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動じない母にならなくていい ― 38℃の夜に思ったこと

一週間続いた高熱。

娘が入院となった。

「もし」が、静かに増えていく。

もし、深刻な病気だったら。
もし、この家で過ごす今日が、最後だったとしたら。

未来は、あまりにも簡単に暗くなる。
想像は、どこまでも落ちていく。

ひとつの出来事に、
こんなにも心が揺れる。

もっと動じない自分でありたい、とも思う。

けれど。

普通の夜が、
突然“最後の夜”に変わることを、
私は知っている。

強くなったはずだった。
経験も、重ねてきたはずだった。

それでも、怖い。

命に本気にならずに、
どうやって母でいられるだろう。

揺れたのは、弱さじゃない。
失いたくないと、本気で思っている証拠だ。

日常は、
静かな奇跡の上に立っている。

今日も、何も起きなかった。

それが、奇跡だった。

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秋月 美澄 いただいたチップは、心と体を整える時間に使わせてもらって、また元気に書き続けます😌💖