見出し画像

津波浸水ラインが教えてくれたこと。三陸沿岸7駅と根浜の夜〜東北車中泊の旅 Day24

東北車中泊の旅、Day24。

この日は、道の駅青の国ふだいで朝を迎えました。

午前中は、24時間利用できるコインランドリーで洗濯を済ませ、車内からオンラインコンサルティング。

その後は三陸沿岸を南下しながら、岩手県内の道の駅を巡りました。

各地で出会ったのは、ヨーグルト、合鴨、わかめ、牡蠣などの地域商品。

しかし、それ以上に心に残ったのは、建物に刻まれた津波や豪雨の浸水ラインでした。

そして、この日の宿泊地は、東日本大震災で大きな被害を受けた根浜海岸。

道の駅を巡りながら、

震災を忘れないことの大切さ

を何度も考えた一日です。


Day24の記録

起床:道の駅青の国ふだい
オンラインコンサルティング:8時30分から1時間
出発:10時すぎ
訪問した道の駅:7駅
獲得スタンプ:7個
入浴:三陸四季湯彩 ますと乃湯
宿泊:根浜海岸観光施設オートキャンプ場
Day24の走行距離:132.8キロ
千葉出発からの総走行距離:6,255.8キロ


Day24の移動ルート

道の駅青の国ふだい
→道の駅たのはた「思惟の風」
→道の駅いわいずみ
→道の駅たろう
→道の駅みやこ「シートピアなあど」
→道の駅やまだ「おいすた」
→道の駅ふなこし「いぐべす」
→三陸四季湯彩 ますと乃湯
→地元スーパー
→根浜海岸観光施設オートキャンプ場


道の駅青の国ふだいで迎えた静かな朝

23日目の夜は、道の駅青の国ふだいで車中泊。

夜中には、トラックなどが何台か出入りしていました。

それでも、朝を迎えると周囲は静か。

少ししんみりとした気持ちになるような、落ち着いた朝でした。

いつもの朝のルーティンを終えたあとは、前日に発見した24時間営業のコインランドリーへ。

衣類だけではなく、靴もきれいにしました。

今回の長い旅で利用するランドリーは、これが最後になるかもしれません。

旅が終盤に近づいていると思うと、洗濯一つにも少し寂しさを感じます。

三陸鉄道の駅と一体になった道の駅

午前8時から道の駅が開いたため、前日に押せなかったスタンプをゲット!

改めて館内を散策しました。

道の駅青の国ふだいは、三陸鉄道の普代駅に併設された、岩手県で35番目の道の駅です。

普代村は「北緯40度東端の地球村」を掲げ、村の昆布を使った商品や、公式キャラクターの「昆布ブラザーズ」などを通じて地域を発信しています。道の駅には24時間利用できるコインランドリーもあり、鉄道利用者だけでなく車中泊旅にも便利な拠点です。

館内には、龍泉洞の水や化粧品などの商品が棚にずらり。

さらに、箱に入れてきれいに包装された「こんぶ饂飩」のセット商品もありました。

普代村の特産品である昆布を、単品で販売するだけではなく、うどんや贈答商品へ展開している。

お中元やお歳暮にも使えそうですね。

地域の素材を贈り物へ変えることで、販売できる場面が一気に広がります。

旅先でもオンラインコンサルティング

8時30分からは、車内でオンラインコンサルティングを1時間。

道の駅にコインランドリーがあり、通信環境も確保できる。

衣類を洗いながら仕事も進められるのは、車中泊旅をしながら働く私にとって、本当にありがたい環境です。

洗濯物を片づけ、車内を整えて、午前10時すぎに出発。

道の駅青の国ふだいには、前日の夜から大変お世話になりました。


合鴨肉の生産量日本一!道の駅たのはた

最初に向かったのは、

道の駅たのはた「思惟の風」!

三陸沿岸道路の田野畑中央インターチェンジから近く、建物もきれいで、現代的な雰囲気があります。

駐車場で目に入ったのは、

「合鴨肉の生産量日本一」

という看板です。

館内へ入ると、さらに驚きの商品を発見しました。

それが、

鴨のジンギスカン!

ジンギスカンといえば、一般的には羊肉。

北海道を旅していると、豚ジンギスカンや鶏ジンギスカンにも出会いました。

そして、岩手では鴨ジンギスカン!

本当にいろいろなジンギスカンがありますねww

田野畑村で生産される合鴨は、2026年3月から「たのはた鴨」という地域ブランド名に変更されました。生産量日本一、国内シェア約30%を掲げ、田野畑村と民間企業が連携して生産しています。

今回は購入しませんでしたが、

「ジンギスカン=羊」

という自分の中の常識を、また一つ崩してくれました。

山ぶどうと海の幸が並ぶ田野畑

館内には、人気商品の山ぶどうジュースや山ぶどうサイダーも並んでいました。

さらに、根昆布などの海産物も豊富。

断崖が続く北山崎などの海のイメージがありますが、山の恵みと海の恵みの両方を商品にできるのが、田野畑村の強みなのでしょう。

合鴨、山ぶどう、昆布。

それぞれ単独でも魅力がありますが、一か所に集めることで、

「田野畑村とは、どんな地域なのか」

が見えてきます。

道の駅は、地域の名刺のような場所ですね。


一冊の本に引き寄せられた道の駅いわいずみ

続いて向かったのは、

道の駅いわいずみ!

館内へ入って、最初に目についたのは一冊の本でした。

タイトルは、

『あたりまえという奇跡〜岩手・岩泉ヨーグルト物語〜』

著者は、岩泉ホールディングス代表取締役社長の山下欽也さん。

岩泉ヨーグルトの誕生と、会社がさまざまな困難を乗り越えてきた記録が書かれているそうです。岩泉ヨーグルトのアルミパウチ発売15周年を記念して出版されました。

館内の表示によると、すでに5,000部も販売されているとのこと。

経営者として、とても興味を持ちました。

これは、ぜひ読んでみたい一冊です。

館内は岩泉ヨーグルト三昧!

周囲を見渡すと、岩泉ヨーグルトの商品がずらり。

ヨーグルト本体だけではなく、セット商品なども充実していました。

岩泉ヨーグルトは、厳選した生乳を使い、低温で長時間発酵させることによって、独特のコクやまろやかさ、もちもちとした食感を生み出しています。

館内では、大谷翔平選手が絶賛したヨーグルトとしても紹介されていました。

商品そのもののおいしさはもちろんですが、

「誰が、どんな言葉で評価したのか」

が伝わると、商品への興味が一気に高まります。

建物に残された2016年台風10号の浸水ライン

建物の外には、

2016年8月30日の台風10号豪雨災害で、どこまで水が来たのか

を示す浸水ラインがありました。

その高さを目の前で見ると、文字や数字だけでは伝わらない恐ろしさを感じます。

台風10号によって、道の駅いわいずみは約1.2メートルの浸水被害を受けました。一部営業再開までに約3か月、全面復旧までには約8か月を要したとされています。岩泉ヨーグルトの製造拠点も大きな被害を受け、当時は製造機能を失うほどの状況でした。

それでも復旧し、現在は再び多くの商品が並んでいる。

それは、決して当たり前のことではありません。

本のタイトルにある、

「あたりまえという奇跡」

という言葉の意味を、浸水ラインが教えてくれているように感じました。

こうした表示は、防災のためにも非常に大切です。

過去の災害を見える形で残すことで、訪れた人が自分のこととして考えるきっかけになります。


横に広い道の駅たろう

次に向かったのは、

道の駅たろう!

ここは、とにかく横に広い!

駐車場も広く、近くには田老野球場もあります。

一つの大きな建物の中にすべてが入っているのではなく、産直施設、観光案内所、個人商店などが並んで一つの道の駅を形成しています。

道の駅たろうは、田老地区の再生と地域交流を担う「重点道の駅」に位置づけられています。敷地内の「たろう潮里ステーション」では観光案内だけでなく、震災遺構などを巡る「学ぶ防災」の受付や三陸ジオパークの紹介も行っています。

単なる休憩施設ではなく、

地域を再生し、防災を伝える拠点

として整備された道の駅なのです。

田老は、やはりわかめの産地だった!

館内には、生のわかめなどがたくさん並んでいました。

「この地域は、やはりわかめの産地なのだろうか?」

と思って調べてみると、田老には「真崎わかめ」という地域ブランドがあります。

田老沖で親潮の荒波にもまれて育つ北方型のわかめで、肉厚で色が濃く、強い歯ごたえと風味が特徴。田老産の天然わかめを親として育て、収穫時期も旨味が凝縮する3月から4月に限定されています。

館内に並んでいたわかめにも、田老の海の厳しさと豊かさが詰まっているのでしょう。

鮮魚コーナーには、生スルメも所狭しと並んでいました。

観光客向けのお土産だけではなく、地元の方の普段の買い物にも利用される道の駅という印象です。


宮古市内で給油して、シートピアなあどへ

次の道の駅へ向かう前に、宮古市内で給油。

ガソリンを満タンにして向かったのは、

道の駅・みなとオアシスみやこ シートピアなあど!

宮古港のすぐそばにあり、2003年に開業。2005年には「道の駅」と「みなとオアシス」の両方に登録されました。「なあど」は宮古の方言で「いかが?」という意味だそうです。

「宮古のおいしいものを、なあど?」

という呼びかけが込められているのでしょうね。

外壁に残る3.11の津波浸水ライン

建物の外壁には、東日本大震災の津波が到達した位置を示すラインがありました。

かなり高い位置です。

昨日まで見ていた静かな海。

目の前にある港。

その海面が一気に上昇し、この高さまで水が来た。

そう想像すると、震災当時の恐ろしさを改めて感じます。

岩手県も、シートピアなあどに津波浸水表示が残されていることを紹介しており、現在も宮古港では避難場所や避難経路を確認するための「みなと避難カード」が配布されています。

浸水ラインは、過去の記録であると同時に、

次の津波が来たとき、どこまで避難するべきか

を考えるための生きた教材です。

鮮魚コーナーには見慣れない「どんこ」

館内には、たくさんの商品が並んでいました。

特に充実していたのが、鮮魚や海産物のコーナーです。

見たことのない「どんこ」という魚。

ほや。

そして、その場ですぐに食べられそうなお刺身。

港のすぐそばにある道の駅ならではの品ぞろえです。

宮古港は古くから漁業基地として栄え、現在は水産業だけでなく、海洋レクリエーションや観光の拠点にもなっています。

館内には三陸海岸を楽しむクルージングの案内もありました。

海産物を買う。

海を眺める。

船に乗る。

港の魅力をまとめて体験できる道の駅ですね。

防波堤の向こうに広がる静かな海

道の駅の外へ出ると、海がすぐ目の前にあります。

しばらく、その場で海を眺めました。

とても静かで、きれいな景色です。

しかし、近くには大きな防波堤などの震災対策も見られます。

海は、人の暮らしを支えてくれる存在。

同時に、ときには命を脅かす存在にもなる。

美しい海を眺めながら、その両方を感じました。


新しく生まれ変わった道の駅やまだ「おいすた」

次に向かったのは、

道の駅やまだ「おいすた」!

建物は新しく、今風のデザインです。

館内へ入ると、海産物が豊富に取りそろえられていました。

さらに、生け簀まであります!

魚、エビ、しゅうり貝、種類は分かりませんでしたがカニもいました。

まるで、小さな市場や水族館のようですww

「おいすた」の名前は牡蠣からだった!

「おいすた」という名前を見て、

「オイスター、つまり牡蠣が由来なのかな?」

と思いました。

調べてみると、そのとおりでした。

愛称の「おいすた」には、山田町の特産品である牡蠣の「オイスター」と、「おいでよ」という意味が込められています。また、特徴的な建物は山田町のシンボルである大島、通称オランダ島と小島をイメージしています。

建物の名前と形の両方に、地域の魅力を入れているのですね。

牡蠣がそのまま刺さった牡蠣ソフト!?

この日は、生の牡蠣を見かけませんでした。

時期ではなかったのかもしれません。

山田町の牡蠣料理を提供する「三陸山田かき小屋」では、主な牡蠣シーズンを11月から翌年5月ごろとしているため、夏は生牡蠣の品ぞろえが少なくても不思議ではなさそうです。

しかし、代わりに見つけたのが、

牡蠣ソフト、600円!

写真を見ると、ソフトクリームに牡蠣が張り付いているように見えます。

これは、かなりシュールですww

甘いソフトクリームと牡蠣。

どんな味になるのでしょうか。

今回は見送りましたが、挑戦するには少し勇気が必要ですね(笑)


この日最後の道の駅ふなこし・いぐべす

この日のスタンプ巡り、最後の目的地は、

道の駅ふなこし・いぐべす!

以前の「ふれあいパーク山田」が再整備され、2025年4月に「道の駅ふなこし・いぐべす」として誕生。2025年7月に全面リニューアルオープンしました。

船越半島の入口近くにあり、地域の観光やアウトドア体験へ向かう「入場ゲート」の役割を担っています。

山田町には、新しい「おいすた」と、リニューアルされた「いぐべす」という、性格の異なる二つの道の駅があるのですね。

見たことのない赤皿貝

館内には、山田産のタイ、塩蔵わかめ、海産加工品などが並んでいました。

その中で興味を引かれたのが、

赤皿貝!

普段、あまり見かけない貝です。

どんな味がするのか。

酒蒸しにしたらおいしいのか。

気になります。

赤皿貝は山田町の特産品の一つで、焼き物や蒸し物、洋風料理などに利用でき、白ワインやビールにも合うと紹介されています。

貝の旨味を楽しむなら、酒蒸しやバター焼きも合いそうですね。

二つのお店が共同開発した山田せんべいカレーパン

さらに見つけたのが、

山田せんべいカレーパン!

山田せんべいの「菓子工房じょぶ」と、自家製麺うどん専門店「釜揚げ屋」が共同開発した商品です。

地域の伝統菓子と、地元の飲食店。

それぞれが持っている商品や技術を組み合わせることで、新しい名物が生まれる。

こういう共同開発は、いいですね。

自社だけでゼロから新商品を作るのではなく、

地域のお店同士が、それぞれの強みを持ち寄る。

地域全体で売れる商品をつくるための、よいヒントだと思いました。


道の駅巡りを終えて、ますと乃湯へ!

この日の道の駅スタンプミッションが終了。

次に向かったのは、事前に調べていた、

三陸四季湯彩 ますと乃湯!

入浴料金は、大人850円。

少し高めにも感じましたが、設備がかなり充実しています。

潮湯、高濃度人工炭酸泉、露天風呂、ジェットバス、寝湯、ロウリュサウナなどがあり、ゆっくり身体を休められました。

明治時代にも広まった「潮湯治」

特に気に入ったのが、

潮湯!

ますと乃湯の潮湯には、大槌湾近くの自家井戸からくみ上げた、塩分やミネラルを含む天然水が使われています。

四国を旅した際にも潮湯へ入ったことがありますが、ここの潮湯もよかったです。

浴場にあった説明書きを何度も読みながら(笑)、ゆっくりと身体を浸しました。

日本では明治時代、海水浴が単なる遊びではなく、療養や健康法として紹介されました。

冷たい海へ直接入る方法だけでなく、海水を温めて入浴する「温海水浴」も行われ、温泉で身体を整える「湯治」に近い感覚で広がったとされています。1886年には、初代陸軍軍医総監の松本順による『海水浴法概説』も出版されました。

現代の医学的効果をそのまま保証する話ではありませんが、海水を温めて身体を休める文化が、明治時代から広まっていたことは興味深いですね。

説明を読んでから入ると、同じお風呂でも感じ方が変わりますww


ポタ電の残量が、わずか20%!

お風呂でスッキリしたところで、問題が発生。

ポータブル電源の残量を見ると、

20%!

翌日は、オンラインの予定が3本あります。

パソコン。

通信機器。

車内の電化製品。

途中で電源がなくなってしまったら困ります。

そこで思い切って、電源付きのオートキャンプ場へ泊まることにしました。

選んだのは、

根浜海岸観光施設オートキャンプ場!

電話で確認すると、当日の連絡でも予約することができました。

地元のスーパーで食材を購入し、根浜海岸へ向かいます。


東日本大震災で大きな被害を受けた根浜海岸

根浜海岸へ到着すると、キャンプ場内には、以前から残る林と、震災後に再生されたと思われる場所が見られました。

この地域も、東日本大震災によって大きな被害を受けています。

震災前の根浜海岸は、約2キロにわたる白い砂浜と松林が広がる海水浴場でした。しかし、津波と地盤沈下によって砂浜や松林は大きな影響を受け、レストハウスも流失しました。現在の根浜シーサイドは、レストハウスの再建に加えて、オートキャンプ場や多目的広場を整備し、2019年8月に復旧オープンした施設です。

現在も、根浜海岸では海岸林や海浜植物を再生する活動が続けられています。

目の前にある木々も、単なる景色ではありません。

震災を生き残った木。

人の手によって新しく植えられた木。

そこには、被災前と被災後の時間が重なっています。

海の楽しさと防災を学べるキャンプ場

根浜シーサイドは、海を目の前にした自然豊かなキャンプ場です。

オートキャンプやバーベキューだけでなく、SUP、シーカヤック、シュノーケリングなどの体験プログラムも用意され、「みちのく潮風トレイル」や三陸ジオパークの拠点にもなっています。

ただ海で遊ぶだけの場所ではなく、

自然の恵みと怖さ。

震災の教訓。

海辺で命を守る方法。

そうしたことも学べるキャンプ場なのだと思います。

貸し切りに近いオートキャンプ

この日は平日だったこともあり、宿泊者は私を含めて二組だけww

とても静かで、のんびり過ごすことができました。

オートキャンプ場は、車のすぐそばで過ごせるのが便利です。

電源も利用できる。

外で調理もできる。

荷物の出し入れも簡単。

今回はIHコンロを使い、

鶏ジンギスカン!

をいただきました。

先日は豚ジンギスカン。

この日は道の駅たのはたで鴨ジンギスカンを発見し、夜は鶏ジンギスカン。

本当に、ジンギスカンの世界は広いですねww

ポタ電も100%!明日の準備完了

食事をしながらポータブル電源を充電。

無事に100%まで回復しました!

これで、翌日のオンライン予定にも対応できます。

寝床を整え、通信環境と電源を確認。

翌日の仕事へ向けた準備が完了しました。

海のそばにある静かなキャンプ場。

しかし、この場所が震災によって一度失われ、多くの人の力で再建されたことを考えると、

ここで普通にキャンプができることも、

決して当たり前ではありません。


Day24の走行距離

この日の走行距離は、

132.8キロ

千葉を出発してからの総走行距離は、

6,255.8キロ

距離は前日の323.3キロより短めでしたが、内容の濃い一日になりました。

この日の主な出来事は、

  • 青の国ふだいで旅の洗濯を済ませる

  • 車内からオンラインコンサルティング

  • 道の駅たのはたで鴨ジンギスカンを発見

  • 岩泉ヨーグルトの物語に出会う

  • 2016年台風10号の浸水ラインを見る

  • 道の駅たろうで復興と防災の役割を知る

  • シートピアなあどで3.11の津波浸水ラインを見る

  • 道の駅やまだで牡蠣ソフトを発見

  • 道の駅ふなこしで地域店同士の共同開発商品を発見

  • ますと乃湯の潮湯で身体を休める

  • 震災から再建された根浜海岸で車中泊

  • ポータブル電源を100%まで充電

と、商品、仕事、温泉、震災、防災、キャンプが一日の中に詰まっていました。


只石の「目標達成」メモ

今日、一日を通して何度も目にしたのが、

災害の痕跡

でした。

道の駅いわいずみの台風浸水ライン。

シートピアなあどの津波浸水ライン。

震災で大きな被害を受けた根浜海岸。

どの場所も現在は整備され、商品が並び、人が働き、観光客が訪れています。

何も知らずに見れば、

きれいな道の駅。

便利な港。

快適なキャンプ場。

そう見えるかもしれません。

しかし、その背景には、

失われたもの。

再建までの長い時間。

諦めずに行動した人たち。

全国からの支援。

そして、二度と同じ被害を繰り返さないための教訓があります。

目標を達成した結果だけを見れば、簡単にできたように感じることがあります。

しかし、本当に大切なのは、

そこへ至るまでに、何を乗り越えたのか。

岩泉ヨーグルトの本のタイトルにあった、

「あたりまえという奇跡」

今日一日を表す言葉は、これだったのかもしれません。

道の駅が営業していること。

お風呂へ入れること。

キャンプができること。

電気が使えること。

オンラインで仕事ができること。

朝を迎えられること。

その一つひとつは、決して当たり前ではありません。

そして、震災を忘れないということは、悲しい出来事を何度も思い出すことだけではありません。

現在の暮らしが、どれほど多くの人の努力によってつくられているかを知ること。

それも、震災を忘れないということなのだと思います。

東北車中泊の旅Day24は、三陸沿岸を走りながら、

当たり前に感謝することを教えてもらった一日でした。

明日は、いよいよ岩手県から宮城県へ突入します!

いいなと思ったら応援しよう!