レイニーとブーストティガー──竹林に燃える“火の虎”
ロマンディア南部で語られる、レイニーと火の虎の遭遇譚をまとめました。
ロマンディア南部には、
広大な竹林 《チャルメロ》 が広がっている。
普段はバンブービーという蜂のシンボルが
飛び交う穏やかな場所だが、
涼秋の夕刻、曇り空の下──
運が良ければ、この地のボスシンボル
《ブーストティガー》 に遭遇できる。
赤・黄・黒のトラ柄は逆立ち、
スカジャンに描かれそうなほどイカつい風貌。
防御力は低いが、
東エリア最強の攻撃力を誇る。
シンプロDBのランクは「B10」。
中堅クラスだが、
その存在感は“中堅”の枠に収まらない。
レイニーは、
未開の地を調査するフィールドワークが趣味。
現場に向かうフットワーク
自分のロジックで答えを導く知性
シンプロ適性の高さ
これらが揃っているため、
彼は“冒険者としての素質”がずば抜けていた。
ある日、チャルメロの中央部が
燃え上がったように
煌めいているのを目撃する。
その瞬間、
レイニーは“シンボルの気配”を感じ取った。
そして──
ブーストティガーが目の前に現れる。
普通なら恐怖で動けない。
だがレイニーは違った。
「……来た。」
その一瞬を逃さず、
彼は冷静にフォーカスした。
DBを確認すると、
ブーストティガーはまだ誰にも
登録されていなかった。
レイニーは胸が熱くなる。
「これが……冒険の醍醐味だ。」
この瞬間、
レイニーは“冒険者としての自分”を確信する。
そしてブーストティガーは、
後に大きな存在感を放つことになる。
<用語解説>
・チャルメロ
ロマンディア南部に広がる竹林。
穏やかな地帯だが、
夕刻にはボスシンボルが
姿を見せることがある。
・ブーストティガー
チャルメロのボスシンボル。
東エリア最強の攻撃力を持つ“火の虎”。
──読んでくださった方へ──
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