「ちゃんと座っているはずなのに、腰がつらい…。」その座り方、骨盤から見直してみませんか?
正解の姿勢を固めるのではなく、負担を減らしながら動ける座り方へ。
こんにちは、理学療法士のLuruです。 デスクワーク中、最初は姿勢を意識していたのに、気づけば背中が丸くなっている。腰を伸ばそうとする と、今度は力が入りすぎて疲れる。そんな経験はありませんか? 大切なのは、ずっと胸を張り続けることではありません。椅子と体が無理なく支え合える位置をつくり、 時々姿勢を変えることです。今回は、その土台になる骨盤から見直していきます。
骨盤が後ろへ倒れると、何が起こる?
浅く座ったり、足が床につかなかったりすると、骨盤は後ろへ倒れやすくなります。それに合わせて背中 が丸まり、頭も前へ出やすくなります。 反対に、骨盤を無理やり起こそうとして腰を強く反らせても、長くは続きません。どちらか一方に固める のではなく、背もたれや足元を使いながら、楽に呼吸できる位置を探すことが大切です。
<崩れやすい座り方 ⇒ 負担を減らしやすい座り方>
・椅子の前方へ浅く座る ⇒ 椅子へ深く腰をかける
・足が浮く・つま先だけ接地 ⇒ 足裏全体を床か足台につける
・背もたれを使わず頑張る ⇒ 背中を背もたれへ預ける
・腰を反らせて固定する ⇒ 楽に呼吸できる範囲で整える

座る前に確認したい3つ
STEP 1|深く座る
お尻を背もたれの近くまで入れます。膝裏は座面へ押しつけず、指が入る程度の余裕を残します
STEP 2|足をつける
足裏全体を床へ。届かなければ、安定した足台を使います
STEP 3|背中を預ける
肩をすくめず、背もたれへ軽く預けます。呼吸が楽なら十分です

“良い姿勢”は一つではありません。
今の作業に合わせて、無理なく調整できることが大切です。
30秒の座り直し
・一度立つ、または椅子の前へ少し移動する
・お尻を背もたれの近くまで戻す
・足裏を床へ置き、肩の力を抜く
・一度ゆっくり息を吐く
これだけで構いません。一日中同じ姿勢を守るより、崩れた時に戻れることの方が実践的です。
座り方だけで解決しない時は・・・
座り方を整えても、画面が低い、キーボードが遠い、机が高すぎると、体は作業に合わせて再び崩れます。 次の記事では、椅子・画面・手元を一つずつ調整します。
