シンポジウムから感じたスポーツの力とは
8月にスポーツシンポジウムに参加してきた。パネリストに日本代表の森保氏が御登壇されるということで、並々ならぬ期待を持ってシンポジウムに臨んだ。決勝トーナメントのブラジル戦、9割がブラジルファンで1割が日本ファンという完全アウェーの中ではあったが、監督自身はそこまでアウェー感は感じなかったようだ。それまでのグループリーグでは今までにないほどの日本人サポーターの応援を受けていたからだ。ブラジル相手でも全く臆することなく互角の勝負をすることが出来た。特に岡山県出身の佐野海舟選手がゴールを決めた瞬間には、日本中の人達が鳥肌がたったに違いない。これまでの日本はブラジル相手だと後手後手に回って試合を支配され、個人技に屈するイメージがあったが昔の日本とは全く異なるサムライの姿がそこにはあった。登壇されていた森保監督のオーラは半端なく、この方が個性に溢れる日本代表の選手達を束ねていたのだと思うと、リスペクト以外の言葉が見つからなく、ただただ憧れの視点で凝視している自分がそこには居た。
ファジアーノ岡山、木村氏の言葉も心に響いた。〜サッカー選手である前に良き社会人であれ〜すっと心に入ってきて確かにその通りだと感じ思わず頷いた。J1に昇格して今季が2シーズン目。まさに正念場のシーズンであることは間違いない。J2の時からのレギュラー組もスタメンに顔を出すのはルカオくらいになった。私が応援を始めた頃とはごっそりとメンバーも変わり、J1で踏ん張るには選手補強が必須であることを切に感じるシーズンだ。ファジアーノの顔である木村太哉には個人的に頑張って欲しいがナ・サンホとレオ・ガウショという強力な補強を行いなかなか順番が回ってこないのが現実だ。だからこそ、現在も最前線で頑張っているルカオ選手には本当に期待をしている。そこで子供が綴ったメッセージを一つ紹介したい。

ある子供が夏休みにルカオ選手に綴ったエピソードだ。これを見ると昔から馴染みの選手がいかに子供への影響力が大きいかを感じ取れる。引退するまでファジアーノでプレイしたい。いやあ、何があってもルカオ選手には移籍して欲しくない。ずっとファジアーノ岡山でプレイをして欲しい。見た目と、体格や試合中の姿を見ると、初見は怖いイメージを持たれがちだが、子供の【緊張していた僕に優しく声をかけてくれた】この言葉にルカオ選手の人柄が凝縮されている。本当に強くて優しい良い人なんだろうなと思う。
他にも印象に残った言葉を2つ紹介する。まずは三村氏の【スポーツ観戦は寿命を延ばす】こちらも私は本当に納得した。スポーツを観戦していて思うこと。一つはプレイに対してや勝負に対して、凄いと感じるとか一喜一憂すること、もう一つ大きな要因、それは非日常的な空間に居るような気持ちになることである。サッカーにしろ、野球にしろ、ある囲まれた空間の中でプレイが繰り広げられている。一歩外に出ると行き交う車や行き交う人々が居る日常的な空間が存在するが、そのスタジアムや球場、アリーナの中だけは普段の生活空間とは異なる一種独特な雰囲気が感じられる空間が演出されている。それこそが寿命を延ばすと深い関係性があるのではないかと素人なりに推測するのである。
あともう一つ、こちらは長澤氏の言葉で、岡山県はスポーツ観戦にお金をかけない県で、一昔前は1世帯あたり11円で47都道府県の中で最下位だったそうだ。現在は1世帯あたり1800円で全国8位だそうである。これはファジアーノ岡山の影響がやはり大きいのではなかろうか?私は野球も女子サッカーもバレーボールもバスケットボールも卓球もハンドボールも陸上も、あらゆるスポーツが最上位のカテゴリーで全国1位を競うスポーツ大国県になってくれることを強く臨んでいる。笑われるかもしれないが本気でそう思っている。もし、岡山県がそうなれば、スポーツをする人も、スポーツを観戦する人も格段に増えて、健康面でも効果が見られ、多方面から非日常的な空間を感じることが出来るようになるということである。そのために何が必要かと考えた時に、やはり今の子供たちに自分に合ったスポーツを見つけてもらい、スポーツを好きになってもらうことに辿り着いた。大袈裟かもしれないがもしそれが実現していけば、スポーツの力で岡山県の未来が変わると言っても過言ではない。10年後、そんな様変わりした岡山県にボクは出逢えるのを楽しみにして過ごすとするか!!
