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【第189回市民とNPOの交流サロン (登壇団体:NPO法人earth tree)】~世代・国境の垣根を越える基礎作りから、笑顔が循環する未来ヘ~

4/10(木)2025年度、最初のイベントとなる「市民とNPOの交流サロン」を開催しました。

理事長の加藤大地氏には、オンラインで現地のカンボジアから登壇していただき、現地でのリアルな活動についてのお話を伺うことができました!
また、当センターの会場に、先日まで現地カンボシアに滞在していた副代表の野中 秀憲氏にお越しいただき、お土産話や、組織基盤強化にむけての取組みについてのお話をいただきました。

会場(オンライン配信)の様子
現地からオンライン登壇の加藤大地氏(理事長)
会場から登壇の野中 秀憲氏(副代表)

【第189回市民とNPOの交流サロン (登壇団体:NPO法人earth tree)】
~世代・国境の垣根を越える基礎作りから、笑顔が循環する未来ヘ~

◆日程:2025年4月10日(木)18:45~20:45
◆対象:登壇団体や活動内容に興味関心のある方、社会貢献活動に興味のある方、これから始めようと考えている方。
◆参加費:無料
◆主催:新宿NPOネットワーク協議会
◆後援:新宿区
◆定員:オンライン40名

≪市民とNPOの交流サロンとは≫
さまざまな分野で活躍するNPO団体にその活動をご紹介いただき、社会貢献活動への理解、参加意義を共有し、活動への参加、支援、協力などの協働の輪を広げる場として開催しています。毎月1回、1団体のお話をじっくり聴く2時間。 前半は団体の紹介、後半は質疑応答を中心に行います。 社会貢献活動に関心がある方、NPOを知りたい方、中間支援の方など、どなたでもご参加(オンラインのみ)いただけます!
 
第1部:団体の活動内容紹介

◆VISION:『世代・国境の垣根を越える基礎作りから、笑顔が循環する未来へ』

貧困問題・環境問題・人種差別など、私たちは様々な社会課題に直面しています。私たちearth treeは、日本とカンボジアを拠点とし、世界中の子どもたちに未来を残していくための活動をしています。

カンボジアを始めとする支援を必要とする国・地域に対し、安定した就労の支援と職業訓練・子どもたちへの教育を行う団体です。
earth treeビレッジ(環境に配慮した建設様式で建造される、職場×学校×暮らしが一緒になった複合施設)を通じて、社会に目を向けることができる若者たちの成長支援を行います。

◆『earth treeビレッジとは?』
子どもが学び、大人が働ける、全てが1つになった複合施設です

カンボジア初の学校、工房、レストラン、宿泊所、農業、遊び場が一体となった複合施設です。子どもたちは働く大人の姿を間近で見ることができ、未来の可能性を「知る」ことができます。

また、建設資材には、環境問題の解決策として世界から注目されつつある「竹」を中心に天然素材を使用しています。これにより、グローバルな発信力を高めていきます。

大人の近くで教育を受けることで、子どもたちは将来の夢や可能性を広げることができます。さらに、社会課題を学ぶことで、次世代のリーダーや人材として、これからの社会課題に向き合うための基礎を身につけることを目指しています。

※earth treeビレッジの詳細に関してはこちらのサイトにて確認ください。
https://npo-earthtree.com/about-earth-tree/

◆カンボジアが抱える問題『教育を取り戻す』
カンボジアは1970年代〜1990年まで続いた内戦の影響、特にポルポト時代(大虐殺時代)の影響により、多くの知識人を失ってしまった歴史があります。さらに内戦後も土地には地雷が残り、開拓が思うように出来ず、海外支援も困難な状況が続きました。
その後も多くの取り組みがなされましたが、子どもの人数に対して十分な学校がなく、教えられる人の数も極端に少ない、というのが現実です。
『教育を取り戻す』ことがカンボジアに課された大きな課題であると私たちは考えています。

カンボジアの課題を解決するための7つのプログラム

①earth tree教育プログラム
『教育は未来』

earth treeでは子どもと大人が同時に学べる独自プログラムを行なっています。現在は日本語・クメール語の授業を行っており、ビレッジに訪れた際は先生となり教えてあげることも出来ます。

②竹技術の拠点
「バンブーベース」
現在建設中。この場所で竹建築スクール、竹バンク、竹で家具を作り販売する事業を行なっていきます。

地域開発・学校建設支援                                                                             
2009年より始めた学校建設、その経験や人脈を活かし学校を建設したい!と
いう個人、法人のサポート事業を行なっています。

④ナチュラル雑貨ブランド LOYLOY                     
女性の雇用創出のため、トロペアントム村の女性が昔から作っている籐素材
を使用し、カゴやアクセサリーを作り販売しています。

⑤レストラン
竹建築「earth treeビレッジ」の中に、みんなが食を楽しみ、食の大切さを知
ることができる場をつくります。

⑥現地発着ツアー
村や学校、earth treeビレッジをまわる現地ツアーを開催中!1dayツアーや課題解決型のスタディツアーなどご要望に応じたプログラムをつくります。

⑦講演会・イベント 
2009年より活動を始め、学べる環境、働ける環境、世界でもまだ少ない竹建築に取り組む代表が各種イベントなどで講演させていただきます。

※各事業の詳細についてこちらのサイトにて確認ください。

≪第2部:組織基盤強化の取組み≫

「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」の助成金を活用

https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary.html

earth treeでは更なる組織体制の強化のため、Panasonic ホールディングスが行なっている助成プロジェクト「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」に申請。22件の応募団体から3団体が採択。その中の1つに選ばれ、2024年より助成金と専門的なサポートを受けることができるようになりました。

1月:日本での贈呈式
助成が採択され、日本での贈呈式に参加しました。現地にいる代表の代わりに、日本メンバーの「のってぃ」「かっちゃん」が参加。プロジェクトがスタートしました。

3月:専門家の現地視察
                      
伴走支援をしてくださる外部コンサルタント、河合 将生さんがカンボジアへ。現地スタッフへのヒアリングや、earth treeの事業視察などを丁寧に行なっていただきました。

5月:中間報告会
日本にて、中間報告会を開催。支援者の皆さんと一緒にearth treeの課題や伸びしろについて意見を出し合いました

6月:実践
今までの内容を踏まえ、2024年後半は具体的な行動に繋げていきました。
理事会体制の見直しと再編成、現地での体験イベント強化、プロボノ枠を広げマンスリー専任リーダーの任命など、組織体制をより良くしていく施策を作っていきました。

12月に1年間の活動内容について報告会を行いました。

2025年は組織基盤の強化に取り組む重要なフェーズとなり、より具体的な施策を進めていきます。

≪最後に:代表メッセージ≫
2009年に約90%の子ども達が学校に通う事の出来ていなかったカンボジアの農村部に小さな小学校を建設してから活動が始まりました。

学校を建設している最中、建設現場に遊びに来ていたウアという女の子に
『これは学校だよ』って教えてあげた瞬間、息を飲んで、目をまん丸に見開いて、『これは学校なの!?』ととても嬉しそうな顔をして、まだ建設途中の校舎の周りをスキップして見て回っていた姿がありました。

この時、学校を建設する事に決めて良かったんだな。と私自身実感した瞬間でもありました。

それから現在に至るまで活動を通して日本人、カンボジア人を中心に本当に多くの笑顔に出会う事が出来てきた事が、私自身の幸せでもあり活動の原動力になっています。

また、1人の1000歩ではなく1000人の1歩で変えられる世界がある事を実感させてもらってきました。
そしていつも1000人の1歩は想像を超える形を創り出し、学校などの形を生み出すと共に現地の人たちとの絆も生み出してきています。

一人一人の力は決して無力ではありません。できる範囲での力が集まり未来を確実に変えていく事ができます。

また、一方的な支援ではなく関わる事で、日本が恵まれている部分、日本に足りない部分、カンボジアが恵まれている部分、カンボジアに足りない部分に気づき、お互いの国が繋がり与える影響はお互いの国に幸せをもたらしてくれる事を強く感じています。

皆様と共に力を合わせ未来を変えていける事に感謝いたします。

NPO法人earth tree
代表理事 加藤 大地