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飯野賢治さん生誕55周年記念にてNORWAY新曲発表(感想)


飯野賢治さんの生誕55周年を記念したイベントに足を運んだ。
飯野さんを認識したのは2021年頃。浅岡雄也さんのTwitteを追い始めたのと同じ頃だった様に思う。
ゲームを一切やらない私は飯野さんを存じ上げて居なかった。しかしながら「Dの食卓
」は知っていた。この何故だか知っているものと言うのは、世の中的に相当「売れた」ものだと認識している。

イベント冒頭
終演予定時刻が告げられた。
「15:30を予定しています」
3時間?!?!?!

開始早々、飯野さんを愛する家族(参加者)の皆さんへ感謝の言葉が述べられた。
浅岡さん入りの私としては…
「何だかすみません…」
私のような者が鎮座して居て良いものか…途中で抜けて友人の待つ六本木に移動する事を考えはじめる。

なぜ私は此処に居るのか??
「ずっと気になって居たから」
シンプルにそれに尽きる。

浅岡さんは時おり飯野さんのtweetをリツイートして居られた。
そして…時おり話し掛けて居る様に想えた。
成り立ちから活動方法までもが異色な「NORWAY」というバンドを知ったのは、飯野氏が亡くなられてから8年の時を経ていた。

パソコン通信、ISDN勢の浅岡さんをも魅了する「飯野賢治(氏)」への興味は増すばかりだった。
飯野さんとバンドメンバーのTwitter上のやり取りは、浅ヲタにとっては宝石箱と言っても過言ではない。
Twitterから垣間見れる
飯野さん>浅岡さん 的な構図が新鮮でならなかった。
飯野さんの方が年下である。
この年代の「1歳」は大きい。

「 EnoPが居たらな 」
今も尚、浅岡さんが自然と吐露してしまう人物像がとても興味深かった。

幼少の頃からの写真を見ながら、飯野さんと出演者の方々のエピソードに笑い声があがる。皆さん各々に飯野さんの「圧」を楽しそうに語られる。愛を持って語られる人物像から感じ取れるのは、圧倒的なの「圧」の様に想えた。
圧倒的な瞬発力
圧倒的な判断力
世界観、俺様感w
そして皆さん一様に「見せたかった世界」「聞きたかった言葉」を語られて居た。

「今(彼が)居てくれたなら」
愛すべき人への愛で溢れいた。

たっくす氏からNORWAY結成秘話が語られ、予想外の珍エピソードに会場が笑いに包まれる。

2011年にUstreamでライブ配信された模様が流された。
セキタさんの前衛的なヘアスタイルに釘付けになっていると…。
出たっ!!!!
浅岡さん登場っ!!!!
子供がソファーで遊んでいる様にしか見えないリラックスモードからは、相当に楽しかったんだろう事がうかがえる。

飯野氏の破壊神的に語られるキャラには、懐の深さと絶対的な安心感が存在して居られたものと勝手に推察する。
私が感じていた、飯野氏と浅岡さんに通ずる(=)様に想える部分。それは共鳴し合った者同士が発する色や音なのかもしれない。
飯野氏を愛する人々から発せられる空気感も同様に感じた。

「 Forbidden Colours 」
曲が流れ始めた瞬間に会場の空気が一変した。
狂おしい程に切ない歌声
逃れられない重圧を刻むギターの歪み
胸が締め付けられる音色達
その特異な世界観に鳥肌が立った
愛する者へ逢えぬ心の叫びなのか
レクイエムなんかじゃない
眠りから呼び起こして居るかの様に聴こえた。

私の様に、飯野氏が亡くなられた後に興味を抱く者も居る。
クリエイターが世に発したものは、あらゆる形で人々の元に届く。
作品に宿された想い(命)は生き続ける。


そんな事を感じた、温かい素晴らしいお誕生日会でした。