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水戸サウナ旅(ゆるうむ)

茨城県水戸市。
「いばらぎ」ではなく「いばらき」でおなじみの茨城。
そして水戸黄門、偕楽園、弘道館、納豆、干し芋、
などで有名なあの水戸市。

目的のサウナは水戸にある。
その名も「ゆるうむ」。

変わった名前だが、名前の由来は、水戸の「梅」とサウナの本場フィンランド語でプラム(梅)を意味する「Luumu(るうむ)」、そして温浴施設の「湯」を組み合わせた造語、とのこと。

(ゆるうむの歴史)
かつては「御老公の湯」と呼ばれるスーパー銭湯であった。

地方のスーパー銭湯ということは、地元の人にとっては特別でも何でもない日常の延長線にあり、
風呂に入り、
食事をして、
少し休む。
いわば“生活のインフラ”のような存在だったはず。

しかし2021年に一度閉館。閉館後、地元からは「もう一度あの場所を」という声が上がり、その声に応えるかのように2023年11月「SPA&ごはん ゆるうむ」として再オープン。

以前の施設は「風呂を中心としたスーパー銭湯」だったが、ゆるうむは「滞在そのものを楽しむ体験型スパ」へと進化。
サウナが主役の一つとなり、食事やラウンジも含めて“整うための導線”が丁寧に設計されている。

ちなみに御老公の湯、ゆるうむともに茨城日産自動車グループが経営している。企業としては地域密着、地域貢献のためだとは思うが、経営のどこかにサウナ好きがいた事は想像に難くない。

「ゆ」は昔からあるようだ
(webより)
昔のフロント
(webより)
昔のメインのサウナ室
上から見て右半分が大改造されている
(webより)

前置きが長くなったが、今回はそのゆるうむだけを堪能する旅である。
東京から特急で約80分、電車代は片道4000円と安くない。
それだけの時間とコストをかけて、偕楽園もグルメも無く、サウナだけの旅。ある意味、贅沢。

今回はゆるうむに宿泊する1泊2日の旅である。
ゆるうむには敷地内に宿泊施設がある。
宿泊施設は一軒家で10棟ある。
それぞれにサウナか岩盤浴が部屋に併設されている。
つまり、本施設だけでなく部屋でもサウナか岩盤浴を好きな時に楽しめるのである。
予約時にサウナか岩盤浴かのどちらかを選べるが、
今回は岩盤浴を予約。
サウナは本施設のサウナで良いという考方針。

さて1日目。
JR水戸駅で水戸の御老公様一向の銅像を見て歩きで出発。
バスもあるようだが天気も良いので約6キロを歩く。水戸駅を出てほどなく、さくら川がある。
桜は8分咲きでかなり綺麗で心が躍る。
散歩している人も多くいてみんな楽しんでいる。
一説によると、西の吉野山、東の桜川、とも言われ、万葉集にも出てくる有名な川のようだ。

さくら川
整備されすぎているが、
遊歩道が両側にしっかりあってゆったりと楽しめる
正式名称は漢字の「桜川」

桜川を通り抜けると、後は県道を黙々と進む。
車のディーラーやコンビニが随所にあって、どこでも見れる風景が続く。
ゆるうむまで残り数キロの所でまた桜並木が出てくる。
茨城県庁と警察本部だ。
ここも人が多くいて写真を撮っている。
名所なのか、県庁に用事がある人がたまたま楽しんでいるのかは分からない。

警察本部と県庁
立派な建物で目を見張る
県庁前の桜並木

そんなこんなで約80分かけてゆるうむに到着。
ほどよい疲れ。宿泊する部屋へは16時以降に入れるのだが、施設自体への入館は10時以降いつでも良いようだ。
100%楽しむ為には10時入館がベストだがこの日は13時に到着。入館手続きを済まして早速サウナへ。

この「ゆ」がいい
ロゴと白樺
有名人が多数来館

ここのサウナをざっと紹介しておくと、
サウナ室はタワーサウナ、ハーブサウナ、ソルトサウナ、ハーブスチームサウナの4つがある。水風呂は4つ、お風呂は3つ、外気浴と内気浴がある。
都内のサウナと違い全てのスペースに余裕があり、気分にも余裕が出る。

タワーサウナ(HPより)
メインサウナで上段と下段の落差が大きく、上段はかなり熱い。室内の半分は横になれるようゆったりとした作り。無音だがテレビもある。
ハーブサウナ(HPより)
室温は低め。セルフローリュが可能。
ハーブスチームサウナ(HPより)
湿度がかなり高く、蒸される感じが1番ある。
香りも良く古代のサウナはこうだったのではと思わせる。

それぞれのサウナを2回ずつ楽しんだのだが、楽しみ方が違う。
タワーサウナはベーシックなサウナで基本は熱々を感じ、たまにあるオートローリュでさらなる熱々を楽しむ。部屋が広く、腰掛け、背もたれ、寝そべりを気分によって変える。
スチームサウナは湿度が異常に高いため入るとすぐに発汗して中から温まってくる。これに低音のハーブサウナを加えて、飽きないようにローテーションしていく。

サウナを2時間楽しんだあと休憩所へ。ここは雑誌、漫画、小説が豊富にあって、それを読む場所も多く、寝る部屋もある。
だらだらしたい人はここに住める。

少し休んでマッサージへ。1時間6300円。
16時を回っていたのでいよいよ宿泊棟へ。施設の敷地内にあり、
一度外にでてから向かう。
今回、宿泊は2度目なので迷うことなく到着。

一戸建ての様相
やたら広い浴室
夜は少し怖い
お風呂
水力が強く一瞬で溢れる
岩盤浴

部屋に入って少し昼寝。
起きてテレビにNetflixを映してくつろぐ。ずっとくつろいでいるが、さらにくつろぐ。もう一度、本施設のサウナて90分ほど過ごし、岩盤浴へ。

実は岩盤浴の楽しみ方を知らず、良かった記憶もない。暇で時間が経つのをひたすら待つイメージ。まだ良さがわかっていない。
だから敢えて岩盤浴を選んで体験しようとこちらを選んだ。
岩盤浴の楽しみ方を調べると、15分入って休憩5分、これを3回繰り返すとの事。風呂と違って内部から温まるらしい。お風呂でもよいのではと思っていたが、お風呂はのぼせて長く入れないのでゆっくりと温まりたい人は岩盤浴が良い。

岩盤浴の後は晩飯。サウナ後と言えばカレー。
るゆうむと言えばクラフトビール。
この施設の一階で醸造しているあのクラフトビールである。

スパイシー麻婆カレー
※写真撮り忘れで1年前の写真
※写真撮り忘れで1年前の写真

サウナのあとは水分と塩分の補給が重要。カレーはうってつけである。
腹一杯で部屋に帰り就寝。

チェックアウトは9時なので、朝ウナのために早起きが必要。そのため早く寝る必要がある。早起きとは5時である。

4時に起きてアメリカとイランの情報をインプットして、5時から朝サウナへ。

2日目は10時から雨予報なので余裕を持って9時には水戸駅に着きたい。
逆算で7時30分にはゆるうむを出たい、
という流れからの5時からサウナである。

2時間サウナのあとそそくさと退館。
予報通り曇ってきたので早足で歩く。
天気が曇りなので桜川も昨日のような晴れやかさが無い…。
天気は大事だと実感。

曇りの桜川
橋にある案内版
全く何が書いてあるのか読めない

案内版に書かれていることが気になって、
帰ってからここに書かれている漢詩をAIに読ませて日本語に訳してもらうと
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春の桜が咲く堤
霞の中、川辺をそぞろ歩く
白い雲が景色をやわらかく区切り
酒がなくとも人は心酔する
小さな石が積み重なる崖
流れる水の音が静かに響く
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とのこと。なぜ漢詩なのかは分からないが、ここの景色を表現しているようだ。さらに要約すると、
桜川は酒がなくても酔えるほど美しい場所
という事らしい。なるほど。

桜川を早足で過ぎて水戸駅へ到着。コーヒーとほっしぃ〜もを買い、駅ネットで10分後の特急ときわを予約して帰宅。

お土産のほっしぃ〜も

今回ゆるうむは5回目、施設宿泊は2回目。
いつ来ても満足出来る施設。
宿泊はここに泊まる良さもあるが、dormieなど他のホテルと合わせる楽しみ方もある。日帰りは無さそう。

せっかく水戸に来ているのに都内でもできる様な動きをしている感じがしないでもない。
が、少し離れた場所で、
こういった好きな事だけでゆったりと過ごす時間も悪くない。

また、次の旅サウナで。

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