キャンピングカーを手放した話①
下咽頭癌により声を失った夫と、アワアワしながら生きています。
元気な頃の夫は何でも自分勝手に決めてしまう人でした。
今は元気が半減したので、しょんぼりしていて可哀そうなくらいです。

初年度登録平成17年の18年落ちの中古のキャンピングカー
夫は、初年度登録平成17年の18年落ちの中古のキャンピングカーを、3年前に勝手に購入しました。そして今月中に手放すことに決めました。少し長くなりますが、キャンピングカーの旅について記録として書いていこうと思います。

キャンピングカーを買ってきたと告げられた時、私はビックリして開いた口がふさがらなかった。何の相談もなく車やバイクを契約してくることは初めてではなかったけれど、流石に怒りで頭から湯気が出ていたと思う、たぶん。クラクラして倒れそうになった。なぜ、そのような無駄なものを。
私は物欲はまるでないのです。お金を使いたいのは旅などの体験や、仕事に必要な知識を得るための勉強代。50代後半からは子供らに迷惑をかけたくないので物を増やさずに、少しずつ処分していかなきゃと考えていた矢先です。
子供たちが自立してからは、働いたお金は老後の資金に回そうとしているのに、自営業の夫は、自分が稼いだお金は自由に使って当然だろうと考えている人なのだ。
欲望に抗うことができない夫
大型バイクを購入した時には、二人乗りでツーリングに行きたいと言った。私はあんな無防備な乗り物に乗る勇気などない。振り落とされたら終わりじゃん。一度、埼玉北部の秩父方面へのツーリングに付き合ってみました。確かに風を切る爽快感は感じたけれど、それ以上に恐怖が勝ってしまって心から楽しむことは出来なかった。それっきりお誘いがあってもバイクでのお出かけはお断りしていた。
若い頃に乗り回していたらしい夫の遺伝子からか、バイク好きな息子達。みんなでツーリングへ行く話も、いつしか立ち消えとなり、そのバイクもほぼ乗らないままエンジンがかからなくなり放置されている。死んだら売って葬式代にしてくれ、と言われています。ホンダCT-X1300の価値が上がることを祈る!
キャンピングカー購入の意味
夫が言うには、キャンピングカーを購入した理由のひとつに、レンタルしたら収入になる!キャンピングカーは値崩れしないから投資なのだ‼︎と。こんな古いトラックなのに??訳が分からん言い訳。
そういう考え方もあるのか、と怒りを引っ込めた。納得したようなしないような…。でもまあ、キャンピングカーがあれば、宿泊代を気にせず旅が出来るから気軽にどこでも行けて楽しいかもしれないね。なんだか、うまいこと丸め込まれたような気がするが、買っちまった物は仕方ないから楽しむしかあるまい。
二人の時間を楽しもうというお気持ちだけは、ありがたく頂戴しました。

駐車場の一角でRVパークと呼ばれている所が多い
初めてのキャンピングカーの旅は、静岡県の伊豆方面へ出かけてみました。子供達が小さい頃に行ったことがある宇久須キャンプ場。真夏の海辺のキャンプは遮るものが何もないので、あの当時でも死にそうになったから、現在の猛暑では焼け死んでしまうかも。
そんな場合でもキャンピングカーはクーラーが効きますので安心です。RVパークと呼ばれる駐車場の一角の電源サイトに停め、別に確保したキャンプサイトへ移動して、静かな初夏のキャンプを満喫。時間と共に空の色が変わって行くのをビールを飲みながらただ眺める。楽しい!

海辺で食事



そして、初めての長距離キャンピングカーの旅第一弾、愛媛の旅を決行することに決めました。以前から行きたいと言っていた、夫の師匠のお墓参りへ。予期せねトラブルに見舞われた愛媛旅は、次回に続きます。
