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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

日向坂46「五期生 LIVE」の感想。

※ネタバレ前提の記事です、お気を付けください。

セトリについて感じたことを、つらつら書いていきます。


01. 円周率
(C: 佐藤優羽)

最新の五期生楽曲であり、
僕の推しである佐藤優羽ちゃんの初センター楽曲。
DAY2のリピート配信では初めて聴いた時と
同じような感覚になり、涙を誘われた。

表現を形にするには、
そのものの外郭≒限界を知っている必要がある。
彼女たちがこのライブに対してどこまでそこに迫ったかは、
1年前から更に輝くようになった
「アイドル力」を見れば明らかだろう。
可能性は、無限に続く!

優羽ちゃん、身体柔らかいですね…。

02. どこまでが道なんだ?
(C: 鶴崎仁香)

この選曲は唸った!
映画のテーマにも、このライブが五期生にとって持つ意味的にも
2曲目としてピッタリなのではなかろうか。
先を目指す限り、日向坂46に道はある。
それはもちろん、五期生にとってもそうだからだ。

この曲のユニットにはおすし(金村美玖)がいるが、
新参者二〇二五の裏側での
おすしと仁香ちゃんのやり取りをふと思い出し、
胸の奥がじんわりとした。

こさかなヨリ&おすしコンプ、アツい。

03. ホントの時間
(C: 高井俐香)

まっすぐカメラを、すなわちおひさまを見つめて表現するりかたん。
冒頭「おや?」からいつもの「にまにまふにゃふにゃにっこり」、
彼女のアイドル像は良い意味で変わらず、輝きを増している。

セトリ全体に言えることだが、
オリジナルと異なる振り付けや演出を
演技込みで行うことは非常に難しいと思う。
しかし、日向坂46という視点では"ひなくり"に代表されるように
そういった演出が特徴でもある。
ここに、このライブをやり遂げる意味の一つがあるのではないか。

この後の曲間の演技にも言えることだけど、
五期生ちゃんの困惑表情、良き。

04. 月と星が踊るMidnight
(C: 坂井新奈)

パフォーマンス中のにぃたんのギャップは
何度驚かされても良いもの。
冷静に憂いを帯びて、だんだんと感情的に、
がこれまでのセンターに持っていた印象だったが、
冒頭から既に感情を直接的に出すセンターは
実は新鮮なように感じた。どちらもとても好き。

"光の棒"を用いたパフォーマンスは、
一つのパターンとして良いのではないかと思う。
アイテムを用いてのパフォーマンスは、
"映画"に次ぐ今回のテーマでもあったようだ。
逆に2番は丸々本家振りだったが、
将来もう一度、フルを本家振りで観てみたいなとも感じた。

白×白への敬意としても、
一つ特別な意味を持ったパフォーマンスだった。

05. SHUWA SHUWA 
(末っ子マリン
(大野愛実、坂井新奈、高井俐香))

これはあくまで連想したという主観的事実として…
(言い訳がましいが)
この3人はいわゆる"きずなーず"のような存在になるのではないか。
四期生の"末っこむすび"にもそう感じる節はあったが、
どちらかというと個々の関係性においてシンパシーを覚えた。

三者三様のアイドル像、
一つのユニットにならなければ表現できないものがある。
願わくば3人それぞれに注目するために3回観たい…
と言い始めると、結局10回+全体で1回観たくなるのだが。

ひな誕祭で、末っこむすびとセトリ連続したりしないかな?

06. 雨が降ったって
(C: 蔵盛妃那乃)

曲前のひなのんのソロ演舞が非常に良い。
"ひななり"でも観られる喜怒哀楽のレンジの広さで、
あの名シーンのひなのん流解釈そのものとすら言えそうだ。

片手に傘、片手にハンドマイク。
また一つ、パフォーマンスの幅を広げてきた。
そして実は2Bソロで高音歌唱力が求められるこの曲、
ひなのんの歌声がまたピッタリだ。

日向坂46のハッピーオーラの考え方に、
期生曲という枠に縛られずこの曲の気楽さが加わったのは
一つグループとして興味深い点だ。
だからこそ、こういったライブでも披露の機会が多いのかも。

07. 空飛ぶ車
(C: 松尾桜)

ミドルテンポの四つ打ちビート。
例えば"好きクレ"に代表されるような、
コールで大盛り上がりの曲とは魅力の方向性が全く違う。

だが、実はこの曲に乗れることこそが
五期生の真髄なのだと僕は信じてやまない。
なにしろ、僕はこの曲のパフォーマンス中に
「現地行きたかったなあ」と改めて思ったのだから。
優しく浮かぶようなこの曲は、
五期生が一体となったしなやかさを持たなければ
表現できないと僕は思う。

2日目のこの曲のパフォーマンスで思ったが、
優羽ちゃん、多分タリーを見つける能力が高い。

08. こんなに好きになっちゃっていいの?
(C: 佐藤優羽)

演出か否か。
いや、どちらでも良くなるほど、涙が伝う顔が美しい。
ポテンシャルと努力で磨かれた、
優羽ちゃんの儚いソロダンスはまた一層美しかった。

切なさが主題にある曲はテンポもスローになるため、
一人ひとりのカット、表情をいかに作るかが
より見え方に影響するのではないかと思う。
日向坂46 3番目の表題としてこの曲へ挑戦した先輩方へ、
リスペクトを込めて余念なく表現していた。

写真にして収めたくなるような表現が、
たくさんあるパフォーマンスだったな。

09. (DAY1)ママのドレス
(Vo. 大田美月、鶴崎仁香、片山紗希) 
(DAY2)My god 
(Vo. 下田衣珠季、蔵盛妃那乃、
佐藤優羽、松尾桜)

ここは"末っ子マリン"以外のメンバー7人で、
日毎に異なる曲をジャズテイストのアレンジでパフォーマンス。

DAY1は自転車でステージへ。
天真爛漫なお嬢様のようなに表現する3人が、
賑やかでキュートな楽曲の主人公によく似合う。

DAY2はおひさまと共にクラップ。
スタンドマイクで歌う4人は、
それぞれの魅力とスタイルで神への願いを歌う。

「曲もアレンジも日毎に異なる」というチャレンジに、
五期生ちゃんはしっかり応えていた。

10. 一生一度の夏
(C: 高井俐香)

僕はこの曲で、
「好きを超えろ」を改めてもう一段階実現したと感じた。
青春×夏が真正面からやってくる、
ハッピーオーラ全開な曲の一つである。

彼女たちが違いなく日向坂46であることを、
歌やダンス、その他数え切れぬ要素が合わさることで
溢れ出るハッピーオーラで示していた。

「ハッピー」、「楽しそう」、
そう感じさせるためにどれほどの「できる」を積み上げただろう。
僕らはその結実を、観客席から全力で楽しむのみだ。

11. 好きになるクレッシェンド
(C: 片山紗希)

ご存知、彼女たちのキラーチューン。
テレビ披露も経て、彼女たち自身
この曲への自信やキレが一味違うように見えた。

これはそうあってほしい/ほしくないとかいう話とは別で、
日向坂46全員で披露される未来を予感するほど
爆発力のある曲だと感じる。
実際、他の坂道でも期生曲が
そういった発展を見せることもある。

コールに耳を澄ませる仕草大好き委員会会員。
さきてぃ、最高です。

12. ってか
(C: 大田美月)

特に2日目冒頭、
まだ暗い中でのみーちゃんの表情が完璧だった。
その歌声を称賛する声も、Xで沢山見かけた。
ダンスのみならず幾つもの魅力を磨いたのだな、と感じる。

ランキングにも入る程のダンスリーダー、
それに追いつけ追い越せと競い合う姿。
そうして一つのパフォーマンスを創り上げるのが、
メンバーであり、同期だ。

推しメンとして、みーちゃんの抜けに映る優羽ちゃんに
また表しようのない想い。カッコいいぞ。

13. Dash&Rush
(C: 片山紗希)

ハッピーオーラと挑発的な煽りが同居できるのが、
日向坂46の強みでもある。
その点で、さきてぃの煽りは一級品。

いつのライブからだったか忘れてしまったが、
このハードロックアレンジが実に良い。音源化希望。
全力で汗をかくことは「日向坂らしさ」の一つでもあると思うので、
煽り含めこの曲のパフォーマンスは配信ながら心が躍った。

圧倒的熱血派のさきてぃ、
もう一つそのテイストのセンター曲が欲しくなってしまうな。

14. 錆つかない剣を持て!
(C: 下田衣珠季)

16thSGひなた坂LIVEを思わせる演出に加え、
ダンサーさんたちを迎えてのパフォーマンス。
"ステージの上に立つプロ"として、
如何ほどの決意と緊張感を持って挑んだことだろう。

五期生全員がそうなのは言うに及ばずだが、
それでもいずきちの魂の錆つかない剣は、
今か今かと研ぎ続けられ一味違うものになっている。
敬愛するみくにんへの想いも込めて、だろうか。

毎回毎回に懸ける決意が波動になり伝わる。
僕は、こういう時に「ひなた坂46の在る意義」を感じる。

15. 恋した魚は空を飛ぶ
(C: 大野愛実)

まなみんセンターでのこの曲のパフォーマンスも
かなり回数を重ねてきた。
この曲、バリエーションを持たせるのが
非常に難しいんじゃないかと思う。
この曲が持つメッセージとしても、
パフォーマンスにおける体力的な面でも。

しかし彼女は、そして彼女たちは、
しっかり向き合って10者10様の激情を炸裂させてみせた。

先ほど言っていたことに対して
酷な言い方にすらなってしまうのかもしれないが…
また観たくなる。

16. 絶対的第六感
(C: 大野愛実/松尾桜)

OTRから1年超。
おもてなし会の翌日にこの曲を披露した時は、
本当に度肝を抜かれたものだ。

彼女たちのパフォーマンスについてどう進化したか、
その実、適切なワードも評価軸も持ち合わせてはいない。
あるだけの語彙で書くとすれば、
アイドルとして観客に魅せる力、
ステージに立つ姿に心が動いた。とでも言おうか。

だが、心が動くという主観にはしたがって良いのだろう。
それこそ、彼女たちが第六感に訴えかけたことの証左だ。

17. My fans
(C: 松尾桜)

この曲は"恋魚"と似た形で、
さくらぶりーがセンターとして披露する回数を重ねてきている。
そしてさくらぶりー自身の歩みと共に、
その役目に応える度に進化していると思う。

通常、センターは目の前に観客がいて、
メンバーが見えず様々な面でプレッシャーが多いだろう。
しかしながらステージング的に1人真ん中に立って
パフォーマンスすることが多いこの曲も、
相当の胆力が必要なはずだ。
さくらぶりーのポテンシャルを承知していた、
「つもりでいた」のだと感じた。

個人的にはDAY2、
Dメロの(恐らく)生歌に走った声の歪み、実にグッときた。

18. クリフハンガー
(C: 大野愛実)

表題のオリジナルセンターを務めているメンバーが、
同期と共に期生ライブでパフォーマンスする。
これは全くもって当たり前の機会ではない。

これからを担う世代が自分たちだけのライブで、
グループの表題に全力で挑む気概。
彼女たち一人ひとりの物語は
それぞれにしかない魅力で広がり、
日向坂46の歴史を絶えずクリフハンガーで繋いでくれる。
そう信じられる、信じたくさせてくれるパフォーマンスだった。

2サビで誰がセンターに出て来るかは毎回注目しているのだが、
さきてぃが出てきたのには唸った。
ああいう瞬間にも、さきてぃのアイドル力は光る。

EN01. ジャーマンアイリス
(C: 大野愛実)

この曲は「追憶」の曲だ。
例えばけやき坂46にとっての"車輪"のように、
走り続ければいつでもそこにある曲であり、
例えば日向坂46にとっての"ジョイラ"のように、
原初的な愛情を教えてくれる曲だ。

好きを超えた先で、守るべき場所となった、日向坂46。
それは同時に、そして何より、
彼女たちが日向坂46の一員である証拠だと思う。

この曲の後の穏やかで輝かしい笑顔、好きなんだよな。

最後に

日向坂46 五期生の個性と魅力は、
加入時から目を疑うほどだった。

「初々しさのみを魅力としたくない」
「いち早く日向坂46でありたい」という想いが
強く強く彼女たちを前へと進めていたのではないかと僕は思う。

そこから一歩超えた先で、
自分たちにしか演れないステージに挑んだ。
十人十色の輝きを大切に持って強めながら、
同時に一つになって日向坂46のライブを創り上げた。

向き合えばお互いを見つめ合うことができ、
背を向ければお互いに預け合うことができる。
それが同期の絆というものだ。

この絆を感じ取る、
心を動かす機会をもらったことに感謝します。

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