【Google AI Studio】時短クッキング No.11:3種類のアルゴリズムが選択できる迷路アプリ+パックマン自動運転シミュレーター
時間をかけずにアプリ開発に挑戦する「時短クッキング」シリーズ。
気づけば早くも第11回となりました。今回のテーマは 迷路生成アプリ です。
自動で“味付け”までしてくれるインテリジェンス
迷路生成アルゴリズムに関する情報は世界にあふれており、AIにとっては造作もありません。
実際、次の一言を送るだけで、あっという間にプロト版が完成しました。
迷路生成Webアプリを作ってください

一般的なAIに「迷路アプリを作れ」と指示すると、
・迷路を描画する
・正解ルートを表示する
といった“最低限”のPythonプログラムが返ってくることがほとんどです。
しかし、Google AI Studio(Gemini)は ひと味違う。
今回たまたま生成された試作アプリ「Gemini迷路」ではありますが、
「新規ゲーム」ボタンを押すと AIが背景シナリオを自動生成。
さらに、迷路内のアイコンをカーソルキーで操作してゴールへ向かうという、
“頼んでもいないゲーム化”まで勝手にしてくれました。
良い意味で味付け濃すぎ!
ぜひ、いろいろ試してみてほしいところです。
今回作ったのは「迷路研究アプリ」
ゲーム寄りの「Gemini迷路」に対して、今回メインで制作したのは、研究目的のための迷路生成アプリ「迷路君」 です。
シンプルながら、迷路の構造研究に必要な要素が揃っています。

「迷路君」の5つの特徴
本アプリの特徴は次の通りです。
特徴1:最大50×50の迷路を生成
サイズは5×5~50×50まで。
左側のスライダーで迷路の大きさを自由に設定できます。

特徴2:アルゴリズムを3種類から選択可能
迷路を生成するアルゴリズムは多数存在しますが、今回は次の3つを実装しました。
穴掘り法(DFS)
一本道が長く、迷路らしさが強く感じられる生成方法。プリム法(Prim's)
ランダム性が高く、複雑で入り組んだ迷路を作りやすい手法。再分割法
大きな部屋を区切っていく方式。均整のとれた構造が得られます。
アルゴリズムを切り替えると、迷路全体の形が大きく変化します。
生成した迷路の“個性の違い”を楽しめる点が魅力です。

特徴3:正解ルートをワンボタンで表示
「正解」ボタンを押すと、Start から Goal までのルートを表示。
アルゴリズムごとに“解き方の癖”も見えてくるため、比較研究にも最適です。

特徴4:問題+解答画像をZIPで保存可能
迷路アプリとしては珍しい機能。
生成した迷路画像と正解ルート画像の2枚を一緒にしてZIP出力。ワークシートや教材としての活用にも向いています。
特徴5:ロボット4体が迷路を歩く!
せっかく迷路を生成したので、思いつきで「ロボット走行機能」を追加しました。
赤い「ROBOTS」ボタンを押すと、性格の違う4体のロボットが登場してゴール目指して動き回ります。
ロボットの種類
Smart:正解ルートロボ
最短経路探索アルゴリズムでゴールを目指す賢いタイプ。Lefty:左手法ロボ
常に左側の壁をたどる古典的探索ロジック。Righty:右手法ロボ
右側の壁をたどって進むシンプルな方式。Explorer:探索型ロボ
行き止まりも恐れずウロウロしながら全域を探す自由奔放タイプ。
ロボット名ボタンを押せば、個別に1体だけ出すこともできます。
左メニューの「ロボット速度」で移動スピードも調整できます。それぞれゴールすると、到着までにかかったタイムが表示されます。

応用展開:パックマン自動運転シミュレーター
ロボットが迷路を歩いているのを眺めていたら、ふとアイデアが浮かびました。
生成した迷路にパックマンを放り込んでみたい…!
というわけで、「迷路君」をベースに、パックマン自動運転シミュレーター へとアップデート。迷路にドット餌を配置し、追いかけてくるゴーストを避けながら進みます。
パックマンは 自動で動く(プレイヤー操作なし)
ゴーストとは「距離を測る線」で結ばれ、逃走方向の判断に使用
思考ルーチンはまだ弱く、たいてい目標半ばで捕まる
→ それでも、もくもくと餌を集める姿が健気すぎる!
眺めるだけで楽しい鑑賞アプリ になっています。

操作方法
START SIMULATION:シミュレーション開始/ポーズ切り替えスイッチ
Show Path:モンスターと目標ドット餌までのルート表示切り替えスイッチ(オフで非表示)
Simulation Speed:シミュレーション速度調整スライダ
WIDTH:迷路の幅調整スライダ
HEIGHT:迷路の高さ調整スライダ
LOOP FACTOR:迷路の粗さ調整スライダ
Export Map Image:マップ画像のダウンロード
回転アイコン:迷路を再生してやり直しボタン
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お試しください。
迷路君
パックマンシュミレーター
まとめ:迷路は応用範囲が広い!
迷路生成アプリは、一度作っておくと応用の幅がぐっと広がるジャンルです。
ミニゲームとして使える
ゲームマップの自動生成の基礎になる
教材としても機能する
アルゴリズム研究にも最適
そして何より、Google AI Studio の生成するコードは発展性が高いので、今回のように ロボット走行 や パックマン化 など、どんどんアイデアを追加して遊べます。
迷路にロマンあり!
以上!
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次の開発もがんばろうかな、という気になりますのだ (笑)