歯医者で「すまき」からの大脱走
私は歯医者が嫌いだ。
中学生のころは、予約2日前くらいから緊張。
当日は沈むくらい嫌。
大人のいまでも、ちょっと憂鬱になる。
嫌いになった原因は、
小さいころに「すまき」にされたから。
幼稚園くらい?だろうか。
中野の歯医者に通っていた。
母に聞くと、当時は
子どもを診てくれるところが、
そこしかなかったらしい。
今でも覚えている
白っぽいクリーム色の長い廊下。
廊下を歩いて
いちばん奥にあった歯医者。
治療開始。
診察台に横になると
ー バッ…!
私の両脇を、看護師さんが固める。
動かないように
2人に押さえつけられる。
顔にライトが当たる。
ー キュイイイイイン
機械の音が近づいてきた。
(~~~~~ぎゃー)
「はーい、口をあけて」
診察台の上なのに
抵抗して口をひらかない。
恐怖から
足をばたつかせ、暴れる。
看護師さんがひるんだ隙に
するっと抜けてダッシュ!
とはいっても、まだ子供。
すぐに捕まる。
また診察台の上に寝かされる。
次の一手はヒモ。
ヒモで巻かれて、
再度治療、かい…開始…?
ー キュイイイイイン
看護師さんも必死だっただろう。
でも、恐怖のあまりに
子供のくせに縄抜け。
再度、逃亡!
走ったつもりでも、診察室内。
またしても、つかまった。
とうとう最後はアミで「すまき」。
でも、紐で逃げた私。
念には念を入たのか
アミで「すまき」だけではなく、
さらに手で押さえつけられて治療。
足をバタバタしても、何をしても
逃げられず、観念した。
4歳にも満たないくらいの記憶。
昔に比べたら、痛くなくなった治療。
それでも
「キュィイイイン」を聞くと
いまだに思い出す。
あ、そろそろ
歯医者に行かなきゃ…はぁ。
歯医者が嫌いで…
▶ 虫歯を腐らせてなくそうとした。
今はもう入国カードはないよね、きっと…
▶ 女子大生2名。危うく入国出来ない理由とは…?
昭和のころってこんな感じじゃなかった??
▶ 蜜の競争相手
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