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satomigoro
言葉を越えた対話
理容師として働いていると、
重度の知的障がいのお客さんと
接することがしばしばあります。
言葉での意思疎通が難しいので、
大体お連れの方とやり取りをして
あとは無言で施術することが
多かったのですが、
対話ということを意識し始めてから、
意思疎通というのは言葉だけで
行われるものではないのだなと
感じるようになりました。
まあ、もちろんこれまでに比べて
相手からの反応がなくても
声をかけることも増えたのですが、
なんというか、
言葉うんぬんではなく、
相手とスッと繋がる瞬間が
あることに気付いたんですね。
一瞬お互いに小っ恥ずかしい
空気感になったりする。笑
僕の勘違いや思い込みかもしれない。
それに、知的障がいを持った方が
どのような考え方、感じ方をするのかは
僕には分かりません。
もしかしたら知覚の仕方が
僕とは全然違うかもしれない。
でも、
言葉でコミュニケーション出来なくても
相手は確かに何かを感じている。
たまにですが、
知的障がいの方が何も理解出来ないだろうと
目の前で結構めちゃくちゃ言う人を
見かけたりもしますが、
多分、というかほぼ間違いなく、
不快感は感じてると思うよ。
仮に何を言ってるかを理解出来なくても
言葉にはエネルギーのようなものが
宿りますから、
そこはきっと知覚してる。
だから、
言葉でコミュニケーションは取れなくても
言葉にちゃんと自分のエネルギーはのせる。
こういうのも、
対話のひとつではないかなと
僕は思うんですね。
対話というのは言葉だけで
行われるものではないでしょう。
エネルギーの交換。
そして、
そこから気付く少し新しい自分。
僕自身、最近結構色々焦ることが
多かったりするので、
改めて自分の在り方を
整えたいものです。
では。
