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ドイツで育つ子供たちと音楽

1)長男幼少期【その3】
「音楽学校スタート」

長男が通い始めた音楽学校「Kreis Musikschule」ですが、最終的にここに決めた理由は、以前お世話になった音楽教師の勧めがあったこともありますが、正直なところ、市立ということで料金がプライベートの個人宅でのレッスンや私立の音楽学校と比べてお得だった、という理由もあります。

レッスンは週に1回、30分の個人レッスンです。もちろん通学は必要ですが、家からは車で10分ほどの距離だったため、特に問題はありませんでした。申し込みを済ませるとすぐに連絡をいただき、長男がちょうど5歳のころにレッスンを始めることができました。もちろん、最初はお試し期間からのスタートです。

当時、この音楽学校にはピアノ教師が3人おり、そのうちの一人の女性の先生が長男の担当となりました。結局、この先生が引退されるまでの約8年間、ずっと指導していただくことになります。長男にはとても合っていたのだと思います。
まずは長男のために1冊の教本を購入し、その本に載っている曲から習い始めました。本当に子供向けの、ピアノ初心者のための練習本です。この本は、その後、次男、三男がピアノを始めた際にも使うことになり、我が家にとってはとても思い出深い一冊となりました。カラフルで絵もたくさん描かれており、その絵を表現するような曲の楽譜が載っています。子供がピアノを始めるには、ちょうどよい練習本だったと思います。

私は毎週長男を音楽学校へ連れて行っていましたが、レッスン室には入らず、いつも外の駐車場で待っていたため、実際にどのようなレッスンを受けていたのかはよく分かりませんでした。音楽学校の校舎の隣で、次男や三男と一緒に遊びながら待っていたことをよく覚えています。校舎の窓からはさまざまな楽器の音色が聞こえてきて、それはそれはそれはとても心地よい時間でもありました。

さて、長男の練習についてですが、彼は毎回、習ったことを家でよく練習していました。一つの曲をだいたい1~2か月ほどかけて練習し、その後、指のトレーニング用と思われる教本が少しずつ追加されていきました。途中で飽きて練習をしなくなることもあり、そうなると曲が仕上がるまでにさらに時間がかかることもありましたが、それでも「やめる」と言うことはなく、結局なんだかんだで10年続けています。

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