安全な場所にいながら、大きな成果だけ欲しがっていないか?
虎穴に入らずんば虎子を得ず。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
危険を冒さなければ、
大きな成果は得られない。
昔からある有名な言葉だ。
子どもの頃は、
「危ないことをしろ」
くらいにしか思っていなかった。
でも40歳になって、
営業を15年やって、
会社を7年やってきて思う。
この言葉は、
単純に「リスクを取れ」という意味ではない。
むしろ、
「欲しいものがあるなら、そのために必要な場所まで行け」
ということなんじゃないかと思う。
人は、安全な場所から結果だけ欲しがる。
売上は欲しい。
でも、断られたくない。
評価されたい。
でも、目立ちたくない。
会社を成長させたい。
でも、失敗したくない。
新しいことを始めたい。
でも、今の生活は変えたくない。
これ、
結構あると思う。
僕自身もそうだ。
できれば失敗したくない。
できれば恥をかきたくない。
できれば楽に結果を出したい。
でも、
世の中そんなに甘くない。
虎のいる場所に行かなければ、虎の子は取れない。
営業で考えると分かりやすい。
新規のお客様に電話する。
断られるかもしれない。
初対面のお客様に提案する。
失注するかもしれない。
大きな案件に挑戦する。
競合に負けるかもしれない。
新しいサービスを作る。
売れないかもしれない。
でも、
そこに行かなければ、
そもそも可能性すら生まれない。
リスクがある場所には、リターンの可能性もある。
もちろん、
無謀に突っ込めばいいわけじゃない。
虎穴に入るなら、
虎がどこにいるのかくらいは調べる。
準備する。
考える。
覚悟する。
その上で、
入る。
「失敗しないこと」が目的になっていないか。
会社をやっていると、
失敗を避けたくなる。
お金も使う。
人も動く。
時間も使う。
失敗すれば、
全部が無駄になるように感じる。
でも、
何もしなかったら、
失敗もしない代わりに、
成功もしない。
これは怖い。
だから、
僕は最近、
「失敗しないこと」より、
「失敗しても前に進めること」
のほうが大事だと思っている。
挑戦する人は、失敗する。
当たり前だけど、
挑戦する人ほど失敗する。
新しいことをやる。
知らない場所に行く。
知らない人と会う。
今までやったことのない仕事をする。
当然、
うまくいかないこともある。
でも、
その失敗の中には、
次に使える経験が残る。
何もしなかった人には、
その経験すら残らない。
ただし、虎穴なら何でも入ればいいわけじゃない。
ここは重要だと思う。
「リスクを取れ」
という言葉だけが一人歩きすると、
無謀な挑戦を正当化してしまう。
それは違う。
大事なのは、
「何のために、そのリスクを取るのか」
だと思う。
目的がない挑戦は、
ただのギャンブルになる。
欲しい未来がある。
そこに行くためには、
今までと違う行動が必要。
だから、
怖くても一歩踏み込む。
これが、
本当の意味での挑戦なんじゃないかと思う。
40歳になっても、まだ虎穴に入る。
40歳になった。
会社も7期目。
15年間、営業をやってきた。
それでも、
まだ分からないことだらけだ。
まだ挑戦することがある。
まだ失敗することもある。
まだ怖いこともある。
でも、
「もう経験したから大丈夫」
とは思わない。
むしろ、
経験を積んだからこそ、
「この先に行くには、今までと同じことをしていてはいけない」
と分かってきた。
若い頃は、
怖いもの知らずで虎穴に入っていた。
今は、
虎がいることを知っている。
だから怖い。
でも、
それでも入る。
なぜなら、
その先に欲しいものがあるから。
虎穴に入らずんば虎子を得ず。
安全な場所にいることは、
決して悪いことじゃない。
でも、
安全な場所にいながら、
危険な場所にいる人と同じ結果を求めるのは、
少し違うと思う。
欲しいものがあるなら、
必要な場所まで行く。
怖いなら、
準備する。
失敗したら、
学ぶ。
そして、
また挑戦する。
虎子が欲しいなら、
虎穴に入る覚悟を持つ。
それが、
40歳になった今の僕が思う、
「挑戦する」ということだ。
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