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お店をやってみて

お店を始めて5ヶ月くらい経った。
これまた、あっという間だった。
店舗をそのまま引き継ぐという形で始まった。
ラブコさんからお店をやってみないかとご提案いただき、あれよあれよと今に至る。
テナントは工事もしており、契約を更新すればすぐにでも始められるという状態で引き継いでいただいたのは大変感謝している。
これまでの人生を振り返っても、節目節目で多くの方たちに助けられて今がある。
これからどうしようというタイミングで誰かが手を差し伸べてくれる。
それによって、何とか首の皮一枚つながったみたいな時もあった。
そういう星のもとに生まれたのか。
運がいい人間という自覚がある。

お店をやってみるのは夢だった。
自分の店舗を持つということ。今の店舗は妻の事業だけど。
自分は本業をしつつ、サポートくらいの立ち位置。
これがバランスとして良かったと思う。

20代前半、都内のセレクトショップで販売員をやっていた。
週末はイオンに行くしかやることがない田舎から上京した。
漠然と、いつか自分のお店を持つという大ぼんやりな夢を抱いていた。
結果、都会にのまれ自分を見失い、何をしたいかがわからなくなっていた。
自分の弱さに負けた。
妻と出会い、立て直すことができた。
コミュ障で人付き合いも苦手なので、会社に行かない働き方を目標にし、なんとかその環境を手に入れた。
実家は床屋で自営業のため、父はずっと家にいた。
父を見ていると自分もそういった働き方が合っていると思った。
父が会社員として上司や同僚とうまくやっている姿は想像できないため。
血は争えん。

色々あってお店も始めることができた。
妻の事業だが、自分はネガティブなので心配ばかりしていたし、している。
引き継いだ当初は本当にやっていけるか不安だった。
しかし思っていた以上に多くの人が支えてくれた。
以前から繋がりのある方々に大変助けられている。
最近ようやく前向きに考えられるようになり、とても楽しい。
何より自分が考えて作った商品を買っていただけるのは本当にうれしい。
若いころに想定していた姿とは全く違うけれど、やりたいことは一つずつ実現している。
今の目標は、この活動を長く続けていきたい。

以前、同僚から事業を大きくしたりはしないのかと聞かれた。
自分だったら、どうやったらそのビジネスをスケールできるかを考えると言っていた。
さすが東京っ子である。
生粋のビジネスマン。
息を吸うように仕事をしている。
自分にはそういう気持ちは全くない。
やりたいことをやりたいようにやれる環境を維持したい。
お金を追いかけてもキリがないし、幸せには直結しないことも知っている。
自分たちができることにも限界がある。
一方で、稼がないと今の状態を維持できないという現実もあるので頑張る。
怠惰を求めて勤勉に行き着く。

大前提、商品を買っていただけるのも猫を保護する活動自体を応援してくれているからという点は大きいが、いいものを作りたい。
背景を知らずに商品だけを見ても、良いと思ってもらえるようなものを作っていきたい。
その売上で辛い思いをする猫を減らすことができたら、理想的な状態と思う。
そのモデルを作り上げたラブコさんはやっぱりすごい。
しかも10年以上も続けている。
我々はまだ、巨人の肩を借りているだけである。
これからは自分たちが巨人になっていかなければならない。
続けることでそうなれると思っている。
中学の時の英語の宿題で、毎回「継続は力なり」と書くルールがあったが、大人になって身に染みる。

がんばるぞ!

乗らされてるだけ 乗れてないぜBoy!

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