シンボル・プロパティ──世界を変えたアプリ
伝説の存在を記録するアプリとして、その仕組みと世界観をまとめました。
この世界には、古くから
“伝説の生き物”が各地に潜んでいる。
火を纏う獣。
森と語らう精霊。
海を割る巨魚。
それらは総称して
《シンボル》 と呼ばれてきた。
だが、時代は変わった。
今やシンボルは、ただの神話ではない。
誰もが“ゲーム感覚”で
遭遇できる時代が来たのだ。
この革命を起こしたのが、
世界的ブームとなったアプリ──
《シンボル・プロパティ》。
専用端末 「シンボルック」
(タブレット型・時計型)をかざし、
シンボルをスナップショットに収めると、
データは「シンプロDB」 に投稿される。
険しい山。
深い森。
灼熱の砂漠。
過酷な環境に挑み、
激レアなシンボルを“ゲット”する。
そのスリルこそが、このアプリの醍醐味だ。
コレクターの称号システム
シンプロDBに一匹でも投稿できれば、
ユーザーは“コレクター”として認められる。
さらに、各地に潜む“王クラス”を発見すれば、
称号は コレクター → キング → マスター と
昇格していく。
だが、発売から二年。
全シンボルをコンプリートした者は、
まだ一人もいない。
このアプリの真の魅力は、
シンボルを“育てられる”ことにある。
ゲットしたシンボルはアプリ内で育成でき、
やがて召喚獣として
エア・バトル と呼ばれる
仮想戦闘に参加させることもできる。
難易度は高い。
だが、中毒性は圧倒的。
ユーザーが没頭しすぎないよう、
メーカーは世界各地に“社員”と呼ばれる
アドバイザーを配置し、
実践的なフォローを行っている。
<用語解説>
・シンボル
火・森・海など、各地に潜む伝説級の存在。
古くは神話として語られていた。
・シンボル・プロパティ
シンボルを撮影し、データ化して記録する
革新的アプリ。
世界的ブームとなった。
・シンボルック
シンボル撮影専用の端末。
タブレット型と時計型があり、
撮影と情報抽出を担う。
──読んでくださった方へ──
インスタでは国やテーマごとにBGMを設定しています。その音楽を聴きながら物語に触れていただけたらとてもうれしいです。
