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【初フル31km関門アウト】“もう二度と走らない”と誓った私が、それでも走り続けた理由

31kmで止められた。

フルマラソン初挑戦、関門アウト。

あの日、私は「もう二度と走らない」と本気で思った。

初めてのフルマラソン。
30kmを過ぎた瞬間、世界が変わった。


2022年、長野マラソン。

空は快晴。
春の澄んだ空気。

スタートゲートを見たとき、ただただワクワクしていた。

42kmなんて未知の距離。
でも——

「まあ大丈夫でしょ」

正直、そのくらいの気持ちだった。

今回は夫婦で挑戦。
旦那さんはフル経験者、私は初フル。

今なら言える。

完全に、なめていた。


練習記録を振り返ると、無謀だった

  • 長野マラソン前月間走行距離:約18km

  • 最長距離:10km

  • ロング走:なし

  • フル対策:ほぼなし


つまり、フルの半分も走っていない状態で本番に出た。

今の私が見たら言う。

「それでフルは無謀だよ」と。笑

でも当時は、本気で挑戦しているつもりだった。


30kmを超えた瞬間、世界が変わった

脚が重いとか、そういうレベルじゃない。

下半身全部が鉛になった。

前に出ない。
呼吸より先に、脚が終わっていた。

頭の中はこうだった。

「もう絶対走らない」
「なんで走ってるんだろう」
「42kmって何……?」

それでも、止まれなかった。


31km関門、閉鎖目前

長野マラソンの制限時間は5時間。
一般的な大会より厳しい。

31km地点。
閉鎖時刻が迫っていた。

私は泣きながら走っていた。

31km関門、閉鎖目前
長野マラソンの制限時間は5時間。一般的な大会より厳しい。

31km地点。閉鎖時刻が迫っていた。
私は泣きながら走っていた。

時計の針が進む音が、やけに大きく聞こえた気がした。
関門まで、あと少し。
でも、気持ちは急ぐのに、脚はまったく動かない。

旦那さんに言った。
「先に行っていいよ」でも旦那さんは、最後まで並走してくれた。

あの31kmは、失敗の記憶じゃない。

「一人じゃなかった」という記憶だ。


結果、DNF

31km地点で終了。

悔しい。
情けない。

疲労で、その後何をしたか正直あまり覚えていない。笑

ただひとつだけ覚えている。

「もう二度とフルなんて走らない」

本気で、そう思っていた。


でも、終わりじゃなかった

2023年:奈良マラソン、完走。
2024年:京都マラソン、完走。
2025年:黒部名水マラソン、完走。

あの31kmがあったから。
失敗したから。
悔しかったから。

私は、もう一度走った。


初心者の皆さん。

練習不足で不安。
関門が怖い。
完走できる自信がない。

そんな気持ち、すごくよくわかります。

でも、もし思うようにいかなくても。
DNFでも、それで終わりじゃない。

失敗しても、挑戦した事実はちゃんと残ります。

私は31kmで止まりました。
でも、走ることまで嫌いにはなりませんでした。

少し休んでもいい。
遠回りしてもいい。

あなたのペースで、続けていけば大丈夫です。


次回は
「リベンジ奈良マラソン。完走するために変えた3つのこと」
を書きます。

続きを読みに来てもらえたら嬉しいです。

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