「日常と投資」警察官が数メートルおきに立っていた街で思ったこと
こんにちは、長期投資家@VOOです。
先日、仕事で名古屋の現場に行ったときのことです。
現場周辺にはコインパーキングが少なく、少し離れた場所に車を停めて、歩いて向かうことになりました。
ところが歩き始めてすぐ、少し違和感を覚えました。
やたらと警察官の姿が多いのです。
ビルの端と端。
数メートルおき。
まるで一定の間隔で配置されているかのように、警察官が立っています。
さらに歩くと、人が1人入れるくらいの小さな掘立小屋のような場所があり、その中にも警察官が。
大きな国道に出ると、そこにも警察官。
ワンボックス型の警察車両も停まっています。
事件でもあったのか。
それとも何かの警備なのか。
なんとなく、街全体に普段とは違う緊張感が漂っていました。
作業を終えても、まだ警察官がいる
その日、私の作業現場は近くのビルの1階。
数時間、いつも通り淡々と作業をしていました。
そして作業を終え、外に出ると――
まだ警察官が立っています。
しかも人数も配置も、ほとんど変わっていない。
あまりにも気になったので、
思い切って警察官に聞いてみました。
「何か事件でもあったんですか?」
すると警察官は、穏やかにこう答えました。
「総領事館の見張りです。お気になさらずに。」
そこには中国総領事館があった
後で調べてみると、その近くには
中国総領事館がありました。
どうやらそこは
365日、24時間体制で警備されている場所
だったようです。
警察官は交代制で、常に周囲を見守っているとのこと。
その日は大雨でした。
警察官はカッパを着て、じっと立ったまま警備を続けています。
私は正直、こう思いました。
「大変なお仕事だな…」
同時に、こんなことも頭をよぎりました。
「税金って、こういうところにも使われているんだな」と。
見えないところで社会は守られている
普段の生活の中で、私たちは
警備
インフラ
安全
について、あまり意識することはありません。
でも、その日見た光景は
社会の安全は、見えないところで守られている
ということを、はっきり感じさせるものでした。
雨の日も。
暑い日も。
寒い日も。
誰かが立っている。
そのおかげで、私たちは何事もなく日常を過ごせる。
投資の世界にも「見えないコスト」がある
実はこれ、投資の世界にも似た部分があります。
企業が安定して利益を出し続ける裏側には、
セキュリティ
法務
リスク管理
保険
コンプライアンス
といった、目には見えにくいコストが存在します。
これらは直接利益を生むものではありません。
しかし、こうした仕組みがあるからこそ、
企業は長く存続し、
市場は安定し、
投資家は資産を増やしていくことができます。
長期投資は「社会の仕組み」に乗ること
私がS&P500に長期投資をしている理由のひとつは、
社会の仕組みそのものに投資している
という感覚があるからです。
法制度があり
資本市場があり
企業が活動し
警備やインフラが支える
そうした大きな仕組みの中で、経済は回り続けています。
私たち投資家は、
その流れの一部に参加しているのかもしれません。
雨の中で立っていた警察官を見て
作業を終えて帰るときも、
警察官は同じ場所に立っていました。
雨の中、カッパを着て。
その姿を見ながら、私はふと思いました。
「社会は、こういう人たちに守られているんだな」
そして同時に、
「その社会の中で投資をしている」
ということも、改めて感じました。
普段は見えないもの。
けれど確かに存在しているもの。
そんなことを考えた、名古屋の現場での出来事でした。
ふと、こんな言葉を思い出しました。
「ローマは一日にして成らず。」
社会も、市場も、企業も。
すべては長い時間をかけて作られてきた仕組みの上に成り立っています。
長期投資とは、
そんな社会の流れに静かに乗ることなのかもしれません。
皆さんは、
「社会の仕組み」を感じた瞬間ってありますか?
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