cygnifiant1号刊行のお知らせ
お待たせしましたが、まもなく、cygnifiant1号が刊行になります。

榎本櫻湖さんが亡くなったのが2024年1月、9月16日のお別れ会に合わせてcygnifiant0号を刊行してからも1年半ほどたちましたが、今年が三回忌ということで、1号を刊行する運びとなりました。
発売は、5月4日(月)文学フリマ東京42、archaeopteryx/しまい編集室(【い-25〜26 南3-4ホール】)の予定です。ぜひお近くの方はお立ち寄りください。
https://bunfree.net/event/tokyo42/
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朝吹さんの「何処へ」は、朝吹さんが榎本さんの生前に、山下陽子さんと詩画集をつくろうという「約束」をされていて、それがきっかけとなって書き下ろされた連作です。
Ⅱが「文學界」1月号に、Ⅲが「現代詩手帖」2月号に、Ⅳが慶應義塾大学の学生さんによる「詩集 Terminal」に発表されました。今回、「cygnifiant」1号に掲載される作品がⅠとなり、これで連作完結となります。山下陽子さんが素晴らしい作品をお寄せくださいました。
詩は、松下育男さん、久谷雉さんの作品が再録、散文は、福島亮さん、長濵よし野さん以外が再録となっています。
松下育男さんの「火山」は2006年、詩誌「生き事」創刊号に発表され、大きな反響のあった作品です。その後の現代詩文庫『松下育男詩集』、『コーヒーに砂糖は入れない』にも収録されずにきた作品で、現在、アクセスがひじょうに困難な作品であることもあり、ここで一度、再録させていただくことにいたしました。
小笠原鳥類さん、高塚謙太郎さん、カニエ・ナハさんの文章が、それぞれ「文學界」「図書新聞」「三田文學」に発表された榎本さんの『Hanakoganei Counterpoint』にかかわる書評、エッセイで、今回、再録させていただいております。
文フリの後は、七月堂さんにて販売予定です。ご予約、ご注文は七月堂さんのほうにお願いします。
https://shichigatsud.buyshop.jp/
関連して、5月29日から、4月1日に東中野にあたらしくオープンした詩をはじめる本屋、蒼枯さんで、カニエ・ナハさんの展示を開催します。
6月5日(金)は、榎本さんの三回忌、cyignifiant1号の刊行、カニエさんの西脇順三郎賞、小林さんの詩歌文学館賞受賞記念といろいろを兼ねてのトークイベントの予定です(満席になりました)。
archaeopteryx編集部
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カニエ・ナハworks 2010-2026「協奏と間奏」
2026.5.29(金)-6.14(日)
6.5(金)19:00- カニエ・ナハ+小林坩堝+佐野裕哉
蒼枯 164-0003中野区東中野1-56-5ホシノビル2階
https://www.soukobooks.com/
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2010年のデビュー以来、私家版の手づくり詩集にこだわって制作をつづけているカニエ・ナハさん。文学フリマではつねに人だかりができ、早い時間に完売してしまうことも。これまで自身の詩集18冊だけでなく、他の詩人の詩集も数多くつくってきたカニエさんの現時点での仕事の一部を概観できる展示を開催します。
6月5日(金)には、榎本さんの三回忌、「cygnifiant」1号の刊行、カニエ・ナハ詩集『逗子』の第4回西脇順三郎賞、小林坩堝詩集『落下の夢――vergissmeinnicht』の第41回詩歌文学館賞受賞を記念して、トークイベントを行います。
昨年刊行された、『カニエ・ナハ詩集』(青土社)と『落下の夢』(思潮社)2冊の装幀を担当されたデザイナーの佐野裕哉さんにも参加していただいて、これまで小林坩堝詩集『風船』、榎本櫻湖詩集『沸騰した水がお湯と呼ばれるまでにかかった時間』『キタミ』をはじめ、私家版詩集をつくりつづけてきたカニエさんと、いま「現代詩手帖」の装幀を担当されていて、詩集や句集の装幀も数多く手がける佐野さんが考える「詩とデザイン」についておうかがいいたします。
中野を愛し、書物を愛した榎本櫻湖さんが生前に立ち上げたプライベート・レーベルarchaeopteryxから4月28日刊行の「cygnifiant」1号も販売します。
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榎本櫻湖(えのもと・さくらこ)
1987年4月28日生、享年36。2011年度、第49回現代詩手帖賞受賞によりデビュー(発表号は、2011年5月号「特集・東日本大震災と向き合うために」)。第1詩集『増殖する眼球にまたがって』(思潮社、2012年)のほか、『空腹時にアスピリンを飲んではいけない』(七月堂、2014年)、『Röntgen、それは沈める植木鉢』(思潮社、2017年)、『Lontano』(七月堂、2018年)など4冊の詩集がある。
