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ドイツサッカー少年記 小学3年【その9】「練習試合」

5)小学3年 U10【その9】
「練習試合第1戦 」

屋外でのトレーニングはほぼゼロの状態でしたが、2月末にとりあえず親善試合が行われました。
この週末から公式戦が再開されるため、一度は屋外での試合を経験しておきたいところです。Kreisligaの中で、最後にサッカー場が開放されたのが我がクラブだったため、屋外練習を積むことができませんでしたが、いきなり公式戦本番よりも、1度でも屋外での試合を経験できればそれにこしたことはありません。

対戦相手は一つ上のカテゴリーのU11チーム。そのため体格差がありフィジカルではやや劣勢です。それでも試合経験を積むため、平日の夕方に試合が設定されました。
Auswärtsspiel(アウェイ戦)のため、私は車で選手5人を相手チームのサッカー場まで送り、帰宅時の軽食も用意しました。車内では遠足のようにみんな陽気です。
この試合では、要となる選手二人を除き全員が出場。親善試合は20分×3回の7人制。我がチームのキーパーが遅れて到着することが分かっていたため、まず次男がキーパーを務めます。キーパー不在時は、次男かもう一人の守備選手が交代で務めることになっています。

試合開始。サイドのFW以外はポジションを入れ替えながら進められました。最初の1回戦目は屋内試合に慣れていたせいか、選手たちはやや隅に固まりがちでした。2回戦目から徐々にコート全体を使えるようになり、相手の大きな体格にも負けず、ドリブルやパスもつながり、結果は5対3で勝利しました。

この試合では、冬から加入したFW選手が初めて守備を担当したり、2軍から参加したFW選手も守備についたりと、各選手の適性を見極める試合にもなりました。次男は初戦はキーパーでしたが、キーパー交代後はいつもの左サイド守備に戻り、守備以外にもロングボールやパスなどでも安定したプレイをしました。自陣から中央付近までドリブルで運び、縦パスからFWが得点に結びつける場面もありました。

2回戦目には夕方で暗くなり、ライトの下でのプレイとなりました。寒さの中、交替選手たちは少し震えながらもプレイを続けました。
こうして屋外での初戦はU11に勝利で終わり、シーズン戦で出てくる課題をどう解決していくかを楽しみにしつつ、選手たちは屋外でサッカーを楽しめたことに大きな喜びを感じながら帰路につきました。

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