やめられないマンウォッチング🌀
#わたしと東京
東京暮らしの頃・・・
ハマっていたことがあった。
東京はとにかく人が多い。
「雑踏」が
あちらこちらに存在する都会だ。
歩行者天国も
いろいろなところにある。
車が入れないので
ひとは
縦横無尽に行き来できる。
この「雑踏」のひと波を
ずっと目で追うのが
面白かった。
いろいろなひとが
歩いている。
わたしは
街路樹のレンガに
腰かけて
流れるひと波を
楽しんでいた。
手には
マックシェイクバニラを。
お菓子なども
用意して。
ひとを待っているような
フリをして
眺めを楽しんだ。
「わ~ イケメン✨」
素敵な男性が
歩いてゆく。
「あのひとモデルかしら?」
お洒落で細くて
スタイル抜群の女子が
カッコ良く歩いてゆく。
「親に似てカワイイ子!」
両親ともに素敵なご夫婦が
子タレになりそうな
可愛すぎる子を連れている。
「いいカンジの二人だなぁ~」
ふたりともいいカンジの
カップルが仲良さそうに
歩いてゆく。
「都会にピッタリの犬だわ~」
ダルメシアンを連れた
初老のご婦人が
歩いてゆく。
「わ~💦 なんて過激な服なの~」
きっとバンドやっているひと。
ギターを背中に
あらゆるところにピアスを付けて
派手な格好で歩いてゆく若い男の子!
「あらあら ナンパされてるわ~」
ひとりで歩いている女子に
ナンパしている風の
男の子がいる。
不発に終わったらしい(笑)
たいていの女子は
足早に逃げてゆく。
いろいろなひとが
どこからこんなに
湧いてくるのかと・・
驚くぐらいに
たくさんのひとが
目の前を歩いてゆく。
「雑踏」はとにかく面白い。
面白すぎてハマってしまった。
よく芸能界の
スカウトのひとが
「雑踏」のひとなみの中で
「金の卵」を見つけるというが
これだけたくさんのひとが
歩いていたら
見る目さえあれば
「あ‥あの子!」
・・と見つかるのだろう。
不思議だけれど
意外と
知人を見かけることはない。
「ひとのことを
観察するなんて
なんて趣味が悪い」
そう言われそうだけれど
いろいろな気づきもあり
興味深いので
やめられなかった。
(800文字)
