人生に必要なのは休息とスパイスだ
舌の上を転がるようにひりつくスパイスは熱を帯びて、堪らずくちびるもびりりと感電した。鼻腔をくすぐる異国の粒を華やかな香りとともに吸い込むと、空気と一緒に音も身体に飛び込んでくる。インド民謡の軽快かつ優雅なリズムが鼓膜をたたいて、わたしの鼓動は拍に合わせてどきどき波打ちはじめた。
目の前のテーブルクロスは深い臙脂色。
――とここで、桃辿エッセイモード(=感じたものを詩っぽく書くやつ)は一旦終了。今日はもう少し等身大のまいるんさんでいこう。
えんじ色は、私が密かにとっても好きな色のひとつ。運営するメイドバー''ほころ''の秋葉原店の椅子やカーテンも臙脂色で、だから私はこの箱が好きなのだと思う。黒が混じった大人の朱色とスパイスの香り、異国のBGM。カレー屋さんはいつ来ても私を最高に幸せにしてくれる。

最近食べた美味しいスパイスカレー
なんと店名スマイルスパイス・浅草
10月の私は「整える」と「新しい挑戦をしない」の2点を目標にして過ごしている。挑戦したがりな私だから、挑戦をしないという決意が必要だった。その代わり、これまで片付けれていなかった細かいタスクを淡々と進めている。そうしたら、不思議と心に余裕が戻ってきた。
何って池ハロ頑張ってコスプレしてもいいかもな、と思えるくらいには心が穏やかになったのだ!9月末なんてコスプレのコの字を言われるだけで泣きそう(実際泣いてた)だったのに…笑
こうしてひとり時間にぐんぐん回復する心を見つめていると、常にベストな私でいるためには定期的な休息と自然が必要だなぁと痛感する。たぶん私という人間は毎週月曜はひきこもり作業の日、とか、毎月1回は自然に行くって固定しちゃうのが良いような気がしてきている。
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スパイスカレーを食べると、本当にいつだって元気が出る。それは辛さで汗をかくからとか、香りが食欲を刺激するからとか、そういう理屈じゃない。たぶん、生きることを改めて思い出すからだ。私にとって、生の実感をもたらす熱がそこにある。
どんな毎日でもスパイスが熱をくれるみたいに、休息は心に火を灯してくれる。がむしゃらに走るだけでは息が切れちゃう。だからこそ、立ち止まって深呼吸する日も必要なんだと信じたい。
仕事も夢も人生も、勢いだけでは続かない。だからきっと、休むことは逃げることじゃない。スパイスの効いた人生を続けるには、整える時間が不可欠なのだ。
全国各地で会える、旅するメイド屋さんを目指しています。秋葉原にて毎週水日、メイドバーほころを運営中。月1愛知。たまに大阪あんどもあ。ぜひ会いに来てください!自己紹介は固定の目次かXから。
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