」は本当なのか

誤解されたくないので書いておくと、長く使った方が安い。

これは変わらん。不変。

12 Proを6年間使った俺は、金銭面だけ見ればちゃんと得をしている。

だから「最新iPhoneを3年ごとに買う方が安い!」みたいな話をしたいわけではない。そんな錬金術はない。

俺が面白いと思ったのは、

思っていたほど差がない

ということだった。

6年間同じスマホを使う。

3年間新しいスマホを使って、まだ価値が残っているうちに売って次のスマホを買う。

購入価格だけを比較すると、

12万円 vs 22万円。

最新iPhone、たっか。

Appleさん殿様商売すぎるて。

となる。

でも売却まで含めると「6年間古いスマホを使い続けることで、俺はいくら節約できているのか」という問いに変わる。

俺の場合、その答えはどうやら月1,500円前後だった。

スマホも「買値」じゃなく「実質コスト」で考えた方がいいのかもしれない

投資でも車でも不動産でも、買った金額だけ見て終わりにはしない。最終的にいくらで売れるか、どれくらい価値が残るか、その間にどれくらい便益を得られるか。

そう考える。

なのにスマホになると「22万円!?高っ!」で思考停止していた。

もちろん22万円は高い。

普通に高い。

高すぎ。

推しメン助けて。

でも、

高いものを買うことと、高いコストを負担することは必ずしも同義ではない。

リセールが高ければ、買値が高くても実質的な負担は小さくなる。逆に安く買っても、売却価値がほぼゼロならその金額を丸々消費している。

この考え方自体は別に新しくない。車とかでは当たり前にやっている。

ただ、自分のiPhoneについてちゃんと計算したことはなかった。

ということで、今回は自分で検証してみる

俺は2026年9月、iPhone 18 Pro 256GBを219,800円で買った。

今回から今までと買い方を変えてみる。

6年間使い潰さない。

今のところ3年後に売るつもりでいる。つまり2029年9月。

そこで次のiPhoneに買い替える。

そしてこの記事に戻ってくる。

答え合わせは3年後

2029年の俺へ。

この記事を書いている2026年の俺は、

マクドナルドのチーズ月見バーガーセットを食べながらiPhone 18 Pro 256GBは3年後に12万円で売れる

と予想しています。

どうでしょうか。

ちゃんと3年で買い替えましたか。

また「まだ使えるし……」とか言いながらiPhone 21 Proをスルーしてませんか。

この記事を書いたこと自体を忘れて18 Proを6年使ってませんか。

とりあえず売ってください。

そして実際の売却価格から、

(219,800円 − 実際の売却価格)÷ 使用月数

を計算してください。

6年間12 Proを使った場合と比べて、本当にどれくらい違ったのか。答え合わせをしよう。

もし12万円前後で売れていて「3年間新しいiPhoneを使うために月1,500円くらい余計に払う」という今の計算がだいたい合っていたなら、今後は3年前後で買い替えていけばいい。

逆に盛大に外れていたら、そのときは潔く認めよう。

やっぱり6年使った方がよかったわ、ってね。

ということで、この記事の結論はまだ完成していない。

完成するのは2029年。

それまで俺が18 Proを壊さないことを祈る。

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