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占い館・電話・チャット・個人──向いてない場所で消耗する人の共通点


🎧 このテーマをラジオでも話しました
(声の間や温度はこちら)


占い師として活動していると、
「どこでやるのが正解なんでしょうか?」
という質問をよく受ける。

占い館がいいのか。
電話鑑定がいいのか。
チャット鑑定の方が楽なのか。
それとも、最初から個人でやるべきなのか。

この質問をされるたびに思うのは、
多くの人がつまずく原因は、占術ではないということだ。

占いが下手だから続かない、
という人は、実はそこまで多くない。

それよりずっと多いのは、
向いていない場所で、真面目に頑張り続けて消耗する人。

正解の場所は、人によって違う


まず大前提として、
占い館・電話・チャット・個人、
どれが上で、どれが下という話ではない。

ただ、合わない場所で続けると、
心は想像以上に削られる。

しかも厄介なのは、
「努力が足りないのかな」
「まだ慣れてないだけかも」
と、自分を責め始めてしまうこと。

違う。
それは努力不足ではなく、
場所が合っていないだけということも多い。

占い館に向いている人・消耗しやすい人


占い館は、
思っている以上に対人ストレスが濃い場所だ。

向いているのは、

• 初対面の緊張感に耐えられる人
• 相手の感情をその場で受け取り、切り替えられる人
• 短時間で関係を完結させられる人

さらに言うと、
対面は「手ごたえを直で感じたい人」に向いている。

承認欲求が強めで、
相手の反応をその場で受け取りたい人。
ルックスというより、
第一印象やインパクトに自信がある人は、対面向きだ。

一方で、消耗しやすいのは、

• 人と対面すると緊張しすぎる人
• 人と会う仕事がそもそも好きではない人
• 一人で黙々と仕事をする方が楽な人

占い館では、
占術の巧さよりも、
人の感情とどう向き合うかが、そのまま疲労度になる。

電話・チャット鑑定で消耗する人の特徴


対面より楽そう、と思われがちだが、
ここは実は向き不向きが一番はっきり分かれる。

消耗しやすいのは、

• 共感力が高すぎる人
• 声や文章だけで距離を取れない人
• 終わらせる判断が苦手な人

電話やチャットは、
相手の生活に入り込みやすい。

気づいたら、
相談相手ではなく
心の拠り所の役割を担ってしまうこともある。

これは当たる当たらない以前に、
距離感の問題だ。

一方で、向いているのは、

• 一人で黙々と仕事をするのが好きな人
• 話すより、声や文字で表現する方が楽な人
• チームワークが苦手な人
• ひっそり淡々と働く方が合っている人

電話鑑定は、
ジェスチャーが使えない分、
声と会話だけで「味方感」「共感」「印象」を出せる力が必要になる。

チャット鑑定は、
文字表現のセンスに加えて、
**スピード感(待たせないこと)**が重要だ。
ここを外すと、
お客さんは静かに会話から離脱する。


個人でやって苦しくなる人の共通点


個人でやるのが向いていない人も、意外と多い。

• 技術より先に「自由」を求めた
• 価格や時間の線引きが曖昧
• お客さんとの関係が私的に近づきやすい

個人は、
誰も守ってくれない分、
すべてを自分で決め続けられる人でないと厳しい。

さらに一番の難関は、
集客を止められないこと。

SNS、広告、口コミ、紹介。
鑑定一本だけで続けるのは、正直かなり厳しい。

私は7年ほど自営をしていたが、
起業塾に通い、
占い師以外のつながりも作りながら、
• 鑑定だけでなく
• 婚活や恋愛講座などのバック商品

も並行して展開していた。

個人は自由な分、
労力は想像以上に細かく、地道だ。


消耗する人に共通していること


ここまで読んで、
もう気づいている人もいると思う。

消耗する人に共通しているのは、

占術のレベルではなく、
人との距離感と、判断の置きどころ。

そこに加えて、
自分のキャラと適材適所を見極められているかが、とても大きい。

私自身、
占い館・電話・個人、
それなりに一通り経験してきた。

でも、トータルで一番向いていたのは、
対面だった。

文字や電話だけだと、
正直つまらなく感じて、だらけてしまう。

さらに、
どこに所属するかで、
客層の質も大きく変わる。

対面や個人の方が、
自分と相性のいい、安定したお客さんを集めやすい。

電話やチャットは顔が見えない分、
極端に合わない人や、
常識の通じない人、
クレーマー気質の人に当たる確率が高い、
という違いもある。

最後に


現場で一番しんどかったのは、
当たらないことではなかった。

人との関係が、少しずつズレていくことだった。

そのズレは、

• お客さんとの関係でも
• 同業者との関係でも
• 所属との関係でも

だいたい同じところから始まる。

だから私は、
占いの技術よりも先に、
線を引く判断を大事にしてきた。

占い館によっては、
他の占い師との交流を禁止している所もあれば、
チームワークを重視する所もある。

オーナーとの距離が近すぎて、
気を使わないと回らない場所もある。

私はどちらも経験したけれど、
正直、距離が近すぎる環境はかなり大変だった。
……この話は、また追々。

我慢して続けるより、
合わないと気づいて引き返せる方が、ずっと健全だ。


※この記事について、夜に少しだけ声でも話しました。
久々に現場に戻って気づいたことを、
文章よりもラフな温度で話しています。
よかったら、眠る前にどうぞ🌙
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