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続かない人ほど「頑張ろう」としすぎている。習慣化は「毎日1時間」より「毎日5分」から

「今度こそ毎日続ける」

そう決めたのに、3日後にはやっていない。

勉強。読書。

運動。早起き。

仕事の振り返り……。

始めるときの自分は本気だった。

なのに続かない。

そして最後に出てくるのが、

「自分は意志が弱い」

という自己評価だ。

でも、ここで一度疑ってみたい。

本当に問題は「意志の弱さ」なのか。

むしろ、続かない人ほど
最初から頑張りすぎているのではないか。

継続に必要なのは、強烈な意志ではない。

「これならサボる方が難しい」と思えるくらい、小さく始めることだ。

「明日から1時間」が、だいたい危ない

何かを始めようとすると、人はなぜか最初から立派な計画を作る。

「毎朝5時に起きる」
「毎日1時間勉強する」
「毎日10キロ走る」

昨日までゼロだったのに、明日から突然スーパーマンになる。

気持ちは分かる。

私も何度もやった。

そして数日後、

普通の自分に戻る。

すると今度は、
「また続かなかった」
と自信を失う。

これがもったいない。

そもそも人は、慣れた行動を変えることに負荷を感じる。

今までやっていなかったことを、
突然毎日1時間やろうとすれば重く感じて当然だ。

だから最初から自分と大きな約束をしない。

5分でいい。むしろ5分がいい

たとえば、読書を習慣にしたいとする。

「毎日1時間読む」

ではなく、

「毎日5分だけ本を開く」

でいい。

もっと小さくてもいい。

「1ページ読む」

でもいい。

勉強なら問題集を1問。
仕事の振り返りなら1行。
運動ならスクワット5回。

「そんなので意味ある?」
と思うかもしれない。

でも最初の目的は、大きな成果を出すことではない。

「今日もやった」という事実をつくることだ。

5分やって調子が出れば、そのまま続ければいい。

5分で終わっても成功。
このくらいでいい。

自分との約束を守る回数を増やす

私は、継続で大切なのは「自分との約束」だと思っている。

毎日1時間やると決めて、3日でやめる。

これを繰り返すと、
「どうせ自分は続かない」
という感覚が残る。

逆に、
「毎日5分」
と決めて30日続ければどうなるか。

自分の中に、
「決めたことを続けられる人間だ」
という小さな自信が生まれる。

ここが大きい。

習慣をつくるとき、最初から結果を追いすぎない。

まずは、

自分との約束を守った回数を増やす。

その積み重ねが、次の行動を軽くする。

完璧主義は、ときどきサボるための立派な理由になる

真面目な人ほどハマりやすいのが完璧主義だ。

「ちゃんと1時間できないなら今日はやめよう」
「時間がないから明日やろう」

でも、
0分と5分には大きな違いがある。

完璧にできなかった日でも、

本を1ページ読む。
メモを1行書く。
腕立てを1回する。

これなら習慣の糸は切れない。

継続で大切なのは、100点を取ることではなく、
ゼロの日を減らすことだ。

20代・30代こそ「小さく続ける」を武器にする

仕事を始めると、周囲にはすごい人がたくさん見える。

資格を取った。
英語を勉強している。
毎日発信している。
営業成績がいい。

そこで焦って、一気に追いつこうとする。

でも、長期戦では違う。

毎日少しずつ続けた人が強い。

5分でも、1年ならかなりの時間になる。

そして何より、

続ける力そのものが、自分の武器になる。

だから今日、一つだけ決めてみる。

「これくらいなら絶対できる」

と思える小さな行動を一つ。

5分読む。
1行書く。
1件連絡する。
机の上を一つ片づける。

それで十分だ。

継続できない自分を責める必要はない。
大きすぎた約束を、小さく作り直せばいい。

継続とは、意志の強さを競うゲームではない。

頑張らなくても動けるくらい、
小さな仕組みをつくる技術だ。

明日から人生を変えなくていい。

今日5分だけ変える。

その方が、案外遠くまで行ける。


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