現代の恋愛は基本「長期」「分散」「積立」なんだよね、きっと。
みなさんこんばんは。
深夜ラヂオ系FPの沢崎尞市です。
(朝コレを読んでいる方は、おはようございます)
今回は、私が考える「現代恋愛の基本」についてお話をさせていただこうと思います。
結論から言わせていただくと、「現代の恋愛の基本は『長期』『分散』『積立』の3つである」ということです。
この、『長期』『分散』『積立』ですが、みなさんどこかで聞いたことはないですか?
そうです、いわゆる「投資の基本3原則」です。
この「投資の基本」に例えながら、恋愛の『長期』『分散』『積立』について話していこうと思います。
とはいえ、投資に関心が少ない方はこの3原則についてもなじみがないと思いますので、まずは「投資の基本3原則」の説明から始めて、下記目次のように進めていきたいと思います。
「投資についてはわかるワイ」という方は、ページを飛ばして第2章「恋愛編」からお読みくださって大丈夫です。
▢「投資の基本3原則」とは?
〇投資の基本①長期投資:時間を味方につける
数か月数年といった短い期間でなく、10年、20年、あるいはそれ以上の「長いスパン」で資産を保有し続ける方法です。
【得られる効果】としては「複利効果」があります。投資で得た利益をさらに再投資することで、利益が利益を生み、雪だるま式に資産が増えていく仕組みのことです。一時的な大暴落が起きても、その後の市場回復によってトータルの運用成績がプラスに収束する可能性が高まります。
【メリット】として
・複利の力で雪が積もるように資産を蓄積できます。また、期間が長いほど、後半に連れて増え方が加速します。
・元本割れのリスクが減ります。過去のデータから読み解いても、20年以上の長期投資では元本割れの可能性が極めて低くなることがわかっています。
一方で【デメリット】として
・すぐにお金を使うことはできません。長期で運用することが前提なので、途中で頻繁に引き出してしまうと複利効果が薄れてしまいます。
・短期間で大儲けはできません。地道にじわじわ増やすスタイルなので、数か月で資産を2倍3倍にする、一攫千金を狙うには不向きです。
『長期投資』については「投資で勝つ人間は、投資したことを忘れてしまった人か、亡くなった人かのどちらかだ」なんて格言もあるくらいで、一攫千金は狙えないものの、確実に利益を得る投資手法として非常に有効とされています。
〇投資の基本②分散投資:すべての卵を一つのかごに盛るな
投資先を1つの企業や一つの国だけに絞らず、複数の株式や債券、異なる国や地域に「バラバラに分けて」投資する手法です。
【得られる効果】として、ある一つの投資先が暴落しても、他の投資先がカバーしてくれるため、「資産全体が大ダメージを受けるのを防ぐ」といった効果があります。「全滅」「全損」を回避するためのディフェンスの要と言えます。
【メリット】として
・値動きがマイルドになり、ハラハラする機会が減ります。株が下がれば債券価格が上がるといった相殺関係が生まれやすく、精神的にも安心して投資を続けることができます。
・世界経済全体の成長に乗れます。例えば「全世界株式」(オールカントリー)に分散投資すれば、特定の国が不況になっても、他の成長している国の恩恵を受けることができます。
【デメリット】はというと
・大勝ちは狙えません。リスクを抑えている分、特定の1社が急成長して株価が10倍に跳ね上がっとしても、全体の資産への影響はそこまで大きくはなりません。
・管理や銘柄選定は面倒くさいかもしれません。自分で色々な銘柄や商品を購入すると管理が大変です。ただ、これは「投資信託」(様々な株式や資産がパッケージングされた金融商品)などの商品を購入することで簡単にクリアできるデメリットです。
「すべての卵を一つのかごに盛るな」も投資格言の一つです。卵を一つのかごに全部盛ってしまうと、万が一かごを落としたとき、すべての卵が割れてしまいますが、複数のかごに分けて持っていれば、落としても割れる卵は一つのかごだけで少なくて済みます。資産をいくつかに分けて保有しておけば、一つが暴落しても他の資産の増加でカバーできるということです。
〇投資の基本③積立投資:買うタイミングの悩みをゼロにする
株価が安い時に買って高い時に売る。言うのは簡単ですが、これができれば投資で損をする人は一人もいなくなります。それくらい難しいことです。この難しい判断を捨て、毎月や毎週など、一定のペースで同じ金額を淡々と買い続ける手法です。
【得られる効果】として『ドルコスト平均法』と呼ばれるモノがあります。これは、自動的に価格が低い時には少なく、価格が安い時には多く資産を買うことになるため、結果的に「平均の購入単価を引き下げる(平準化する)ことができる仕組みです。

【メリット】として
・投資のタイミングで悩まなくて済みます。ニュースやネットを見て「今が買い時かな?」「まだ下がるのかな??」と考えてドキドキすることがなくなります。実際にこの「ドキドキ」が慣れずにせっかく始めた投資をやめてしまう人も多いので、これを避けられることは大きなメリットです。
・少額から始められます。一度にまとまったお金を用意しなくても、毎月数千円といった「お小遣い」の範囲内でスタートできます。「投資ってお金がないとできないんでしょ?」と思っていらっしゃる人は、意識を変えてもらうと良いと思います。
一方で【デメリット】として
・右肩上がりで一気に上昇する相場では、一括投資にリターンで負けるケースが多いです。最初から最後まで価格が上がり続けるような相場であれば、ドカンと一括で買った方が利益は大きくなります。
・価格が下がり続けている間は含み損(投資した金額より評価額の方が低い)がたくさん出ます。安くたくさん変えている証拠(資産の仕込み時期とも言える)ではあるのですが、資産の評価額が減っていくのを見るのは忍耐力が必要になります。
「ドルコスト平均法」は投資で負けないために非常に効果的な手法です。例えば(1ドル160円だと仮定して)、毎月100ドルを積み立てていく方法(為替の影響で毎月積み立てていく円が変わる)と、毎月1万6000円分のドルを積み立てていく方法(積み立てていく円が一定)では、確率的に後者の方が良い運用結果が得られることがわかっています。
また、時間をかけて投資をしていくことは「投資機会を分ける」という意味で『時間の分散投資』とも言い換えることができます。
3つが揃うことで「負けない資産運用」の確率が高くなる
3つそれぞれの特徴を観てきましたが、これらが合体した「長期」「分散」「積立」の投資(全世界株式へのインデックス投資など)は、私たち普通の生活者が無理なく資産を築き上げるうえで、最も「再現性が高い」方法です。この「再現性が高い」という言葉は、言い換えれば「特別な才能やセンス、資産を持っていなくても、誰でも実践し利益を勝ち取ることができる」ということです。
「タイミングを見計らう必要がなく(積立)」、「大負けするリスクを極力抑え(分散)」、「複利の力で時間をかけて大きく育てる(長期)といった、投資経験が浅い人にも寄り添った、ディフェンス&マイルドオフェンスの布陣と言えます。後半『恋愛』パートでも話していきますが、この「ディフェンス&マイルドオフェンス」の布陣が、「今の時代の恋愛」にも有効となります。

▢現代の「恋愛3原則」も『長期』『分散』『積立』が基本
では、この投資の基本3原則が、令和の今恋愛に関しても通じるというのはどういうことなのでしょうか?
先に書いた『投資の3原則』の特徴やメリットに準えて考えていきます。
〇令和の恋愛3原則①:長期スパンで「人間的魅力」で勝負する
恋愛話で常に中心となってきたのが「異性としての魅力」です。男性女性共通の異性としての魅力と言えば顔やスタイルなどの「ルックス」がその最たるものでしょう。多く人が恋愛やモテを語る際、この「見た目」を改善することを第一としていることも多いです。様一般的に知られているように人間は「視覚」による情報に頼る部分が多い。イケメンやスタイルの良い女性がモテるのは「視覚で分かる魅力」が強いからです。
同様にわかりやすい要素として「社会的地位」や「資産的価値」があります。会社を経営している、投資で儲けて億というお金を持っている、などが該当します。「ルックス」ほどわかりやすくはありませんが、地位やお金を持っているという「腕力」は特に男性としての魅力を高めます。ただ、ルックスと異なる大きなポイントとして、この2つは「装う」ことができる点です。もちろん、見た目だって美容整形や脂肪吸引などで変えることができますが、結構な時間と労力、お金がかかります。一方で社会的地位や資産価値は「いい服を着てそれなりに見せる」とか「名刺一つで肩書きを作る」とか「口先一つで騙す」ことができます。詐欺師や犯罪者はコレの最たるものです。女性でいえば甘えたりか弱いふりをしてあざとくふるまうことが似ているかもしれません。
これらのわかりやすい「道具」を使い、一気に相手の彼氏彼女の座をゲットする恋愛方法が、過去「是」とされてきた考え方です。登山に例えれば、ヘリコプターを使って一気に頂上を目指す感じでしょうか。ふもとから汗水たらして歩きで山頂を目指すなんてバカらしい…そんな考えです。
しかしながら現代はこの方法はリスクがありすぎます。一気に山頂に届いたとしても、ヘリから降りたところを目撃されてしまえば「ズルした」卑怯な人間と認知され、軽蔑される。
有名な芸能人や、スポーツ選手などが「不同意性交」で訴えられてしまう現代。それほどの「魅力」を持っている人間でも一つ間違えば簡単に「暴落」させられてしまうのが令和の世の中なのです。
派手な飲み方をする職業代表格のような男性芸人さんでも、今やコンパをする機会が減っているそうです。ましてや、我々凡人が同じような行動をすれば、そのリスクは更に高くなる。
今はふもとから一歩ずつ頂上まで登っていかなければダメな時代になりました。長い歩みを続けるのは、体力も必要だし、水分も栄養補給も必要です。装備もです。汗臭い状態で頂上へ行っても避けられてしまうので通気性の良いアンダーウェアも着ていなければならないし、クタクタの汗ダラダラでたどり着いても必死過ぎてイヤなんて思われてしまう。ゆっくりと確実に歩みを進め、途中休憩をしながら、疲れを見せない涼しい顔で「あなたが好きなので迎えに来ました」と演じなければならない。今は昔と違いネットやSNSで情報の伝達も早くなり、人の防御力も確実に上がっています。つまり、山頂までどんな様子で上がってきたかを、相手は上から観察することができるのです。つまり、あなたがどんな考え方や誠実さを持って目の前にいるか、相手に透けて見えてしまう。
逆を言えば、ゆっくり誠実に気持ちを伝え続ければ、相手も感じてくれる、ということです。だから、長い時間をかけて自分の気持ちを相手に伝えていかなければならない。「異性としての魅力」ではなく「人間としての魅力」を伝えていくのです。時間をかけて。
私は「アオのハコ」というマンガが好きですが、主人公の大喜君と千夏さんは付き合うまでに長い時間をかけ、さらに付き合ってから男女の関係になるまでも長い時間をかけています。昔から恋愛マンガの進捗はスローモーションですが、現代の恋愛はスローモーションでいいのです。コレが今の恋愛は「長期」が大事という意味です。
加えて、長期でゆっくり進めていくことで、相手に悪意があるかをしっかり見極められるというメリットもあります。今は日本でも様々な手口での犯罪が増えており、人の恋心を利用した「ロマンス詐欺」も度々発生しています。何回か連絡や出会いを重ねるうちに、少しでも相手のことを「あれ?」と思ったら、離れる方が賢明です。特に、どんな理由であれ「お金が必要なんです」なんて相談をされたら、一切連絡を取ってはいけません。
〇令和の恋愛3原則②分散することで「ボロを出す」「致命的失敗をする」のを回避する
昭和の歌謡曲なんかには「今日必ずお前を墜としてみせるぜ!」なんて歌詞が横行していました。ロックの歌詞なんかは「お前なんか一晩限りの女だぜ」なんてのが普通…。(近年でも「YSP(ヤリ捨てポイ)」なんてのがあったがあれもギリ平成かな)そしてそれがまた売れていたのです。
今の売れている恋愛ソングは基本優しいモノが多い。マイルドに気持ちを伝えたり、ずっと好きだったなんて長い想いを歌ったり、おじさんが聴くと「なんかウジウジした歌詞だな」と思ってしまうようなスローラブな歌が多い気がします。
ルックスやお金を使い、短期間で一気に決めに行く場合、それでも一晩(オールナイト)や一日くらいは時間が必要です。矢継ぎ早に自分の持っているアイテムを駆使し、こちらに気を向けようとする。しかし、多くの人はさほど効果のある手数を揃えているわけでありません。そして十分に気を引けていない状態で強引に結果を求めに行くと失敗する。当日も機会を逃し、以降も会ってもらえない。取り返しのつかない失敗をしてしまうわけです。本気で好きではない相手ならそれでもいいのかも知れませんが、普通はちゃんと付き合いたいからアプローチをしますよね。
ルックスやお金以外でも同様です。例えば自分の最も自信のあるアイテムが「優しさ」だったとします。1日やひと晩でやたら気を使って優しさを連発しても、相手が感じるのは「胡散臭い」「下心ありそう」なんて評価かもしれません。相手の理想が「優しい人」だったとしても、短時間でお代わりできる回数には限りがあります。スイーツが大好きだったとしても、ケーキを食べ続ければ胃もたれするし、ちょっとしょっぱいモノが食べたくなったりするのと同じです。
また、自分がファッションセンスに自信があったとします。「今日は勝負の日だ」なんて気張った服装をしていけば、さほどファッションに関心の無い相手であれば「なんか個性的な服装だな。私生活でも我が強そう」なんて思われてしまう。オシャレとは「他との差別化」です。大衆がまだ認知していないことを取り入れるから「オシャレだな」と思われる。でもそれは一部の人にしか理解されない可能性が高い。
一方で何回もデートを重ねる間に、万人受けするスッキリした無難な服装に、さりげなく質の良いアクセサリーや時計、靴などの小物を差し込んでいくとどうでしょうか。「清潔感があって毎回さりげなくイケてるアイテムを付けててオシャレな人だな」といった感じになる。この「清潔感」と「毎回のさりげないこだわり」が、交際相手としての「オシャレな人」を作るのです。
加えて、時間的な「小出し」も大切。例えば「トーク」に自信があったとします。しかし、長い時間二人きりでいれば会話のストックも尽きてくる。よく、ファーストデートに「遊園地」を勧める人がいますが、私は勧めません。関東でデートの定番と言えば「東京ディズニーリゾート」、関西なら「USJ」になると思います。しかしながらこの2大テーマパークは平日に来園しても非常に混雑している。必然的にアトラクションを「待つ」時間が増える。そしてこの「待つ」時間にできることと言えば「トーク」一択となる。お互いにずっとスマホを見ているわけにはいきませんからね。まだ出会って日が浅い相手に、長時間話し続けることができるでしょうか?私も含め多くの人は「自身がない」と答えると思います。
そもそもデートに「遊園地」を勧める理由は「体験したアトラクションの感想で会話が弾む」からです。そう、もし訪れようとしている遊園地が、がんがんアトラクションに乗れるような空いているならOKです。しかし、空いている遊園地に連れて行くこと自体が、現代のデートでは「こんな人気のないところに連れてくるなんて」と思われてしまう。現代のテーマパークは、負担なく会話を続けられたり、パークが空いていることを笑いに変えられる、そんな一定期間付き合って経験値を重ねたカップルにこそ有効な場所になっているのです。
さらに言えば、まだそれほど親しくない関係では、会話の無い無言時間が恐怖となってしまい、無理にでも会話をひねり出そうとした結果、余計なこと(元カノの話とか)をしてしまう可能性も出てきます。デート時間が長ければ長くなるほど、地雷を踏む可能性も高くなります。
つまり初期のデートでは「無理に会話をする必要がない状態」にすることが大切なのです。だから会う時間は短い方がいい。会話に困らないように共通の話題が作れた方がいい、という理由から、短時間で体験できるイベントや、料理自体が美味しくて会話の種になるレストランでのデートなどがおススメなのです。
イベントには「映画」や「コンサート」、「スポーツ観戦」や「花火などの季節イベント」などが適していると思います。相手の興味があるアーティストであればコンサートは確実に楽しめるし、後の会話も困らない。あ、でも映画に関してはつまらない映画を観てしまうと瀕死状態になってしまうので、相手を誘う場合は、(相手が観たいと言った映画は別ですが)必ず先に視聴して面白さを確認しておきましょう。もちろん相手の前では「初見」を装いましょう。
そうして「短い時間だけど、楽しかった時間」を積み重ねることで、相手には「いつも自分を楽しませてくれる人」という印象を与えることができます。
「今日はお昼このオシャレなカフェでランチして、午後は映画を観て、ディナーは一つ星レストランで、最後はこのラグジュアリーホテルで決める」なんてデートプランは、慣れていない人が組んでも必ずどこかでほころびが出ます。むしろ、知り合って間もない相手が100%喜ぶようなデートコースを作れる人の方が少ないのではないでしょうか?
でも小出しのデートなら、都度相手の関心がありそうなものをチョイスできます。次に行く場所を考える時間も十分に取ることができます。言い方はビジネス的でよくないかもしれませんが、相手を時間をかけてリサーチできるのです。マーケティングの手法として考えれば、この「小出し短時間」が効果的なのがわかってもらえるかもしれません。
恋の進捗は「小出し」「短時間」で分散して行うことが現代の普通と言えるのです。
また、今は連絡にLINEなどメッセージアプリを使うことが主流になっていますが、非対面の連絡についても「長期」「分散」「積立」が基本になります。ここで書いてしまうとさらに長くなりますので、またの機会に投稿したいと思います。
〇令和の恋愛3原則③:積み立てることで「安心安全」を構築する
前項で「取り返しがつかない失敗を避ける」ということを書きました。裏を返せば、寄り返しのつかない失敗でなければ取り返すことができる、ということです。
どんなに気心の知れたカップルや夫婦でも「なんか今日のデート(お出かけ)はイマイチ面白くなかったな」ってことがあります。もちろん、行った場所やイベントがイマイチだったという理由もありますが、体調がすぐれなかったり、仕事で気になることがあったりと、内面的な要因で盛り上がらなかったと感じてしまうこともあります。つまり、どんな人でも「毎回楽しいデートができるとは限らない」のです。
もし、最初のデートで「つまらなかった」と感じさせてしまえばそこで終わってしまうかもしれませんが、2回目や3回目のデートなら、多少盛り上がらなかったとしても「次のチャンス」が回ってきます。次のデートを盛り上げればいいのです。すごく楽しかったデートもあれば、普通に楽しかったこともあるでしょうし、イマイチだったなと思うこともある。だけど、何回もデートを重ねれば、それは「平準化」されます。投資の項でお話しした「ドルコスト平均法」と同じです。面白かったデートでプラス点を稼ぎ、イマイチだったデートでマイナスをする。だけど平準化して、トータルで「プラス」の評価をしてもらえればいいのです。
「また会ってもいいかな」「また会いたいな」という相手の感情を積み立てていけば、やがて「ずっといてもいいかな」という気持ちを作り上げることができます。『安心感』といってもいいかもしれません。
人間は不安に陥りやすい生き物です。極端なことを言えば、人間は「不安」から逃れるために、富を築き、友人や恋人をつくり、家族を持つといっても過言ではありません。人間の生存本能が欲する「安心」という気持ちを、出会いを重ねることで作り出すことができます。「安心」はスポーツでいうところの「決勝点」となりえる感情なのです。
急がず、慌てず、落ち着いて出会いを重ね、この『安心感』を作り出すことが大切なのです。みんな、安心安全な自分の居場所が欲しいんですよね。あなたのいつも相手を思うマメな努力の積み重ねが、そんな居場所を築くことを可能にするのです。
▢「投資」も「恋愛」も「エイヤッ」は必要
〇恋愛はロースコアで勝負が決まるゲーム
恋愛は極めてロースコアで勝敗が決まるゲームです。カップルや夫婦がインタビューで、よく「お相手のどこに惹かれましたか?」という質問がされますが、多くは「優しいところ」「気が利くところ」、場合によっては「顔」なんて答えが返ってきますが、だいだい一つか二つです。もしくはまとめてひとつにして「全部」かwww。
結局付き合うかどうか、結婚するかどうかの判断は様々な要素が絡まって決断をしているように見えますが、実のところ決め手になるのは一つか二つの長所です。他の部分は極端にマイナス(暴言だとかDVだとか借金だとか無職だとか)が無ければ、一つか二つの長所で決勝点を決めることができるのが恋愛です。
また、世間でたまに「美女と野獣」のカップルだとか、イケメンなのに奥さんの見た目は普通だなんてカップルがいますが、コレも恋愛がロースコアで決まるゲームだからという説明で成り立ちます。
ロースコアで勝敗が決まるスポーツと言えば、サッカーがあります。サッカーは90分も全力で戦って0対0のスコアレスなんてことがざらにあります。それに格下が格上に勝利する、いわゆる「ジャイアント・キリング」が起きやすいのもサッカーです。サッカーは普段生活で器用に使うことのない「足」を使って行います。どんな優れたサッカー選手でも、手を使ってボールを扱うより上手ということは無いでしょう。ここにサッカーがロースコアのゲームである本質があります。
対極にあるスポーツにバスケットボールがあります。バスケは手を使ってボールを操るため、百点を超えるスコアで勝負が決まる時もあります。たくさん点数が入るため、実力差もはっきり表れます。一方サッカーは不器用な足を使って行うため、点数が取りにくく、そのため実力差がはっきり出ないこともあり、ジャイアント・キリングが起こりやすいのです。
恋愛はサッカーに似ています。「心」や「愛」といった人間の不器用な部分を使い、余程経験豊富な相手でなければ、長所の一つ二つで決勝点を取ることができます。経験豊富な相手でも長所が5つもあれば決勝点を取ることができるでしょう。
「長期」「分散」「積立」でコツコツポイントを築き上げることで、格上のいわゆる「高嶺の花」の相手にも決勝点をあげる可能性があるのです。
だから、相手のことを「いいな」と思ったら臆してはいけない。
私の好きな古いマンガで「ここはグリーンウッド」という作品があります。その話の中で、主人公は彼氏持ちの女の子を好きになって悩みます。うじうじしながら主人公は自分の兄に相談します。
兄はこう言います。
「その相手の男ってのが、そんな奴はめったにいないが仮におれよりいい男だったとしても、ふたりの間にどんな歴史があろうと、ゆずる気はない」、と。
恋愛に自信のなかった当時の私はこの言葉に勇気づけられました。
遠慮していてはダメなのです。それは令和になっても同じです。相手の同意を得ずに、身体的な接触を求めてしまえばセクハラになってしまいますが、「好き」という気持ちを伝えるのは自由です。あ、しつこく何度も言って「付き合ってくれ」はダメですよ。それでは身体的接触を求めているのと同じです。気持ちを伝えて「私は頑張り続けるので、あとはあなたが決めてください」と、パーソナルスペースを取り続けるのは自由です。もし断られても傷つくのはあなただけで相手に被害はありません。
だから、いいなと思ったり、好きだと感じたら、勇気をもって思い切って気持ちを伝えましょう。今は年齢層関係なくマッチングアプリで出会う機会も増えています。お互い相手を探しているのは承知だったとしても、言葉で伝えるかどうかで、印象は大きく変わります。
この「思い切って」という部分では、恋愛と投資は似ています。投資を始めるとき、皆さんも勇気が必要だったのではないでしょうか?
「損するかもしれない」「儲かるかな?」そんなドキドキと共に「エイヤッ」と買いを入れたのではないでしょうか?
そしてその後も相場の上下にイライラしたりドキドキしたりしたのではないでしょうか?
このイライラドキドキという部分も投資と恋愛は似ています。恋愛してもイライラしたりドキドキしたりするでしょう。何度も何度も。
そして、投資も恋愛も、このイライラやドキドキに左右されない「揺れない心」が本当に大切です。相手の気持ちも、相場の行方も、はっきり見えることは絶対にありません。見えないものを見ようとしても、余計に気持ちが疲弊するだけです。
大切なのは一喜一憂せず、平常心をできるだけ保ち「長期」「分散」「積立」を実行していくことです。投資でも恋愛でも。
投資の項でもお話した「ディフェンス&マイルドオフェンス」の考え方です。リスクの少ない行動で関係を守りながらも、適切な距離を取って想いはハッキリと伝えるのです。
〇リスクは恋愛より投資の方が大きい(けど両方やってみよう)
一方で投資と恋愛で大きく違う部分もあります。
投資した株や商品が値下がりして、一向に価格が戻ってこないことはよくあります。そしてそのままずっと回復してこない、ってことも往々にしてあります。いわゆる「塩漬け」ってヤツです。
だけど恋愛は違います。
恋愛に失敗して気持ちが深く沈むことがあっても、「時間」という万能薬が必ず心を復活させてくれます。この「復活する」という点に限って言えば、恋愛は投資よりリスクが少ないと言えるのではないでしょうか。
投資も恋愛も、最初は勇気が必要なことかもしれません。でも、今の日本の経済環境を考えれば、「投資」は絶対な正義ともいえる行為です。
そして「恋愛」も、人間と言う存在の本質から考えれば、絶対的な正義。多くの生物の目的は「子孫を残す」ことだからです。(まあ現代はそうとも言えないかもですけどね)
なので、是非思い切って投資を始める、思い切って相手に好きと伝えることを実行してほしいと思います。
「長期」「分散」「積立」の三種の神器を使って。
それは、将来のあなたの「安心安全な場所」を築いてくれる行動だと、私は思っています。
投資も恋愛も、現代には必須のアイテムなのだから。

最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は7月8日夜8時に投稿します。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
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