信用しない。信頼する。でも確認する。
こんにちは、長期投資家@VOOです。
私は、人をあまり「信用」していません。
もう少し言えば、自分のことも「信用」していません。
現場に出ても、工具には頼るし、
便利なものがあれば、迷わず使う。
自分の判断も、絶対とは思っていない。
明石家さんまさん風に言えば、
「自分を過信していないから、落ち込まない」という感覚に近いかもしれません。
だから私は、
人も、自分も、信用していません。
誤解しないでください。
「信頼」はしています。
でも、完全に「信用」することはできない。
この二つは、似ているようで、まったく別のものだと思っています。
信頼と信用は、違う
信頼とは、
その人の人柄や関係性に向けるもの。
信用とは、
その人の行動が期待通りである可能性に向けるもの。
人間には「出来心」があります。
どれだけ誠実な人でも、
環境や状況によって判断が揺らぐことがある。
それは責める話ではなく、
“人間の構造”の話です。
だから私は、
信頼している仲間ほど、確認をするようにしています。
確認は、疑いではなく敬意
「確認する=疑っている」
そう受け取る人もいるかもしれません。
でも私は、むしろ逆だと思っています。
確認しないことで、
「まさか、あの人が…」
という状況を生み出すほうが、
ずっと残酷です。
人は環境に影響される生き物です。
だからこそ、
仕組みで防げる失敗は、仕組みで防ぐ。
それは不信ではなく、
“関係を守るための誠実さ”だと思っています。
投資も、まったく同じ
長期投資をしていると、
この感覚がよく分かります。
私はS&P500(VOO)を信頼しています。
長期的に米国経済は成長する。
その前提には、今も大きな確信があります。
でも、だからといって、
何も確認しないわけではありません。
積立状況を確認する
ポートフォリオを点検する
自分が感情に流されていないかを見る
信頼があるからこそ、
確認が意味を持つ。
逆に、
信頼だけで目を閉じてしまえば、
それはもう“信仰”に近くなってしまいます。
ルールが、人を守る
ウォーレン・バフェットは、こんな趣旨のことを言っています。
「人の誠実さは信頼する。でも契約書は弁護士に書かせる」
これは冷たい言葉ではなく、
むしろ温かい知恵だと思っています。
ルールや仕組みがあるから、
人は“出来心”に負けずに済む。
構造が、人を守る。
投資なら、
自動積立もその一つです。
「今月は怖いからやめようかな」
そんな感情を、
ルールが静かに止めてくれる。
信頼する。
でも確認する。
そして、仕組みに委ねる。
これは投資だけではなく、
人間関係にも通じる原則なのだと思います。
最後に
「信用できない」という言葉は、
冷笑でも、諦めでもありません。
人間をリアルに見た上で、
それでも関係を壊したくないから確認する。
それが、私のスタンスです。
信頼しているから、確認する。
一見矛盾しているようですが、
長く続く関係ほど、
実はこの感覚の上に成り立っている気がしています。
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