弟から姉へ/妹から兄へ

夜半上がる雨は只管疎ましい
湿度を残して足音を置いて
響く音も無くて声すら絞って
撒き餌が囃すよ
黒の濃い路上に電灯は羨む
惑星は滲みを恒星は揺らぎを
返す音も無くて声さえ離され
繋ぐ糸手繰るよ
手遅れだなんて言うなよ きみ自身を守り通しなよ
傷付けられたら振り向いて その牙見せてあげなよ
孤独に涙流すなよ 何時もこの手を離さずにいなよ
気付けばきみは其れすらも噛み尽くして 慈しむよ
(それでも独りを感じたら鏡越しに呼び掛けてよ)
2011-07-16

夜半上がる雨は只管疎ましい
湿度を残して足音を置いて
響く音も無くて声すら絞って
撒き餌が囃すよ
黒の濃い路上に電灯は羨む
惑星は滲みを恒星は揺らぎを
返す音も無くて声さえ離され
繋ぐ糸手繰るよ
手遅れだなんて言うなよ きみ自身を守り通しなよ
傷付けられたら振り向いて その牙見せてあげなよ
孤独に涙流すなよ 何時もこの手を離さずにいなよ
気付けばきみは其れすらも噛み尽くして 慈しむよ
(それでも独りを感じたら鏡越しに呼び掛けてよ)
2011-07-16