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「次はこうしよう」と言える人

幸せになりたいならば、

「あの時ああしていれば」と言う代わりに、

「この次はこうしよう」と言うことだ

── スマイリー・ブラントン

こんにちは、長期投資家@VOOです。

この言葉、最初に読んだとき、少し引っかかりました。
「あの時ああしていれば」を言ってはいけない。
そんな意味にも聞こえたからです。

でも、何度か読み返してみると、そうではないんですよね。

この言葉が言っているのは、「後悔するな」ではない。
「代わりに」という言葉が、とても大事なのだと思います。


後悔は、人間であることの証拠

仕事でミスをした夜。
子どもにきつく言ってしまった後。

あの時、違う選択をしていればと思う瞬間。

誰にでもあります。

後悔すること自体は、弱さではありません。
むしろ、自分の行動を振り返る力があるからこそ生まれる感情です。

問題は、後悔することではなく、その後です。

その気持ちをどこへ向けるのか。
そこが大きな分かれ道になる気がします。


過去に住むか、未来に向くか

「あの時ああしていれば」は、過去に向いた言葉です。

もう変えられない場所を、何度も見つめる。

それ自体は自然なことです。
でも、そこに長く居続けると、少しずつ前へ進む力を失ってしまう。

一方で、
「この次はこうしよう」は未来に向いた言葉です。

同じ失敗。

同じ経験。

同じ後悔。

それなのに、向いている方向がまったく違う。
過去を振り返るためではなく、未来を良くするために使っているんです。


子どもは失敗を「情報」として扱う

子どもを見ていると、時々驚かされます。

転んで泣いても、しばらくするとまた走り出す。
昨日できなかったことを、今日も平気で挑戦する。

「あの時こうしていれば」なんて、ほとんど言いません。

失敗を失敗として抱え込まず、
「次はこうやってみよう」
と自然に考えているように見えます。

大人になると、失敗が怖くなります。
周囲の評価が気になるからかもしれません。

失敗が「事件」になる。

でも、子どもにとって失敗は「情報」です。
だから何度でも挑戦できる。

本当は大人も、その感覚を少し思い出していいのかもしれません。


「次はこうしよう」は意外と難しい

この言葉はシンプルですが、実践するのは簡単ではありません。

なぜなら、

「次はこうしよう」
と言うためには、まず今回の失敗を受け入れなければならないからです。

逃げずに見る。

認める。

分析する。

そして前を向く。

言い訳を探しているうちは、まだ受け入れられていない。
誰かのせいにしているうちは、まだ自分の手に戻ってきていない。

でも、

「次はこうしよう」

と言えた瞬間、人は少し前へ進んでいます。


最後に

スマイリー・ブラントンが言いたかったのは、

「後悔するな」

ではないと思います。

後悔を、未来を良くするための材料に変えろ。
そういうことなのではないでしょうか。

投資の世界でも、
「あの時買っていれば」
「あの時売っていれば」
と思うことは誰にでもあります。

でも、資産を増やす人が見ているのは、過去のチャートではありません。

次の行動です。

人生も同じ。

「あの時ああしていれば」で終わるか。

「この次はこうしよう」で終わるか。

その小さな違いが、5年後、10年後の景色を大きく変えていく。

今日という日は、過去をやり直す日ではありません。
次の一歩を決める日です。

だから私は、

過去を悔やむ時間を少し減らして、

「この次はこうしよう」

という言葉を増やしていきたいと思います。

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